そして才能に関わる事で他者と比較して劣等感を覚え人生に失望する。
気持ちが悪い方に向いている時に他者との比較を始めると、大抵心がすさみ自分など生きている値打もない、などという罪悪感のようなものに苛まれる傾向があるようです。
情けない話しですがこれが人間が持っている「性」のようなものなのでしょう。
過去に比較をされたので比較をしてしまうようになった
あと、過去に誰かに比較の対象にされてしまったので、いつしか自分も誰かと無意識に比較をするようになってしまった、というケースもあるでしょう。
全くもって余計な事をやってしまったものですね。
そもそも比較してみたところで何も始まりません。
逆に心が卑しい方向に行くだけです。
自分は自分、他人は他人、という発想が何故できないのか?という結論に至るだけなのです。
世の中、自分よりも劣った人もいるでしょうが果たしてそれで悦に浸ったところで何の得があるのでしょうか?
それよりももっと上や周りをみていくことです。
自分よりも優れたと事を持つ人間はこの世に五万といるはず。
その優れた部分を素直に認め褒め称え、一緒になって活動していく方がよっぽど人間らしい生き方なのです。
どちらにしても比較をして自身の値打ちに判定を下しているうちは「お主、まだまだ青いのう」というレベルでしょう。
比較する必要もないくらい目いっぱい、自分のやりたい事をやっていった方がよほど健全な生活が送れますよ。
2.ネガティブ思考
才能がないと思うことが多い理由とその心理についての2つ目は「ネガティブ思考」です。
ネガティブ思考とは、どんな事でも悪い方悪い方に取ってしまう考え方です。
そしてその副産物として表れるの「悪口」や「批判」「嘘をつく」「けなす」「文句」などのマイナス表現です。
こういった発想や考え方に陥ってしまったら、確かに「自分に才能がないから」、と言い訳のように言ってしまうでしょう。
典型的な「自分の無能ぶり」をネガティブ思考のせいにしているだけなのに気づいていない、という事例なのです。
才能ある人と自分の差に落胆する
ネガティブ思考に陥ると、考え方や発想に明るい部分は全く見られなくなります。
反対に負の感情がどんどん芽生え、自分自身をとことんまでどん底に追い込んでいきます。
先ほどの「比較」はこの時に猛威を振るいます。
才能ある人と自分を比較してとことんまで落ち込み、そして落胆します。
「どうして自分はこんなに無能なんだ、きっと生んだ親が悪いに決まっている」といった具合です。
全くもってお門違いなのですがね。
自分にはできないと思い込んでいる
結局、ネガティブ思考の人は自分がこれ以上、傷つくのを恐れているだけ、とも言えるでしょう。
「もうこれ以上はいくら頑張っても自分ではできない」と勝手に思い込んでいるだけなのです。
そう、これも結局、言い訳なのですよね。
結果はどうあれ行動して、やってみることをやってみれば方向性はまた違った局面が出てくる可能性もあるのです。
それをやりもしないで口先ばっかりな事を言う。
これでは自身の才能に気付く前に全てを無駄にしてしまう人生歩んでいる、と言われても仕方がないでしょうね。
3.チャレンジ精神がない
才能がないと思うことが多い理由とその心理についての3つ目は「チャレンジ精神がない」です。
チャレンジ、つまり「挑戦」。
人間は未知なる分野にチャレンジする事によって、それまでの自身の技術・能力に新たな部分を加えることができます。
それによって1プラス1が2ではなく3にも4にも、時には10にまで大きく飛躍できる可能性を秘めた生き物なのです。