2.非現実的なことを信じている
妄想癖のある人は、非現実的なことを信じているのも特徴です。
非現実的なこととは霊的なものや二次元のもののことですが、実は妄想癖の人がする妄想こそ、非現実的なものだったりします。
妄想と似た言葉に空想がありますが、空想とは現実に基づいた想像なのだそうです。
一方で妄想は、現実との見境がありません。
だから、妄想癖のある人は非現実的なことも現実だと受け入れてしまいやすいのでしょう。
霊的なものや2次元に魅力を感じている
霊的なものや二次元に魅力を感じている人は、現実との境がわからなくなりがちです。
非現実的なものを信じやすいというのも、一種の現実逃避です。
現実社会に納得いかないこと、上手くいかないことが多く、それを受け入れられないから霊的な存在や二次元に救いを求めるのです。
非現実的なものも結局は、人の妄想の産物です。
妄想癖の人にとって都合のいい世界が作り上げられているので、妄想癖の人がハマりやすいだけのことです。
占いや非現実的なものには魅力もありますが、その世界にハマりすぎないように注意しましょう。
自分は常に、現実の世界に身を置き客観的な視点を持っていることが大切です。
3.他人とは違う考えをもっている
妄想癖のある人には、他人とは違う考えをもっている人も多いようです。
他人とは違う考えや価値観を持っている人は、現実世界で受け入れてもらいにくいんですよね。
同じ価値観を持っている人に出会えないので、人と分かり合う経験も少なくなりがちです。
分かり合える人がいなければ、妄想で自分の欲求を満たそうとするのも当然のことかもしれません。
分かってもらえないから自分の世界を作るしかなく、自分の世界を作ってしまうから余計に周囲の人と距離ができてしまうのです。
現実とは、多数派の考えや価値観のもとに作られることも多いですよね。
そのため、自分なりの世界観が強い人は、世間に認められにくい環境。
ただ、妄想が現実と違うことは確かで、想像の域を出ないものは、やはり現実とは違うのです。
自分なりの世界観が強い
自分なりの世界観を持つことは、悪いことではありません。
でも人は、自分の世界観の中だけでは生きていけません。
リアルな現実と、自分の世界観。
それぞれを理解し、フラットな感覚を失わないようにすることが大切で、自分の世界だけで妄想を繰り広げるのは妄想癖としか言いようがないのです。
他人とは違う考えを持っている人は、どうしても「わかってもらえない」と思いがちです。
そう思ってしまうのは、マイワールドにいるからでもあります。
フラットな感覚というのは、他人の考えは他人の考えで認め、自分の考えも自分の考えとして認めるということです。
どちらか一方に偏るのは妄想の賜物で、常に客観的な視点を持つことが重要なのです。
4.毎日が辛い
毎日が辛いというのも、妄想癖の原因のひとつです。
毎日の辛い現実から逃げたくて、妄想をしてしまうのです。
辛い、苦しいという感覚は、人の心を疲弊させます。
心が不健康になっている状態なので、その状態を長く続けていくことは出来ません。
しかし現実では、そう簡単に辛い状況から逃れることが出来ませんよね。
このように過度なストレス状態が続いていくと、その逆の妄想をしてストレスから逃れようとします。
たとえば、彼に振られた現実を受け入れられなくて、彼と今でもラブラブに過ごしている妄想をすることなどが現実逃避にあたります。