「自分はこうしたいから、相手にもこうしてほしい」そんな風に考えることってよくありますよね。
自分の希望を相手に伝えることは大切です。
ですが、それを相手に押し付けてしまうと、相手は不快に感じてしまい、関係が悪くなってしまうことがあります。
自分ではない他人を変えるのは至難の業です。
しかし、自分を自分で変えることは、他人を変えるほど難しいことではありません。
また、自分が変わることによって、自然と相手も変わることがあります。
自分を変えることで何故相手まで変わるのか、その理由や自分の変え方についてご紹介します。
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・自分を変えるためにやりたい5個の行動習慣
自分が変わることで相手も変わる6個の理由
自分を変えることって、なかなか難しいですよね。
これまで自分が経験してきたことや、勉強してきたことから自分の中の価値観や考え方は固まります。
一度固まってしまったそれを柔軟に変化させようと思ったら、それなりの時間がかかってしまうでしょう。
しかし、自分を変えることは、相手を変えることよりは容易いです。
他人の考えや価値観を変えるのは、「相手にとっての他人」である自分には、相当に難しいことでしょう。
それに何年も時間を費やし続けるよりは、自分で自分を変えた方が時間もかからず簡単にできます。
また、案外自分が変わることで、相手も自然と変わってくることもあります。
だからこそ、「他人を変える前に、まず自分が変わりましょう」とよく言われているのです。
では、自分が変わることで、何故相手まで変わるのでしょうか?
自分が変われば相手も変わる理由や、何故相手よりも自分が変わらなければならないのか、その具体的な理由を以下に挙げていきます。
1.相手を変えることは難しい
例えばあなたが毎朝8時に起床しているのに、他人から「7時には起きた方が健康的だから、明日からは7時に起きなさい。」と言われたら、素直にそれに従いますか?
恐らく誰もが、「自分のことは自分でやるから放っておいて。」や「何であなたにそんなことを命令されなきゃならないのか。」と反発心を抱くことでしょう。
それが会社の寮の規則で決まっているというのなら、会社に勤めている間は規則に従って7時に起床しなければなりません。
しかし絶対のルールでもない限り、どんな理由を並べられたところで、他人の意見や命令に素直に従う気にはなれませんよね。
あなたが他人から言われたら反発するのと同様に、他人もあなたから「こうしなさい」「ああしてほしい」と言われても、素直にそれに従う気にはなれないことが多いでしょう。
そのため、いくら自分が「こうしてほしい」と相手に求めたところで、相手がすんなりとそれに従って思う通りに変わってくれることはありません。
それはごく普通のことであり、誰でも簡単に他人を変えることなどできません。
それだけ相手の考えや価値観、行動などを変えることは難しいのです。
もし無理矢理に相手を変えようとすれば、嫌がるあまり相手はあなたとの関係を断ってしまうでしょう。
相手を変えることは至難の業ですので、時間や手間暇をかけ続けて相手を変えるよりは、自分が変わった方が手っ取り早いでしょう。
相手を変えるよりも自分が変わる方が遥かに簡単
自分で自分を変えることも、すんなりと容易くできることではないでしょう。
長年培ってきた自分の知識や経験、価値観などは、よほどのことがない限りは、そう簡単に変えられるものではありません。
とはいえ、他人を変えることに比べれば、まだ自分を変えることの方が遥かに簡単でしょう。
何故なら他人は自分とはまったく別の存在です。
育ってきた環境も違えば、性別や年齢、知識や経験などもまったく違っています。
それを自分の思う通りに変えようなどと、考える方が無謀というものでしょう。
それよりはまだ、自分自身を変えることの方が遥かに簡単なのです。
2.自分の雰囲気が変わる
自分が変わることで、これまでの自分とは少なからず雰囲気も変わってきます。
それは自分では無自覚なこともありますが、周りの人の自分への接し方が変わることによって、自分の雰囲気が変わったことに気付ける場合もあるでしょう。
また、自分の雰囲気が良い意味で変われば、自然と周りからは「何だか最近変わったね」や「雰囲気が前よりもいい感じになったね」などと言ってもらえることもあります。
そして自分の雰囲気が変わると、これまではあまり接点のなかった人とも関係を築けるようになったり、仲があまり良くなかった人とも親しくなれたりすることもあるでしょう。
人は相手の纏う雰囲気によって、相手に対する印象を決定づけます。
そのため自分の雰囲気がいい意味で変わることによって、自然と相手の雰囲気も良くなることが多いでしょう。
自分が明るく、ポジティブになると相手もそうなる
自分が明るくポジティブでいると、同じようにポジティブな人や、「自分もポジティブになりたい」と前向きに考える人たちが周りには集まってきます。
また、ネガティブな考えの人達は自然と自分から離れていきます。
自分がポジティブになることによって、相手もつられてポジティブになることもあるでしょう。
すると自然と自分の周りにはポジティブな人たちばかりが集まるようになります。
