弥生顔」って聞いた事がありますか?

日本人はその祖先を紐解いていくと「弥生顔」と「縄文顔」に分かれると言われています。

自分の顔はどっちのルーツを持っているのか?

そのルーツの特徴は?

知ってみると意外と面白い、日本人の顔立ち「弥生顔」についてご紹介します。

弥生顔、縄文顔ってどんな顔?

大昔、日本は大陸から切り離された際に縄文人が住み、その後弥生人が大陸から渡ってきて2種類の人種がそこに住まうようになったと言われています。

DNAを紐解いていくと全ての日本人は、「弥生人のDNAを持つ人」「縄文人のDNAを持つ人」「弥生人と縄文人も混合のDNAを持つ人」の3パターンに分かれるそうです。

そのため日本人の顔立ちは弥生顔、縄文顔、混血の顔の3種類に分類できると言えます。

純粋な弥生人や縄文人はレア?

この二つの原人は、一つの「日本人」として暮らしてきた為に現在では純粋な弥生人や縄文人はとても少ないと言われています。

ある調査によると、現在では純粋な弥生人が20%、純粋な縄文人が5%、弥生人と縄文人の混血が75%とも言われています。

純粋な縄文人はアイヌ人と琉球人に多い

弥生人が日本大陸に渡って増えていく中で、縄文人は追立てられる形で数を減らしていったり弥生人との交配によって純粋な縄文人の数は減っていきました。

その中でも、沖縄や北海道は弥生人の進出が少なかったとされている為、純粋な縄文人は琉球人とアイヌ人に多く残っていたとされています。

ルーツに顔立ちの違いがある

弥生人は、そもそも北方アジアにいた民族で縄文人は南方アジアにいた民族であると言われています。

特に弥生人は北方アジアで零下50度の環境に適応してきた事もありその顔立ちにも様々な意味があるようです。

極寒の中で生きて行く上で、唇は粘膜の一部である為凍傷を起こしやすい事から薄く細くなっているし、顔の凹凸がしっかりあると凸部分がまず凍傷になるために弥生人は平面的な顔立ちをしています。

