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はっきり断る人がやっている8個のテ...(続き3)

こちらはそこでようやく「その場しのぎだったのか…」と裏切られた気分になってしまう訳ですね。

断る時に曖昧にすると相手に誤解や余計な期待を与えたり、自分の評価を下げる事にも繋がりかねません。

だから相手を気遣うなら尚更、ハッキリ断るべきなのです。

2.謝罪の言葉を付け加える

上で、「断る事は悪い事ではない」とか「罪悪感をあからさまに態度に出してしまうと、狡い人がその罪悪感につけ込んでくる可能性がある」という話もしましたが、断る以上は謝罪の言葉を付け加えるのがマナーと言えるでしょう。

実際、謝罪の言葉もなしに「ダメです」「無理です」という断り方では感じが悪いですよね?

それに、申し訳ない気持ちを適度に表情や言葉で伝えた方が、相手も「それじゃあ、仕方がない…」と納得してくれるはずです。

不快感を与えない

お誘いや頼み事をして相手に断られる時に、「すみませんが…」「大変申し訳ありませんが…」といった謝罪の言葉が相手の口から出てきたら、大抵の人はそれで納得して諦めるしかないと思います。

もしそこで、「OKしてくれたって良いじゃん!」「ノリ悪〜…」などと、文句や非難めいた発言をすれば、周囲からは完全に悪者扱いされてしまいますからね。

そして、ここが一番のポイントなのですが、素直に謝られると断られても不思議と不快な感じがしないものなのです!

少し申し訳なさそうに「ごめんなさい…」と一言付け加えるだけで、「いいよ、いいよ〜。

こちらこそ、いきなり頼んでごめんね?」とか「気にしないで、別の人を誘ってみるから!」という展開になると思います。

イライラさせない

謝罪の言葉には相手のイライラを軽減させる効果もあります。

依頼や誘いの内容やその人の性格にもよりますが、依頼や誘いを断られる事で何となく自分を否定された様な気分になって、多少モヤモヤしてしまう人もいるのです。

特に怒りっぽい人や神経質な人は、気になりやすいかもしれません。

しかし、断る際に謝罪の言葉を付け加えれば、相手も「この人は自分の依頼or誘いを断るのに罪悪感を抱いている」とか「こちらの気持ちを故意に否定している訳ではない」と気付く事が出来ます。

断る際に重要なのは、早い段階で謝罪の言葉を述べるという事。

返答の第一声、あるいは早めの段階で「ごめんなさい」「すみません」という言葉が出てくれば、返事は「NO」だと相手も察しがつきます。

先に謝ってしまえばイライラする隙も与えずに済むはずです。

その後の関係性に影響を与えない

しっかりと謝罪の言葉を述べれば例え相手の頼みや誘いを断ったとしても、その後の関係に響く事はないでしょう。

ただ、ちゃんと謝ったからと言って、友達からの遊びの誘いを毎回の様に断っていれば、「ノリ悪いな」「誘っても無駄かも…」と思われてしまうでしょうし、常識的に考えて受けなければならない依頼や誘いまで断るのはダメですよね?

もちろん断らなければならない事情がある場合は仕方ありませんが、単に「やりたくない」とか「面倒」といった理由で、謝れば何でもかんでも断って良いという訳ではないのです。

そんなの当たり前の事なのでみなさんも分かっているとは思いますが、謝罪の言葉は決して万能ではなく、状況によっては例え謝ったとしても相手からの印象が悪くなってしまう可能性があるという事は覚えておいて下さいね。

不安を煽る様な事を言ってしまいましたが、素直に謝る人に悪印象を抱く様な狭過ぎる心の持ち主は少ないでしょう。

謝罪の言葉を付ければ相手もちゃんと分かってくれるはずなので、そこまで心配しなくても大丈夫ですよ。

3.理由を素直に

「ごめんなさい。

その日はダメなの」と断った時、「そっか、それなら仕方ないね」と相手が引き下がるパターンもありますが、「え~!どうしてダメなの?」とか「何か用事でもあるの?」と理由を求められるケースもあるでしょう。

特にその相手との関係を維持したい場合は、そこら辺のケアもしっかりしておいた方が無難です。

つまり、断る理由を素直に伝えた方が良いという話ですね。

ただし、「理由を素直に伝える」と言っても、その理由が「暇だけど気分が乗らないから」とか「あなたと遊んでもつまらなそうだから」といった相手を傷付ける様な内容なら、「その日は忙しい」とか「先約がある」といった別の理由に変え相手に配慮する必要もあります。

具体的な内容を伝える

人の頼みや誘いを断る時の理由は、具体的な方が信憑性があり、相手も納得しやすいです。

ただし、長ったらしく理由を述べてしまうと、相手をイライラさせる原因になりかねないので、具体的かつ簡潔に話しましょう。

一般的によく使われる断る時の理由としては、以下のものが挙げられると思います。

・スケジュール的な理由「仕事で忙しい」「先約がある」
・体調的な理由「病気になってしまった」「ケガをしてしまった」
・家族関係「実家に帰る」「身内に不幸があった」