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他人の目を気にしてしまう7個の心理と克服する方法


何をするにも、他人の目を気にしてしまう人っていますよね。

いつもおどおどとしていて自分に自信がなかったり、周りの目を気にして積極的に行動できなかったりと、他人の目を気にすることで、自分らしく過ごせなくなってしまう人は、世の中には案外多いものです。

他人の目を気にしてしまうと、他人からの評価に依存してしまうため、自分が他人によって振り回されてしまいます。

そうならないためにも、まずは自分がどんな心理から他人の目を気にしてしまうのかを知って、他人の目が気にならないように克服していきましょう!

他人の目が気になる心理や、その克服方法についてご紹介します。

この記事の目次

他人の目を気にしてしまう7個の心理

他人の目を気にしてしまうことは、つまり他人の存在そのものに敏感であるということです。

そこに誰かがいるというだけで、相手が自分を見ていなくても、「自分を見ているかもしれない」と思い込んで、自分らしく振舞えなくなってしまいます。

また、今はこちらを見ていなくても、自分が大声を上げたり、目立った行動をとったりすればこちらを見ることは想像がつくため、人目を引きたくなくて、やはり目立たないようにと自分を押し殺してしまう人もいるでしょう。

他人の目をある程度気にすることで、自分が上品に振舞ったり、非常識な行動をしなかったりと、いい意味で自分を制御できることもあります。

しかし度が過ぎて他人の目を気にしてしまう人は、必要以上に自分らしく振舞えなくなってしまうため、人前で行動すること自体がストレスになってしまいかねません。

そんなふうに、他人の目をつい気にしてしまう人にありがちな心理をご紹介していきます。

1.自分に自信がない

自分に自信がない人は自己評価が低いため、他人に依存して他者からの評価を上げようと執着してしまう傾向があります。

つまり、自己評価よりも他己評価を重要視するため、他人の意見や考えによって、自分もそれに合わせて意見や考えをコロコロと変えます。

そんなことばかりをしていると、周りからは「自分がない」や「八方美人」などと思われて、ますます評価が低くなってしまいますが、本人にとっては周りに合わせることで周りの人にいい顔をして、自分のことを好きになってもらおう、または評価を上げてもらおうと必死ですので、周りの顔色を伺うことを止めることができません。

本心では「他人に依存せず、自分の意志でやっていきたい」と思ってはいても、自分に自信がないためそれを行動に起こすことができずに、結局はいつも他人の目や評価を気にしてしまうことがよくあります。

自分で自信を持てないからこそ、他人に依存して自分を評価してもらい、自信をつけようとしたがりますが、それが上手くいかずに悩んでしまう人も多いでしょう。

何が正解か分からない


自分に自信がない人は、一度は自分で「これだ」と思っても、他人がその意見に反論すれば、「間違っているのかも・・」と途端に悩んだり、意見を変えてしまったりします。

つまり自分だけでは、何が正解なのか分からない状態に陥りやすいのです。

もし周りに誰もおらず、自分1人だけであれば、自分で思った通りに進むことができるでしょう。

しかし1人でも誰かが周りにいると、自分の意見よりも相手の意見の方を優先しますので、自分では何が正しいのか、正解が分からなくなってしまいます。

一緒にいる相手の考えがもし間違っていたとしても、相手からの評価を下げたくないため、間違っていたことで相手を責めることはしません。

相手が「合っていると思ったんだけどなぁ」と言えば、「そうだよね、自分もそう思った」と話を合わせて、とにかく相手と同じであることをアピールしようとします。

自分に自信がないからこそ、そうしてとにかく他人の意見に合わせたり、賛同したりすることが多いのです。

2.相手のことばかり気になる

他人の目が気になる人は、とにかく相手のことばかりが気になってしまいます。

同じ空間にいて、相手が自分にまったく興味を示していなくても、自分はちらちらと相手のことばかりを気にしてしまうでしょう。

そして少しでも相手がこちらへ顔を向けると、「今自分のことを何か思っているのかも」と勘繰り、内心ではドキドキしてしまいます。

他人の目が気になる人は基本的にネガティブですので、相手がこちらへ視線を向ければ、相手から変に思われていないか、嫌悪感を抱かれていないかと、悪い方向の心配ばかりをしてしまいます。

実際には何も考えておらず、相手がただこちらの方向へと顔を向けただけでも、自分は過敏に反応してしまい、相手が一言でも何か言おうものならすぐさまそれに気を遣った言葉を返そうとするでしょう。

相手のことばかり気にしていると、かなりのストレスになってしまいますが、当人はそれが癖のようになっているため、どうしても相手のことばかり気になってしまいます。

何を考えているのだろう

悟りの能力でも持っていない限り、人は他人の考えなど読めはしません。

前後の状況から、明らかに相手が今何を考えているのかが予想できることもありますが、そんな状況でもない限りは、相手の考えなどそう簡単に分かるものではないでしょう。

とくに道ですれ違っただけの人や、同じ電車に乗っている人、同じ空間にいても会話も何もしていない人などの考えは、誰にも分かるはずはありません。

そのため、読めない他人の考えなど、いちいち細かく気にする方が時間の無駄ですし、必要以上に神経もすり減ってしまうだけでしょう。

しかし相手のことばかりが気になってしまう人は、無駄と分かっていてもつい相手が今、何を考えているのかと気にして思い悩んでしまいます。

相手がまったく自分とは関わりがなければ、自分のことを考えているわけではなさそうだと安心できるでしょう。

その一方で、一度でも気まずくなったり、トラブルになったりしたことのある相手の場合には、「まだ自分に不満を持っているのでは・・」と相手が何も言っていない内から、勝手に一人で心配して悩んでしまうこともあります。

3.自分と相手を比べてしまう


他人の目を気にする人は、自分と相手とを比べてしまうこともしょっちゅうです。

友だち同士であれば、近況が大きく違っていないかどうか、恋人や配偶者の有無などの違いで相手とついつい比較してしまうことがあります。

また、会社の同僚が集まっている場では、自分と他の同僚1人ひとりとで、容姿や性格、能力や収入の差などを比較して、勝手に自分が安心したり不安になったりします。

ほとんどの場合、当人の心の中だけで比較していますので、それで現実に誰かとトラブルになるようなことはないでしょう。

しかし自分と相手を毎回比べていると、自分が相手よりも劣っていると感じた時には一方的に落ち込みますし、また自分よりも劣っていると感じている相手が上司と親しげに話していると、途端にそれが気になって焦ってしまうなど、とにかく1人で慌しくあれこれと考えてしまうことが多いでしょう。

相手と対等でいられているのか

自分に自信がないと、常に自分と相手とを比較して、自分がはたして相手と対等でいられているのかといつも気にしてしまいます。