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弥生顔の10個の特徴と縄文顔との見...(続き2)

これも極寒の北方アジアに住んでいた時の名残で、眉毛などにも霜がつきやすくそこから凍傷を起こす事を避けるために弥生人が環境に適応した結果だとされています。

4、歯が大きい

弥生人は縄文人に比べると歯の一本一本が大きく、縄文人は上下の歯がまるで毛抜きのようにピッタリと一致します。

一方弥生人は上の歯の方が大きく下の歯にやや被さるように生えているのも特徴です。

これは、弥生人が縄文人に比べて頬骨が突出している事も原因とされており、下顎より上顎が大きく発達しているからとも言えますね。

5、耳たぶが小さい

弥生人は耳たぶが小さく、これも環境に適応した結果だという説があります。

末端である耳たぶは凍傷になりやすいためにそれを防ごうと環境に適応して耳たぶが小さくなったと言われていますね。

また人種によって耳垢の性質に違いがある事も有名です。

縄文人は耳垢がネットリとした湿性で、弥生人はカサカサとした乾性の耳垢であった事も2つの人種の大きな特徴の違いと言えます。

ちなみに欧米人は殆どは縄文人と同じ湿性の耳垢で、その割合は白人で90%以上、黒人で95%以上なんだとか。

6、さっぱり系の顔


弥生人と言えばさっぱりとした平坦な顔立ちも特徴的です。

現代的に言えば塩顔という表現が最も分かり易いかもしれません。

目も細く、唇も薄い事から顔の特徴が薄い事は仕方ないとも言えますね。

私達は人の顔を認識する際に、大半の場合が目元を見て印象を作るものと言われています。

その為彫りもあまりなく、平坦な顔立ちで目も細い人の事をサッパリ顔だと認識しやすいと言えます。

現代ではそんな顔立ちを中性的であるという風に捉える人も少なくないようです。

7、鼻は細く、低い

弥生人の鼻は鼻筋や小鼻も幅が狭く細く、そして高さが低いものです。

これも耳たぶや目、唇と同じく環境に適した結果であると言えます。

鼻が高いとその部分の体温はそれだけ低くなり凍傷になってしまう事を避けた結果、鼻筋が短く低く進化していったと言えますね。

8、身長が高い


弥生人は縄文人と比べると身長が高く、平均的に見ると縄文人男性の平均推定身長が158cmに比べ弥生人男性の平均推定身長は164cmだったと言われています。

ちなみに、女性も縄文人女性の平均推定身長が148cmに比べ、弥生人女性の平均推定身長は150cmとやや弥生人女性の方が高身長であったと言えますね。

9、唇が薄い

弥生人はそのルーツである北方アジアの環境に適応してきた為に唇が薄いのも特徴的ですね。

唇は口内の粘膜の一部である為、あまり大きく露出していると直ぐに凍傷を起こしてしまいます。

零下50度の環境に適応する為に弥生人は唇が薄く小さい形に進化しているのです。

10、髭が薄い・少ない

本来身体を保護する目的で皮膚表面を覆って覆っている毛髪ですが、弥生人にとってはあまり有益ではなかったようです。

毛に霜がつく事から体温を奪われてしまう事もあり北方アジアに適応して進化した弥生人は体毛が薄いのが特徴です。

眉が薄い事も前項で紹介しましたが、同じ理由で髭などもあまり生えにくく薄く少ない体質であるようです。

縄文顔との見分けるポイント!

弥生人と縄文人では、その容姿に大きな違いがあるので現代においても自分のルーツが弥生人と現代人のどちらであるのか見極めるのは意外と簡単なものです。

弥生顔と縄文顔を見分けるポイントは以下のようになります。

1、輪郭の形

まず、最も分かりやすいのが輪郭の形の違いです。

縄文顔は角ばって横広がりな輪郭に対して弥生顔は丸顔だったり楕円だったりと縦長い印象があります。

どちらかと言えば小顔に見えるのは縄文顔なのかもしれません。