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他人の目を気にしてしまう7個の心理...(続き4)

大抵それらの思い込みは誤解ですが、視線を気にするあまり挙動不審になってしまい、本当に変な噂を立てられてしまうこともあるでしょう。

相手に流されやすい

自分なりに意見を持っていても、誰かが自分とは違う意見を出したら、すぐにそれに流されてしまうことがあります。

例えば自分はしっかりとした根拠があって、その上で黒だと思っていても、誰かが根拠もなく白だと言えば、「そうかもしれない・・」と思って考えを変えてしまうことがあるでしょう。

当人にとっては、自分の意見の正しさよりも、相手の意見の方が正しく思えてしまうことが多いです。

また、相手に意見が流されてしまった結果、それが間違いだったとしても、それで相手を責めることもできないでしょう。

自分1人だけであれば正しい答えを導き出すことができても、誰か1人でもその場にいると、途端に自分の意見が頼りなく思えてしまい、相手任せにして流されてしまうことが多いです。

自分の意見がない

自分の意見がない人は、いつでも他人の意見や行動に合わせる傾向があります。

自分だけであれば冷静に考えて行動することができても、誰かが同じ場所にいれば、相手の意見や行動にすべて合わせようとして、自分の意見をなくしてしまいます。

例えそれで相手から「鬱陶しい」「自分で考えて意見を出せ」と言われても、一応は考えるものの、やはり相手が意見を言い出すまでは待ったり、相手の意見に賛同したりして、ますます相手に鬱陶しがられてしまうことになるでしょう。

自分の意見をなくすことで相手に賛同して、それで相手といい関係を築こうとする人もいますが、大抵はそれが逆効果になってしまっていることも多いです。

しかしそれが分かっていても、自分の意見を堂々と出すことはできないでしょう。

臆病

臆病な性格をしている人は、常に周りの顔色をうかがったり、他人の目を気にしてしまったりします。

動物的な本能で考えれば、臆病な人ほど危機管理能力が高いため、生きるための術を身に付けていると言えるでしょう。

しかし、現代社会で生活する人間としては、臆病過ぎると逆に周りに気を遣い過ぎて、自分が生き辛くなってしまうでしょう。

常に他人の視線や評価を気にして、おどおどとしていると、周りからはますます浮いてしまったり、嫌われてしまったりします。

すぐに意見を求めてくる

他人の目を気にする人は、常に他人からいい評価を得ようと必死になります。

そして何かあれば、自分の意見を出すことなく、すぐに相手に意見を求めてきます。

意見を求められる方にしてみれば、「まずは自分で意見を考えろ」と言いたくなりますが、当人からすれば「自分で意見を出したとしても、どのみち相手に合わせるのだから意味はないだろう」と思えてしまい、自分の意見を考えてもそれを堂々と口に出すことはできないでしょう。

すぐに相手に意見を求め、自分もよく考えないままでそれに賛同しますので、相手からすれば胡散臭く思えてしまうこともあります。

相手の気持ちを確認してくる

意見を出し合ったり、何かを決めたりする上で、相手の気持ちを確認するのは大切なことです。

けれども、それも度が過ぎてしまうと、相手の顔色や機嫌を伺うことになり、相手の都合よく自分が動いてしまうことになります。

また、相手の気持ちを確認して、それが自分の気持ちとは違っていた場合に、話し合いをすることもなくすぐに相手の気持ちの方に合わせてしまうのは、優しさとは異なるでしょう。

けれども癖のように、いちいち相手の気持ちを確認するため、聞かれる相手は鬱陶しく思えてしまうこともあります。

克服する方法はある!?

他人の目を気にしてしまう人が、それを克服する方法はあるのでしょうか?

もちろんそれには、日頃から他人の目が気にならないように自分で意識することが大切ですが、一朝一夕でできることではないでしょう。

元々人目を気にしていた人が、まったく人目が気にならなくなるためには、ある程度の努力や時間はかかってしまいます。

それを根気強く出来る人だけが、努力の甲斐あって人目を気にしなくても済むようになるでしょう。

では、具体的にはどのようなことを心がけて、日々努力していけばいいのでしょうか?

他人の目が気になってしまう自分を、克服する方法を以下にご紹介していきます。

自分は自分と思う!

自分は自分であり、他人は他人です。

当たり前のことですが、この当たり前のことが身に付いていないからこそ、他人の目を気にしてしまい、他人に合わせた自分になってしまいます。

自分と他人とでは、意見や価値観、考え方が違うのは当たり前です。

それをきちんと理解できるようになれば、人と意見が違ってもそれで「合わせなければ」と焦ることはなくなりますし、人と違う意見によって他人の視線を浴びても平気になれるでしょう。