信頼できる人ができたら、あなたの妄想を話してみてください。
現実なのか妄想なのか分からなくなっている事柄を、信頼できる人にジャッジしてもらうのです。
物事は、他人のほうが客観的視点を持ちやすいものです。
家族や友人には素の自分を見せるようにし、信頼できる人の言葉には耳を傾けるようにします。
そうすることで、客観的事実を把握しやすくなりますよ。
素の自分を受け入れてくれる人と関わる
妄想癖がある人の根本的心理には、現実逃避があります。
そして逃げたい現実には、たいてい人が関わっています。
だからこそ人と距離を置くようになりがちで、妄想の世界に入り込みやすいのですが、それは一部の人間だけだということを知らなければなりません。
人から逃げたいのではなくて、きっと一部の人から逃げたいのです。
素の自分を受け入れてくれる人と関われば、人が怖くないことも分かります。
客観的事実を把握するとは、そういうことです。
3.成功体験をする
妄想癖を治す方法3つ目は、『成功体験をする』ことです。
妄想癖のある人は、現実世界での成功体験が少ない傾向にあります。
現実で嫌なことがあると妄想に逃避してしまうので、現実と向き合った経験も少ないのです。
妄想では自分の思い通りに現実を作り上げられるので、妄想世界のほうが楽。
だから、妄想にハマってしまうのでしょう。
しかし、本当に現実世界では上手くいかないのでしょうか?
本当は、試したこともないから分からないのでは?
現実世界で達成する喜びを感じる
「自分は何をやってもダメ」だという思い込みをする人がいますが、何をやってもダメかは、やってみないと分かりません。
自分を過小評価してダメだと決めつけてしまうのは、何より自分が自分を信じてあげていない証拠です。
人から信じてもらえなくて、人に評価されなくて…。
そんなことがきっかけで被害妄想や微小妄想をする人は多いですが、本当は、自分が一番自分を信じてあげていなかったりします。
自分が信じてあげられない自分を、誰かに信じてもらうのは難しい話です。
まずは自分を信じることです。
そして現実世界で、何かを成し遂げてみましょう。
そこで味わう達成感や喜びは、妄想世界で感じる楽しさよりも数倍癖になりますよ!
自分に自信もでて、現実が怖くない場所であることも知ることができるでしょう。
上手くいくこともあることを知る
もちろん、現実はそう甘くはありません。
やってみて失敗することもあります。
でも、「何をやってもダメ」ということは絶対にありません!
上手くいくこともあることを知れば、現実世界もそう悪くはないと思えるはず。
妄想癖を治したいなら、成功体験をして現実世界での喜びを知ることです。
4.自分を知る
妄想癖を治す方法4つ目は、『自分を知る』ことです。
妄想癖を治す何よりの薬は、自分に妄想癖があることを自覚することです。
妄想が現実だと思い込んでしまうのが妄想癖なので、妄想だと自覚できなければ治そうとも思えませんよね。