逆に、凍傷などの心配の無い南方アジアに住んでいた縄文人は凹凸のしっかりした立体的な顔立ちをしているのも特徴の一つと言えますね。

交配していてもどちらかの要素が消える事はない

長い年月をかけて日本人が増えていく中で、弥生人と縄文人が交配し純粋な弥生人も純粋な縄文人もその数を減らしています。

その為「弥生人と縄文人のどちらの要素が強いか?」という程度でしか自分のルーツを知る事はできません。

しかしDNAの中に記憶されている弥生人の遺伝子情報と縄文人の遺伝子情報は消える事なく残り続けます。

「弥生人の要素が多いから絶対に弥生人」という訳ではありませんが、そのルーツを知るヒントにはなるかもしれませんね。

▼【関連記事】縄文顔?弥生顔?あなたはどっち?こちらをチェック!
縄文顔?弥生顔?芸能人からみる特徴。あなたはどっち? →

弥生顔の10個の特徴

日本人は混合の人でも弥生人の特徴を持つ人の方が多いと言われています。

そんな弥生顔の特徴は以下のようになります。

鏡を見ながら自分の顔立ちをチェックしてみて下さいね。

1、切れ長の目に一重

弥生人の最も大きな特徴が、切れ長の目に一重である事です。

これも北方アジアの極寒の中で暮らしていた弥生人が寒さから目を守る為に適応した結果だとされていますね。

また、二重や奥二重でも切れ長の目をしている人は混合で弥生人の要素が強いのかもしれません。

2、輪郭は丸い

弥生人の輪郭は丸顔や楕円形など丸みを帯びているのも特徴的です。

あまりエラが張る事なく世界的に見ても幼く見えがちな輪郭とも言えますね。

どちらかと言えば縦幅のある輪郭である為パッと見た印象としては顔が大きく見えがちなのかもしれません。

3、細い眉

弥生人は眉が細いという特徴を持っています。

これも極寒の北方アジアに住んでいた時の名残で、眉毛などにも霜がつきやすくそこから凍傷を起こす事を避けるために弥生人が環境に適応した結果だとされています。

4、歯が大きい

弥生人は縄文人に比べると歯の一本一本が大きく、縄文人は上下の歯がまるで毛抜きのようにピッタリと一致します。

一方弥生人は上の歯の方が大きく下の歯にやや被さるように生えているのも特徴です。

これは、弥生人が縄文人に比べて頬骨が突出している事も原因とされており、下顎より上顎が大きく発達しているからとも言えますね。

5、耳たぶが小さい

弥生人は耳たぶが小さく、これも環境に適応した結果だという説があります。

末端である耳たぶは凍傷になりやすいためにそれを防ごうと環境に適応して耳たぶが小さくなったと言われていますね。

また人種によって耳垢の性質に違いがある事も有名です。

縄文人は耳垢がネットリとした湿性で、弥生人はカサカサとした乾性の耳垢であった事も2つの人種の大きな特徴の違いと言えます。

ちなみに欧米人は殆どは縄文人と同じ湿性の耳垢で、その割合は白人で90%以上、黒人で95%以上なんだとか。

6、さっぱり系の顔


弥生人と言えばさっぱりとした平坦な顔立ちも特徴的です。

現代的に言えば塩顔という表現が最も分かり易いかもしれません。

目も細く、唇も薄い事から顔の特徴が薄い事は仕方ないとも言えますね。

私達は人の顔を認識する際に、大半の場合が目元を見て印象を作るものと言われています。

その為彫りもあまりなく、平坦な顔立ちで目も細い人の事をサッパリ顔だと認識しやすいと言えます。

現代ではそんな顔立ちを中性的であるという風に捉える人も少なくないようです。

7、鼻は細く、低い

弥生人の鼻は鼻筋や小鼻も幅が狭く細く、そして高さが低いものです。

これも耳たぶや目、唇と同じく環境に適した結果であると言えます。

鼻が高いとその部分の体温はそれだけ低くなり凍傷になってしまう事を避けた結果、鼻筋が短く低く進化していったと言えますね。

8、身長が高い


弥生人は縄文人と比べると身長が高く、平均的に見ると縄文人男性の平均推定身長が158cmに比べ弥生人男性の平均推定身長は164cmだったと言われています。

ちなみに、女性も縄文人女性の平均推定身長が148cmに比べ、弥生人女性の平均推定身長は150cmとやや弥生人女性の方が高身長であったと言えますね。

9、唇が薄い

弥生人はそのルーツである北方アジアの環境に適応してきた為に唇が薄いのも特徴的ですね。

唇は口内の粘膜の一部である為、あまり大きく露出していると直ぐに凍傷を起こしてしまいます。

零下50度の環境に適応する為に弥生人は唇が薄く小さい形に進化しているのです。

10、髭が薄い・少ない

本来身体を保護する目的で皮膚表面を覆って覆っている毛髪ですが、弥生人にとってはあまり有益ではなかったようです。

毛に霜がつく事から体温を奪われてしまう事もあり北方アジアに適応して進化した弥生人は体毛が薄いのが特徴です。

眉が薄い事も前項で紹介しましたが、同じ理由で髭などもあまり生えにくく薄く少ない体質であるようです。

縄文顔との見分けるポイント!

弥生人と縄文人では、その容姿に大きな違いがあるので現代においても自分のルーツが弥生人と現代人のどちらであるのか見極めるのは意外と簡単なものです。

弥生顔と縄文顔を見分けるポイントは以下のようになります。

1、輪郭の形

まず、最も分かりやすいのが輪郭の形の違いです。

縄文顔は角ばって横広がりな輪郭に対して弥生顔は丸顔だったり楕円だったりと縦長い印象があります。

どちらかと言えば小顔に見えるのは縄文顔なのかもしれません。

2、目の大きさ(一重か二重かなど)

目元においても縄文顔と弥生顔では全く違う特徴があります。

縄文顔は二重である事が多くパッチリとした印象の目元になりやすい事に対して、弥生顔は一重で切れ長な目元である特徴があります。

特に弥生顔は瞼が厚く重い印象を強く感じやすい目元だと言えますね。

3、眉の太さ

眉の太さに関しては、縄文顔はしっかりとした太い眉が特徴です。

中には両眉が繋がっている場合も珍しくありません。

それに対して弥生顔は細い眉が特徴です。

現代では、男性も眉を整えるし女性は特にメイクもするので眉で他人の顔を判断するのは難しいかもしれませんね。

4、鼻の高さ

縄文顔は鼻が大きく、顔の彫りも深いため鼻筋がしっかりと浮き出て小鼻も大きく膨らでいる事が特徴です。

それに対して弥生顔は平たんで鼻も低く幅も狭い小さな鼻をしている為、縄文顔や弥生顔か見分ける際に鼻を見ると大変分かりやすいと言えるでしょう。

5、耳たぶの大きさ

弥生顔と縄文顔の違いは耳にも出ています。

弥生顔の人は耳たぶが小さい事に対して、縄文顔の人は耳たぶが大きい事も特徴の一つですね。

更に細かい所でいうと弥生人は耳垢がカサカサと乾燥しがちである事に対して、縄文人はねっとりと湿った耳垢であるのも違いの1つです。

自分自身のルーツがど弥生人と縄文人のどちらになるのか調べる際には、耳垢もその指標の1つになります。

6、彫の深さ

彫の深さでいうと、縄文顔の方が圧倒的に顔の彫りが深い事が特徴です。

特に沖縄、九州、それからアイヌの民族などはあまり弥生人が日本上陸してきた際にもその侵出を受けなかった為現在でも海外の血が入っているのかと勘違いしてしまう位彫りの深い人が多いですね。

