社会人になると、人前で何かとスピーチをする機会が増えます。
大勢を前に企画のプレゼンをしたり、営業先の複数人を前に企業の説明を行ったり、職場によっては学生や子どもを前にスピーチすることもあるでしょう。
人前で話すことに不慣れな人ほど、不特定多数を前にしたスピーチは苦手だったり、極端に緊張してしまったりします。
けれどもせっかくの舞台ですので、できるだけ聞き手には分かりやすくスピーチをしたいと思いますよね。
そこで今回は、スピーチの上手い人が実践しているコツや、心に響くスピーチとは何なのかについてご紹介します!
スピーチが苦手な人は参考にして、スピーチ上手を目指しましょう!
スピーチが上手い人って憧れますよね!
スピーチが上手い人には、誰もが憧れるでしょう。
壇上に立ち、大勢の人の前で物怖じせずに堂々とスピーチをする姿は、聴く人の関心を集めます。
また、はっきりと聴き取りやすく、自信の感じられる話し方は聴き手に説得力を与えますので、例えその内容に曖昧な部分があったとしても、話し手の迫力でそれすらも補うことが出来ます。
人は堂々とスピーチをする人に意識を向けますし、また自信をもって話す人の言葉を積極的に信じようとします。
そのため重要なスピーチの時にこそ、個人のスピーチ力が試されるでしょう。
あなたがもしも会社に勤めているのなら、恐らく同じ部署内で最低一人はこのような「スピーチ上手」がいるはずです。
ただその人の技術に憧れるだけでなく、自らも同じような「スピーチ上手」を目指せば、これまでよりも周りからの評価が上がるかもしれませんよ。
スピーチが上手い人がやっている9個のコツ
スピーチが上手い人には2種類います。
1つは天性のスピーチの才能を持っている人、もう1つは努力してスピーチが上手くなった人です。
天性のスピーチの才能がある人は、何もしなくても自分がどうしゃべれば聴き手の心を掴むのかを本能的に理解しています。
だから「こうすれば聴く人は興味を持ってくれる」ということを無意識のうちにやっています。
そして実際にそのスピーチは聴き手の関心を集めます。
一方で努力してスピーチ上手になった人は、スピーチの際の話し方から声の大きさ、アイコンタクト、ボディランゲージに至るまで、すべて意識して行っています。
スピーチの前には予行練習を欠かしませんし、話している最中にも「このスピーチで大丈夫だろうか」と常に意識しています。
また、スピーチを終えた後には必ず反省をします。
天性のスピーチの才能がある人はそう多くはありませんので、多くのスピーチ上手は努力と経験を重ねて今のレベルに至っています。
では、どんなことをすれば自分もスピーチ上手になれるのでしょうか?
スピーチが上手い人がやっているコツを以下にご紹介していきます!
1.数をこなす
スピーチが上手くなるためには、数をこなすのが一番です。
これはスピーチの腕を上げるためには必須の方法ですし、多くのスピーチ上手の人が通ってきた道でもあります。
スピーチに限った話ではなく、何でも場数を踏めば経験を積めます。
人は経験を積むことによって度胸をつけたり、コツを掴んだりすることができます。
その結果会話の技術やスピーチの腕が上がりますので、数をこなすことでスピーチもどんどん上達させることが出来るでしょう。
また、よく「練習通りに本番をやれば上手くいくはず」という意見を聞きますよね。
確かにたくさん練習を積めば、それを本番でも出せれば上手くいくはずです。
そして練習はいくらでもできますが、一方の本番はいつでもチャンスが巡ってくるというわけではありません。
学校や仕事でプレゼンをする機会というのは、そう毎日のようにあるわけではないでしょう。
そのため、練習はたくさんできてもスピーチの数をこなそうと思ったら、ある程度の限度や限界があります。
いわばチャンスは常に少ない状況ですので、その少ない状況でいかに自分がチャンスを掴んで数をこなすかも重要なポイントです。
スピーチの数をこなしている人は、必要に駆られて行っていることもありますが、「上手くなりたい」という明確な意思を持って行っている人は、日頃から少しでもスピーチのチャンスがあれば自らそれに立候補しています。