みなさんは人生を謳歌していますか?
人生を謳歌している人って毎日がすごく楽しそうで、見ていて羨ましくなってしまいますよね。
「自分も人生を謳歌したい!」と考えている人は多いはず!
そこで今回は、「謳歌」とはどういう意味なのか、“人生を謳歌している人の14個の特徴”と“人生を謳歌する事のメリット”、使い方・例文などをご紹介します。
謳歌とはどういう意味?
謳歌には「①声を合わせて歌うこと。また、その歌。」、「② 声をそろえて褒めたたえること。」、「③恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。」という3つの意味があります。
どれも基本的にはポジティブな意味になります。
「青春を謳歌する」とか「人生を謳歌する」という使われ方をする事から、“謳歌=楽しんでいる・満喫する様子を表現する言葉”と捉えている人も多いかもしれませんね。
声を合わせて歌うこと
謳歌には「声を揃えて歌う」という意味もあります。
「“多くの人から”褒め称えられる」とか「“声を揃えて”褒め称える」は、この「“声を揃えて”歌う」から派生した意味だと考えられているそうです。
「謳歌」は訓読みにすると、「謳」は「謳われる(うたわれる)」、「歌」も「歌う(うたう)」といった様に、どちらも「うたう」という意味になります。
つまり、「うたう」という意味を持つ文字を重ねて表現しており、「謳歌」のもともとの意味は「声を揃えて歌う」であると考えられているのです。
しかし、現代においてその様な意味で使われる事は少ないですね。
声を揃えて褒め称える
現代において使われる事は少ないかもしれませんが、謳歌には「多くの人から褒め称えられる」とか「声を揃えて褒め称える」という意味もあります。
近代文学作家として有名な夏目漱石の『分野(のわき)』という作品には、「多くの人から褒め称えられる」とか「声を揃えて褒め称える」という意味で「謳歌」が使われた一節があり、それが次の文になります。
『世は名門を謳歌する、世は富豪を謳歌する』(意味:世間というものは、名門を褒め称え、富豪を褒め称える)
「声を揃えて褒め称える」という意味だと知らないと、この一節も全く違った解釈をしてしまいそうですね。
幸せを大いに喜ぶこと
謳歌には「幸せを大いに楽しみ、喜び合うこと」という意味もあり、別の言い方をすると、「自分の幸せな境遇を他人にはばからず言動に表すこと」となります。
現代で使われる事が多いのはこの意味でしょう。
ちなみに、この意味での「謳歌」は、状況や期間といった抽象的・概念的な事柄と一緒に使われます。
例)
状況→「一時の“平和”を謳歌する」「“自由”を謳歌する」
期間→「“青春”を謳歌する」「“人生”を謳歌する」
謳歌の語源
「謳歌」は「謳(オウ)」「歌(カ)」で、読みはどちらも音読みの熟語ですが、この事からも推測出来る様に「謳歌」は中国語が語源です。
中国語として使われる「謳歌」の意味は、日本語のそれと同じなのだそうです。
人生を謳歌している人の13個の特徴
それではいよいよ、人生を謳歌している人の特徴についてお話ししていきたいと思います。
その前に、人生を謳歌するコツをお伝えします。
そのコツとは、…深く考えない事!
「楽しそう!」「面白そう!」と思ったら、あまり考えずに挑戦してみるのです。
そこで考え過ぎてしまうと、「楽しくなかったら時間を無駄にする事になる」とか「失敗したらどうしよう…」というネガティブな考えが邪魔をして、結局何も楽しめない可能性があります。
やってみた結果、楽しくなくても、失敗したとしても、それは次に活かす事が出来るでしょう。
人はそうやって人生経験を増やし、成長していくのです。
特に物事を損得で考えてしまう人は、たまには自分の気持ちに素直になってみましょう。