数多くの経験を積むことによって蓄積された情報やデータはあなたを裏切りません。
そしてそれらが本人も知らないうちに隠されていた「才能」を目覚めさせる効果もあるのです。
つまり何かを始めることによって自身の才能を初めて知る事が出来るわけです。
それは本人にも気付かなかった意外な「特技」となり得るものばかりなのです。
誰でも最初ははじめて
人間、誰でも何かにチャレンジするときは初めての経験です。
なので失敗して当たり前なのです。
その失敗の中から何かがあなたの心の中に芽生えるのです。
それは「興味」「関心」といったものかもわかりませんし「絶望」「敗北感」といったネガティブ思考的なものかも分かりません。
いずれにしてもチャレンジして実行してみないことには始まりません。
そういった事をやりもしないで「自分には才能がない」などと言う御仁は恐らく一生、頭打ちの人生を送るかもしれません。
とにかく、思い立ったら行動しましょう。
結果はどうでもいいのです。
自分にとって損になる事は何もありませんからね。
逆に何もやらない事の方がよっぽど「損」ですからね。
4.挫折を経験したから
才能がないと思うことが多い理由とその心理についての4つ目は「挫折を経験したから」です。
「挫折」とはそれまでの自信や心の拠り所を元にした「生き甲斐」と呼べるものを、何かの要因によってへし折られ、心身ともに極度の敗北感に苛まれた状態、と言えるでしょう。
事業に失敗して会社を倒産させてしまった。
大事な試合で自分がエラーをしてチームを負けさせてしまった。
ほんのわずかな油断で1点足りず希望大学の受験に押してしまった、などなど。
あなたを挫折の道に陥れる現象はこの世にわんさかとあるのです。
どうせできないと諦めてしまう
人間、ひとたび「挫折」を味わってしまうと「やる気」というかモチベーションが全く上がらなくなってしまいます。
そして何もやる気が怒らなくなる「虚無」という心理状態に落ち込んでしまいます。
人と会うのを恐れるようになり世間から身を隠すような生活を選んでしまうでしょう。
このように「挫折」とは「どうせ何をやってもダメだ、出来ない」という「諦め」の気持ちが心を支配してしまうところに恐ろしさがあるのです。
そしてこの気持ちはやすやすと他者からの助言やアドバイスなどを素直に受け入れる余裕も奪い去ってしまいます。
完全なる「廃墟」の如く人間を作ってしまうのです。
こんな思いを味わうのも、自分に才能がないから、といった逃げの気持ちが大勢を占めているわけなのです。
ただ、「挫折」はあなたを一回りも二回りも大きくしてくれるものでもあるのです。
よって時間の経過と共に気持ちに余裕が生まれてきたなら、この経験はきっとあなたの再生エネルギーとして役立ってくれる事でしょう。
5.すぐに結果を出そうとしてしまう

才能がないと思うことが多い理由とその心理についての5つ目は「すぐに結果を出そうとしてしまう」です。
仕事にしても学業にしても、ちょっと練習したり勉強したぐらいで即効性で効果が出たり結果が出たりするような事は世の中全般を見渡しても「ない」と言っていいでしょう。
だから本来、あなたは何も焦る必要はないのです。
じっくり腰を据えて目の前の取り組む事に集中すればよいのです。
よってすぐに結果を出そうとしてしまう考えを持つ人というのは自己愛が強く、他人から褒められたりする事に幼い頃から慣れていて、世の中が自分中心で回っている錯覚に捉われてしまっている人なのかも分かりません。
要するに世間知らず、経験不足、という事になるのです。
