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自分を変えることで相手も変わる6個...(続き3)

それらはすべて自分だけの都合であり、自分自身のことしか考えていません。

そのため、自分の都合で相手に言う事を聞かせようとしたり、支配しようとしたりすれば、当然周りからは嫌われてしまいます。

同じような傲慢な性格の人に、自分も似た仕打ちをされてしまうでしょう。

しかし、自分のことばかりを考えずに、視点を変えて相手を見ることができれば、相手の気持ちも考えられるようになります。

例えば黄色の信号で前の車が停車したなら、「相手は安全運転を心がけているのだな」と思うことで、前の車を煽ったり、強引に追い越したりする気は起こり難くなるでしょう。

自分の心に余裕がない時には、なかなか相手の視点に立って考えることはできないかもしれません。

けれど少しずつでも相手の視点で考えるように癖をつければ、これまでよりも確実に相手を思いやった行動がとれるようになります。

するとそれを感じた相手も、自分に対して同じように気遣った行動をとってくれるようになるでしょう。

5.余裕ができる

もしもこれまでの自分が心に余裕がなく、いつもイライラしたり他人のことまで考えられなかったりしていたのなら、そんな自分を変えることで心に余裕ができることでしょう。

心の余裕というのはとても大切なもので、これがなければ他人を気遣うことも、他人の立場に立って考えることもできなくなってしまいます。

すると自分のことしか考えられないため、知らずに周りに迷惑をかけたり、自ら嫌われる行為をしてしまったりすることもあるでしょう。

それではいつまで経っても周りとの関係を良くすることはできません。

自分自身が変わらないため、周りが自分に対する接し方を変えることもないでしょう。

しかしそんな自分を変えることができれば、周りの人たちとも余裕を持って接することができるようになります。

心に余裕があれば、例え相手から心無いことを言われたり、挑発をされたりしても軽く受け流すことができるでしょう。

また、余裕がなく焦っている相手に対しても、優しく気遣いをしたり、手伝ったりすることができるため、周りに対していい印象を与えることができます。

そして自分が余裕を持って接していれば、いつしか周りにも同じように余裕を持った人が集まったり、自分が焦っている時には周りが助けてくれたりするようになるでしょう。

6.今までとは違う対応ができる

これまでの自分とはいい意味で違う自分になることができれば、周りに対しても今までとは違う対応ができるようになります。

例えば今までは、部下の仕事が遅いことにイライラしたり、部下のミスを怒鳴り散らしたりしていた人が、自分を顧みて変わることによって、部下の仕事の遅さや失敗に対しても大らかに接することができるようになるでしょう。

すると今までは、「嫌な上司だな」とこちらを嫌っていた部下が、「話の分かるいい上司だな」と考えを変えます。

それによって、今までよりも本音を打ち明けたり、敬意をもって接してきたりするでしょう。

自分が相手に向けた態度や性格を変えることで、相手も自分に向けた態度や性格を変えてきます。

つまり自分が相手への接し方を良くすることで、相手も自分への接し方を好意的なものにしてくれますので、いい人間関係を築けるようになるでしょう。

まずは自分から変わろう!

相手を変えたいと思っても、なかなか簡単に変えることはできません。

相手によってはどれだけ時間や手間暇をかけたところで、変わることはないでしょう。

どんな人でも、自分が自分で「変わろう」と意識しない限りは、周りがどんなに働きかけたところで効果はありません。

他人を強引に変えようとして時間を無駄に費やすよりも、まずは自分が変わってその姿を相手に見せることで、相手も自然と変わることがあるかもしれません。

相手に何かを求めるよりも、まずは自分から変わることを心がけましょう。

相手よりも自分を先に見直そう

相手と喧嘩になった時、相手を責めるよりも先に、自分の行いを反省できる人はどの程度いるのでしょうか?

自分勝手で自己中心的な人であれば、自分が悪いとは思わずに、喧嘩の原因はすべて相手にあると思うことでしょう。

もしも直接的な原因が自分にあったとしても、「相手の態度や言葉が悪いから喧嘩になってしまったんだ。」と屁理屈を言って、相手の方がより悪者だと決めつけることでそしょう。

しかし、相手を責めてばかりいると、いつまで経っても相手との関係は改善されませんし、自分自身にもストレスになってしまいます。

さらに自分が周りに対してそうした振舞いをすることで、周りの人たちも同じようにこちらを責めてくることでしょう。

自分から変わろうとするのなら、まずは相手よりも先に自分自身を見直す癖をつけることが大切です。

喧嘩をしても相手を責めるよりも、まずは「自分に悪いところはなかったか」と反省します。

喧嘩の場合は大抵どちらも悪いところがあります。