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はっきり断る人がやっている8個のテ...(続き2)

断りづらいからといってそのままにしない

「断り辛い…」といった理由で、人からの頼みや誘いの返事をうやむやにして結局きちんと返答しなかったり、その場ではとりあえず引き受け当日になってドタキャンしたり「やっぱり無理です…」と断るのは一番ダメなやり方です。

病気や事故といった、どうしようもない事情があるなら仕方がないですが、基本的に当日のお断りはマナー違反になります。

特に上の場合は、最初から「無理」「出来ない」という意志がある訳ですから、下手に時間を置かずに断った方が相手にも余計な期待を持たせずに済むでしょう。

とは言っても、「人からの頼みや誘いを断り辛い…」と思っている人は少なくないと思います。

そんな断るのが苦手な人に共通しているのが、断る=相手の気持ちを否定する事・悪い事というマイナスイメージです。

ですが、断るのは相手を否定する事ではありませんし、ましてや悪い事でもありません!

一見、「ダメ」よりは「いいよ」と答えた方が好印象な感じがするでしょう。

しかし、そうやって相手の言いなりになって振り回されてしまえば、周囲からは「嫌な事を断る事も出来ないの?」とか「出来ない事を引き受けてどうするの…?」などと、逆に悪い印象を持たれてしまう可能性もあるのです。

断る事にマイナスイメージを持っている人は、「相手の期待を裏切ってしまう…」と考えるのではなく、「自分にはその期待に応えられるだけの力はない」と、断る事は謙遜の意思表示だと考えてみてはいかがでしょうか?

「断る事で嫌われたくない」とか「評価が下がるのが嫌だ」と思っている人も、頼まれ事やお誘いをされている時点で既に好印象を持たれていたり高く評価されているとも言えるので、上手く断ればそう簡単に嫌われたり評価が下がる事もないと思います。

上手く断るには断る勇気を持つ事と、断る事をもっとラクに捉える意識を持つ事が重要なのかもしれませんね。

断るのがうまい人がやってる8個のテクニック

依頼や誘いを断る際に相手に余計な不快感を与えずに納得させるには、やはりこちらの“断り方”が重要になります。

ちょっとした工夫で相手の受け取り方やこちらへの印象もガラリと変わるはずです。

という訳で、ここからはいよいよ“断るのが上手い人がやってる8個のテクニック”をご紹介していきます!
これで余計なトラブルを恐れずに、スマートにお断りが出来る様になるはずですよ。

1.言葉をはっきり伝える


上手く断るには、相手のプライドを傷付けたり不快にさせない言葉選びも大事ですが、それをハッキリ伝える事も大切です。

申し訳ない気持ちから言葉を濁したくなる気持ちも分かりますが、仮に「…えっと、その、…ごめんなさい(小声)」といった伝え方をしてしまうと、人によっては「もっとハッキリ喋ってよ!」と無駄にイライラさせてしまう恐れもあります。

「断らなくちゃ!」と思った時は言葉を選びつつ、こちらの意思が相手にちゃんと伝わる様、言葉をハッキリ伝えましょう。

歯切れよく

断る時は歯切れ良くハキハキとした態度で伝えた方が、相手もしつこくしたり無理強いをして来ません。

「断ってしまって申し訳ないな…」という多少の罪悪感はあるでしょうが、上でも話した通り、断る事は決して悪い事ではないのです!

変にゴニョゴニョと喋るのは印象もあまり良くないと思いますし、狡い人が相手だと「もう少し頼み込んだらOKが貰えるかも!」とこちらの罪悪感につけ込んでくる可能性もあるので、罪悪感をあからさまに態度に出すのはオススメしません。

こういう時に毅然とした態度で振る舞える人は、周囲からの評価も上がるものです。

曖昧にしない

よく「ハッキリ言葉にしなくても分かって欲しい…」とか「ストレートに断るのは気が引ける…」といった理由で、断る時に返事を曖昧にする人がいると思います。

例えば、人から誘われて「その日はちょっと…」と言葉を濁したり、「行けるような…行けないような…」とどっちつかずな返答をしたり。

人から頼まれ事をされた時も「…うーん、出来ない事はないけど…」と意味深な発言をしたり、返事をむやむやにする為に「考えておきます」とその場凌ぎをしたり。

それが相手への気遣いを意識した対応だったとしても、上の様に曖昧にしてしまうのは、自分にとっても相手にとっても一番良くない事なのです!

今度は上の例で相手を自分に置き換えて考えてみて下さい。

自分が誘った時に、相手から「その日はちょっと…」と気まずそうに言葉を濁されたら、「もしかして誘って欲しくなかったのかも…?」と不安になったり、「それじゃぁ、他の日なら大丈夫って事かな?」と考えるのではないでしょうか?

もしそれで「それじゃぁ、来週か再来週は?」と提案して、「それもちょっと…。

」と歯切れ悪く断られたら、「…結局、無理って事か」とこちらも微妙な気分になってしまいますよね。

また、「行けるような…行けないような…」と返答された時も、思わず「どっちだよ!」「ハッキリして!」と突っ込みたくなると思います。

もし「行けるって事かな?」と前向きに捉えて色々と準備したのに、当日にドタキャンでもされたら、「最初からハッキリ断ってくれたら…」と思うのでは?

自分が頼み事をした時、「…うーん、出来ない事はないけど…」と意味深な発言をされたら、「それって何か条件でもつければ、引き受けてくれるって事…?」と相手の意思がイマイチ汲み取れなかったり、「何か面倒な事になる?」と身構えてしまう事もあるかもしれません。

また、内心では断る気満々なのに「前向きに考えておきます…」なんて言われれば、こちらは「きっと良い返事が貰えるだろう!」と安心するでしょう。

しかし、その後は相手から一向に返事がなく、いざ「あの件だけど…」と切り出してみると、案の定「すみません…」と断られてしまうのです。