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早合点とは?意味や使い方、早合点し...(続き4)

このため、自己中心的に考えるため、物事を広く客観的に観ることができません。

人の話を聞くときも、話の内容の一部のみを聞いて、全体を理解したつもりになるのです。

話をする立場の人にとっては、話の一部しか聞いてもらえないことに不信感を抱きます。

人生経験の浅い人は、周りの人の気持ちに心配りをすることができません。

一方、人生経験の豊富な人は、物事を多面的に観ることができる広い心をもっていますので、周りの人の話にも真摯に耳を傾けることが出来ます。

ですから、早合点して分かったつもりになる軽率な言動をすることはありません。

独りよがり

独りよがりな人は、他の人の考えに耳を傾けることをせずに、自分の考えを押し通す言動をします。

独りよがりは、「独り善がり」と書くことがあるように、自分と他の人とを優劣の差で見ようとする偏った考えを指します。

早合点する人は、自分を中心に物事を判断します。

ですから、他の人が話す言葉には真剣に耳を傾けることをせずに、話の途中で分かったフリをして、独りよがりな振る舞いをします。

『持ちつ持たれつ』のコトバが示す通り、人はお互いに助けたり助けられたりすることで、人間関係が成り立つ面があります。

しかし、独りよがりな言動をする人は、自己中心的な振る舞いをするため、周りの人から信頼されることはありません。

自分の考え方は常に正しいと信じている

早合点な人は、自分中心に物事を考える独りよがりな傾向があるため、自分の考え方は常に正しいと思い込んでいます。

ですから、自分自身の考えを、冷静に第三者の目で振り返り、確かめることをしません。

謙虚さをもたない早合点な人は、自分の考えは常に正しいと信じているのです。

一方、独りよがりとは縁のない謙虚な人は、自分の考えに思い過ごしや勘違いは無いかと、客観的な視点に立ち、自分の考えを振り返ることができます。

自分自身の考えを謙虚に振り返ることのできる人は、周りの人から信頼されることがあり、快い人間関係を築くことができます。

思い込みが激しい

独りよがりな早合点な人は、自分の考えは常に正しいと思い込んでいます。

自分の考えの思い込みが激しい面があるため、他の人の話しに最後まで耳を傾けることをしません。

このため、話の一部を聞いただけで分かったつもりになるのです。

早合点な人は、自分の持つ先入観による思い込みが激しいため、物事のもつ一面だけを見て、分かったつもりになり、決めつけてしまいます。

狭い視点で物事を捉えて判断するため、的外れの判断をすることが多々あります。

一方、自分の考えは正しいという思い込みの激しさがない人は、広い視点に立ち、物事のもつ様々な面を観て理解することができますので、的外れにならずに的確に物事を判断することができます。

失敗から学ばない

長い人生の中で経験する様々な出来事には、乗り越えることが出来るケースもありますし、乗り越えることが出来ないケースもあります。

成功や失敗は誰もが経験することです。

自分の人生を大切に考えることの出来る人は、失敗した時の経験を教訓として学びのチャンスとして活かすことが出来ます。

しかし、自分の人生を大切にせずに、早合点を繰り返して安易な惰性的な日々を送っている人は、経験の積み重ねにも無関心です。

このため、目の前に直面した物事を乗り越えることが出来ずに失敗したとき、教訓として捉えて、失敗から学ぶことをしません。

同じ過ちを繰り返しがち

人生の中で経験する様々な出来事には、乗り越えることが出来るケースと、乗り越えることが出来ないケースがあります。

しかも、長い人生の中では、同じ出来事に直面することもあります。

早合点を繰り返して物事の本質を理解できない人は、適切な対処が出来ずに、同じ過ちを繰り返しがちになります。

一方、自分の人生を大切に考えている人は、人生の中で乗り越えることが出来ない状況に直面しても、教訓として記憶に留めることを心掛けます。

人生の中で経験した出来事を教訓として記憶に留めることの出来る人は、同じ過ちを繰り返すことはありません。

KYである

早合点をする人は、自分の考えを押し通すことで頭の中がイッパイになっているため、気持ちに余裕を持てない日々を送っています。