例えば清掃作業ですね。
どこの職場でも朝一に掃除を行います。
これは自分の職場内を綺麗にする事によって作業効率を上げ、その日を爽快な気持ちで仕事に取り組む気分にさせるのに一翼買っているのです。
また、お店の場合においては、掃除は命です。
誰が汚いお店に買い物に行きたいでしょうか?お客さんの心理を考えれば、お店というところは常に掃除を徹底させて綺麗に美しくさせておく事が求められます。
ただ、こういった作業は面倒な時もあります。
清掃作業なんて毎日やらなくてもいいじゃないか、と思う方もいるでしょう。
そこに自発的に動くか動かないか、の差が現れてくるのですよね。
例え嫌な事でも自らの意志で率先して動く。
これが積極性のある方だと私は思いますよ。
2.失敗を恐れない
自発的な人の特徴の2つ目は「失敗を恐れない」です。
失敗を恐れていては、何事も行えません。
最初から萎縮してしまって自分の持っているパフォーマンスを最大限に発揮することは出来ないでしょう。
反対に失敗を恐れることなくドンドン、行動に打って出られる人は、なるほど確かに失敗を犯して一旦は損失を被る場合もあるかもしれません。
しかし、そのおかげで成功する確率もより高まり結果的には大きな果実を手にすることが出来るでしょう。
失敗というものは確かに人の積極性や自発性に歯止めをかけやすい要因です。
失敗したら取り返しのつかない損失と迷惑を組織にかけてしまう。
それならば安全パイな仕事だけやっていた方がましだ、という発想はどんな人にもあるものです。
しかし、組織にとって欲しいのは今後の事業展開を切り開いてくれる新しい「何か」です。
その「何か」を掴むためには少々の出血は覚悟してもいいはずです。
1度や2度の失敗で自分はダメ人間だ、という烙印を自ら押すようでは真の勇気も生まれないでしょう。
失敗を恐れずに前を向いて進める気構え。
組織はそのような人物の出現を待っているのですよ。
3.強気
自発的な人の特徴の3つ目は「強気」です。
仕事にしてもスポーツにしても、気が弱いようでは何事も成就しません。
多少の失敗を恐れないくらいの「気の強さ」というものがない事には成功への確立がグンと下がってしまうのです。
例えばプロ野球の監督です。
気が弱い人が全うできる仕事でしょうか?とてもそうだとは言えませんよね。
監督という仕事、勝負の世界の真っ只中にいる仕事です。
頭の中で考えている通りに運ばないのが勝負の世界です。
戦略・戦術・駆け引き・作戦と、ありとあらゆる権謀術数を使って勝ちに行かなければなりません。
強気の采配がない事にはとても職務を全うできない仕事、と言えるでしょう。
このように、世の中の多くのことが強気を求められる仕事であるといえます。
弱気の虫では何をやっても中途半端な結果に終わってしまうでしょう。
成功するためには「強気」一辺倒でもいいくらいの勢いが必要なものなのです。
だから自発的な人の多くは気が「強い」と言えるのでしょう。
いちいち周りの言う事を気にして弱気になっていたら、確かに成功するものも出来なくなってしまうでしょう。