過去、西洋人が日本人の存在を知った際あまりにも特徴が似ている縄文人も同族だと勘違いして親近感を抱いた人もいたそうです。

弥生人はのっぺりと平坦な顔立ちが多いので、掘りの深さで見るとその違いは一目瞭然ですね。

7、唇の厚さ

縄文顔の人は唇が厚く大きいのも特徴の一つです。

ぷっくりとした肉厚の唇をしている縄文顔に対して、弥生顔は薄く小さい唇をしているのも見分ける上で分かり易いポイントと言えます。

これは弥生人のルーツに関係している違いとも言えますね。

8、蒙古襞の有無

蒙古襞とは眼球と目頭の上を覆う上瞼のひだの事を言います。

この蒙古襞が縄文人には無く、弥生人にはあると言われています。

西洋人も蒙古襞を持たず、蒙古襞は一重とセットで寒冷地に適応した故の器官とされています。

ただし、蒙古襞は加齢と共に小さくなったりなくなったりしてしまうものなので年配の方は蒙古襞で縄文顔や弥生顔かを判断するのは難しいかもしれません。

顔以外でも見分けるポイントを紹介

実は、顔以外にも縄文人と弥生人を見分けるポイントは多々あります。

これらの違いはそれぞれのDNAに刻まれた本能の違いと言っても良いかもしれませんね。

顔以外でもこんなポイントで縄文人と弥生人を見分ける事ができるのです。

1、体型

縄文人は割と大柄ながらほっそりとした体形の場合が多く手足も細く長い事が特徴です。

それに対して弥生人はずんぐりむっくりとした体形で手足も太く短いのが特徴と言えます。

2、髭や体毛の濃さ

髪や体毛の濃さに関しては、縄文人の方が圧倒的に髭や体毛が多いと言えます。

弥生人は体毛が少なく髭に関しては少なかったり殆ど生えていない事も少なくありません。

眉なども縄文人は太くしっかりとした眉なのに対して、弥生人は細い眉なのが特徴なので体毛はとても見分けやすいポイントと言えますね。

3、頭の形は?

縄文人の頭の形は前後に長い長頭と言われる形です。

これは西洋人の特徴にも似ている部分で、後頭部の出っ張りがしっかりと丸みを帯びている形です。

それに対して弥生人は短頭で頭の高さも短く前から見た時に特に丸みを帯びて見えやすい形であると言えます。

4、性格

実はこの2つの人種には性格にも違いがあります。

縄文人は大らかで穏やか、大人数での行動よりも少数精鋭での行動を好み比較的場当たり的な考え方や行動を起こしやすいと言われています。

それに対して弥生人は性格がキツく事細かで計画的で慎重派であると言われています。

狩猟をメインとした縄文人と違い弥生人は農耕をメインに生活していた事から、一度失敗をしてしまうと次の収穫が全く無くなってしまいます。

そんな面から失敗に対して厳しいのも弥生人であると言われていますね。

秩序を重んじて団体での行動を得意とするのも弥生人の特徴です。

5、身長の高さ

身長は弥生人の方が高かったそうです。

縄文人と比べると平均的に約5cm程、弥生人の方が背が高ったようですね。

現代でも沖縄や九州の人は大柄ながらも低身長の方が少なくないのは縄文人の名残が強いのかもしれません。

ただし身長が高くでも手足が太く短かったので弥生人はスタイルが良かったかと聞かれれば答えはNOと言えますね。

6、アルコールの好き嫌い

アルコールを分解するADHという成分は人類なら皆が持っているのですが、アルコールを無毒化するALDHという成分は持っている人や持っていない人、また持っていても働きが弱い人などが居ます。

縄文人はこの、ALDHを多く持っているためにお酒を好みお酒に強いという特徴があり、弥生人はALDHを殆ど持っていない場合が多いと言われています。

縄文人の多い沖縄県民や九州の人に酒豪が多いのも納得ですね。

7、髪型

これは現代で縄文人と弥生人を比べるポイントにはなりませんが、縄文人と弥生人は髪型にも違いがあったようです。

縄文人は紐で髪をお団子にまとめたような髪型を好んでいたとされ様々なアレンジをきかせた結髪を楽しんでいたそうです。

あまり権力の差などが無かった縄文人は皆が平等に好きなファッションを楽しんでいたようですね。

それに対して弥生人が髪を二つに分けて耳元でまとめた「みづら(美豆良)」と呼ばれる髪型をしている男性が大半だったようです。

弥生人は上下関係を確立させていたので、権力によって髪型や装飾の違いも大きくあったようですね。