自分の人生の内で、どうしても踏ん切りがつかないことってありますよね。
家族との確執や、喧嘩別れになってしまった友達との関係、別れた恋人の存在など、自分の中で踏ん切りがつけられないことは誰にでもあります。
踏ん切りがつけられないことがあると、いつまで経っても心の中のモヤモヤを解消することができずに、心地よく毎日を過ごせなくなってしまいます。
また、踏ん切りがつけられないことが増えるほど、ストレスや思い悩むことも多くなってしまうでしょう。
そんな踏ん切りがつかない原因と、踏ん切りをつけるためにはどうすればいいのかの具体的な方法をご紹介します!
踏ん切りのつかない人が多い?
世の中には、踏ん切りのつかないことがたくさんあります。
人間関係だったり、仕事だったり、人によってさまざまなことが原因で踏ん切りがつかないことがあるでしょう。
自分の中で踏ん切りがつけられないと、いつまでも心がモヤモヤとして嫌な気分になってしまいます。
また、一つのことに集中するタイプの人では、踏ん切りがつけられない内は何をしていてもそればかりが気になってしまって仕方がないでしょう。
踏ん切りがつかないことがあると、自分ばかりが悩んでいると思ってしまいがちですが、実は周りの人たちも同じように悩んでいることがあります。
悩みが表に出ていないだけであって、ひょっとしたらあなたのすぐ近くにいる人も、今まさに何かが原因で踏ん切りがつけられずに、モヤモヤとしているのかもしれません。
踏ん切りとは?
踏ん切りとは、「思い切って決心すること」や「決断」という意味です。
踏ん切りの「踏ん」は元々、「踏む」の連用形の「踏み」が変化したものであり、「踏み切り」という言葉でした。
これが行為を強調する言い方になり、「踏ん切り」と使われるようになりました。
同じように強調する使われ方としては、「ふん縛る」や「ふん捕まえる」などがあり、どれも荒々しい意味として使われることが多いです。
そのため「踏ん切り」も、一般的な決心や決断よりも、勢いや思い切りがあるイメージが強いです。
思い切って決心をすること
踏ん切りとは、思い切って決心をすることです。
例えばどうしても欲しいものがあり、それが給料の何ヶ月分もするような高価なものの場合、購入するのは思い悩むことでしょう。
けれども大金を払うだけの価値があると思えるのなら、思い切って決心をして購入します。
このような決心を、「欲しいものを買うために踏ん切りをつける」と表現することがあります。
また、恋人との関係に長いこと悩んでいた人が、いい加減ダラダラと付き合い続けるのは良くないと思い切って決心をし、関係を終わらせることがあります。
このような場合にも「別れの踏ん切りをつける」と表現します。
踏ん切りは、自分の気持ちに思い切って決心をつけることです。
その思い切りはちょっとやそっとの軽い気持ちでは決心できるものではありませんので、踏ん切りをつけるためにはいくらか思い悩む期間があることでしょう。
決断
決断は、意志をハッキリと決定することです。
物事をグレーゾーンで曖昧にしておくのではなく、白か黒かを明確に決めます。
元々白黒ハッキリつけるタイプの人では、物事に踏ん切りをつけることにもそこまで思い悩むことはないでしょう。
けれども優柔不断な人や、白黒ハッキリさせることを苦手にしている人は、白か黒かの決断をすることに抵抗があります。
そのためなかなか踏ん切りをつけることもできずに、長ければ何年も思い悩んでしまうこともあるでしょう。
物事に決断を下すのは、簡単に思えて実際には難しいものです。
2つある内のどちらかを選べば、残ったどちらかを捨てなければなりません。
1つを選んで1つを完全に捨てるという選択は、それを決断しなければならない人にとっては難しいことでしょう。
踏ん切りをつけたいのにできない人は多くいる
踏ん切りをつけたいのにできない人、もしくは踏ん切りをつけなければならないのにつけられない人は大勢います。
物事は何もかも白か黒かで割り切ってしまうと、都合が悪くなってしまうこともあります。