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「仕事を辞めたいから結婚したい!」...(続き5)

今はよくても将来のことを考えたら、余裕がない家庭の方が多いことでしょう。

結婚当初はお互いのことしか考えないこともよくありますので、将来の家計を考える場合にも、夫婦2人分でしか考えないことが多いです。

そのため、「夫婦2人での生活なら、この程度の収入で大丈夫」だと判断してしまい、会社を辞めて家庭に入ってしまう女性もいるでしょう。

しかしいざ子どもができると状況は一変しますので、その時になって後悔しないためにも、会社を辞める前から子どもも含めた生活費についてしっかりと確認をしましょう。

夫が働けない、または離婚したときに生活していけるのか

専業主婦になると、収入が一切なくなってしまいますので、万一夫が働けなくなったり、離婚して収入がなくなったりした時には、非常に困ってしまいます。

元々貯金がある人であれば、夫が何かしらの事情で働けない間には、自分の貯金を切り崩して生活費にあてることもできるでしょう。

また、離婚していっさいの収入源がなくなってしまった時にも、貯金があれば再就職先を見つけるまでの間は、貯金を崩して生活をすることが可能です。

しかし、もし自分に何も貯えがないのなら、万一夫が失業したり、離婚したりした時には一気に貧困に陥ってしまい、右往左往することになります。

実家を頼れる環境にあるのならまだ何とかなりますが、実家に頼れない時には大変なことになってしまいますので、会社を辞める前に万一のこともしっかりと確認する必要があります。

寿退社で円満に退職するために気を付けることとは?

仕事を辞めるために結婚することを決め、いざ寿退社をすることになった時には、きちんと職場へ感謝の気持ちをもってマナー良く挨拶をしましょう。

そうすることで、会社の人たちから祝福の言葉を受けながら、円満に退職することができます。

寿退社するからと言って、会社に対して適当な態度を取ったり、残りの仕事を雑にやったりすると、退社の際の印象が悪くなってしまい、会社の人たちからは祝福してもらうことができなくなってしまいます。

円満に寿退社をするためにも、気を付けておきたいことについて以下にご紹介しておきます。

SNSで先に報告しない

最近はSNSを利用する人が多く、誰でも手軽に自分の近況を不特定多数に対して報告することができます。

結婚が決まれば嬉しくなって、SNSで早速それを報告しようという気持ちになるでしょうが、その衝動のままに先にSNSで結婚報告や寿退社の旨を告げるのは控えましょう。

SNSで先に伝えてしまうと、きちんと会社で挨拶をする前に職場の人に知られてしまう可能性があるため、自分の印象が悪くなってしまうかもしれません。

また、同僚から冷やかされているのを上司が知ったら、「自分は何も知らされていないぞ」と不快に感じるかもしれません。

その上で寿退社の旨を上司に告げても、上司からは良い反応は返ってこないでしょうから、SNSで報告するのは、きちんと会社へ寿退社をすることを伝えてからにしましょう。

引き継ぎをしっかりとする

会社を辞めることが決まったら、後任者へきちんと引き継ぎをしなければなりません。

「もう辞めるからいいや」と仕事を適当にやって、引き継ぎをきちんと行わないと、いざ辞めた後で会社が非常に困ってしまいます。

誰にでもできる仕事内容だとしても、その人の仕事のやり方は、その人にしか分かりません。

そのため、その人の仕事のやり方がどんなものかを知っておかなければ、次の人がスムーズに仕事を行うことができませんので、後任者への引き継ぎは必ず必要になります。

後任者がきちんと仕事ができるように、会社を辞めるまでの間に引き継ぎをしっかりとやっておきましょう。

寿退社を周りに自慢しない

幸せ自慢は誰でもしたくなるものです。

しかしそれを会社でやってしまうと、同僚や上司からは嫌がられてしまうことが多いです。

とくに女性の場合、自分の結婚が決まった途端に、他の独身女性に対して上から目線でアドバイスをしたり、自慢したりすることが時々ありますので、無自覚でも幸せ自慢をすると、同性からの批判を一気に浴びてしまうことになります。

祝福の言葉をかけられたら「ありがとう」と短くお礼を返し、また質問された時にのみちょっとした自慢話をします。

それ以外で、自分からベラベラと自慢することのないように気をつけましょう。

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自分のライフスタイルに合わせてしっかり考えることが大切!

仕事を辞めて専業主婦になることで、さまざまなメリットやデメリットがあります。

それらは自分がどのように考えて、行動した結果専業主婦になったかで、大きく変わってくるでしょう。

自分でも納得がいくまできちんと考えてから、仕事を辞めて結婚した女性は、結婚してからデメリットを味わったとしても、それをデメリットと受け止めることなく、前向きに生活していけるかもしれません。