落ち込んだ時には励まし合え、普段から前向きな行動や考え方が身に付くようになります。
自分のためにも周りのためにもなることでしょう。
大抵の人は、自分と似たタイプの人と一緒にいようとします。
そのため自分がポジティブになれば、自分に良い影響を与えてくれる人が周りには増え、反対に自分に悪い影響を与えるような人は自然と自分からは離れていくことでしょう。
3.相手には今までの自分とは違う自分が映る
例えばこれまでの自分が、わがままで自分勝手な性格だったとしたら、そんな性格を自分なりに改善して、相手を思いやる行動がとれるようになれば、相手には今までの自分とは違う自分が映ることでしょう。
良い部分が悪くなれば、それは周りへは顕著に伝わります。
その一方で、悪い部分が良くなると、少し時間はかかっても、必ずその変化は相手にきちんと伝わるでしょう。
遅刻癖のあった人が遅刻をしなくなったり、自分が悪くても謝らなかった人が、自分から素直に謝ったりと、これまでとは違う自分になることで、相手にもそれが伝わります。
そして変わったことが伝われば、それに釣られて「じゃあ・・・」と相手も変わることがあるでしょう。
いい意味で変わったと思ってもらえる
今の自分を顧みて、「変わろう」と思える人は、努力次第でこれまでよりもいい自分へと変わることができるでしょう。
そして自分がいい意味で変われたかどうかは、周りの自分に対する態度や接し方の変化で分かります。
自分が「いい意味で変われた」と思っていても、周りの自分に対する態度がこれまでと何ら変わらなければ、残念ながらまだ少しも自分は変われていないということでしょう。
しかし一方で、「最近周りが自分に対して優しくなった気がする」「苦手な人とも気さくに話ができるようになった」と思えるのなら、それは恐らく自分自身がこれまでよりもいい意味で変わることができたのです。
そのために、周りも同じようにいい意味で接し方や態度を変えてきたのでしょう。
自分が周りに対してどう接しているのかは、周りの自分に対する接し方で何となく分かるものです。
自分がいい意味で周りから「変わった」と思ってもらえたのなら、遅かれ早かれ周りからの自分に対する態度もいい意味で変わってくることでしょう。
4.相手の気持ちを考えてあげられる
人と接する時に、自分勝手に振舞っている人は、周りからは嫌われてしまいます。
そして同じように、自分も周りから冷たくされたり、ぞんざいな扱いを受けたりするでしょう。
しかし、自分勝手だった自分自身の性格を変えることによって、相手の気持ちを考えてあげられるようになります。
相手の気持ちを考えてあげられることで、相手に対する気遣いができたり、優しくなれたりするでしょう。
すると相手も、自分を気遣ってくれたり、優しくしてくれたりする相手には好感を抱き、同じように親切や好意で返そうとします。
結果として、お互いにいい関係を築けるようになるでしょう。
他人から「優しくされたい」「気遣ってほしい」と考えている人ほど、まずは自分が周りに対して優しくしたり、気遣ったりすることで、自然と相手も同じように返してくれるようになるでしょう。
自分のことばかりを考えず、視点を変えて相手が見れる
例えばあなたがいつも自分の都合を優先して考えていると、その通りに周りが動いてくれなければ、イライラして「何でもっと思うようにしてくれないのか」と思うことでしょう。
会社へ急いでいる時に、自分の前に他の車が入ってくれば「邪魔だ!」と感じます。
黄色の信号で前の車が停車すれば、「急げばまだ間に合ったのに!」とイライラしてしまうでしょう。
それらはすべて自分だけの都合であり、自分自身のことしか考えていません。
そのため、自分の都合で相手に言う事を聞かせようとしたり、支配しようとしたりすれば、当然周りからは嫌われてしまいます。
同じような傲慢な性格の人に、自分も似た仕打ちをされてしまうでしょう。
しかし、自分のことばかりを考えずに、視点を変えて相手を見ることができれば、相手の気持ちも考えられるようになります。
例えば黄色の信号で前の車が停車したなら、「相手は安全運転を心がけているのだな」と思うことで、前の車を煽ったり、強引に追い越したりする気は起こり難くなるでしょう。
自分の心に余裕がない時には、なかなか相手の視点に立って考えることはできないかもしれません。
けれど少しずつでも相手の視点で考えるように癖をつければ、これまでよりも確実に相手を思いやった行動がとれるようになります。
するとそれを感じた相手も、自分に対して同じように気遣った行動をとってくれるようになるでしょう。
5.余裕ができる
もしもこれまでの自分が心に余裕がなく、いつもイライラしたり他人のことまで考えられなかったりしていたのなら、そんな自分を変えることで心に余裕ができることでしょう。
心の余裕というのはとても大切なもので、これがなければ他人を気遣うことも、他人の立場に立って考えることもできなくなってしまいます。
すると自分のことしか考えられないため、知らずに周りに迷惑をかけたり、自ら嫌われる行為をしてしまったりすることもあるでしょう。
それではいつまで経っても周りとの関係を良くすることはできません。
自分自身が変わらないため、周りが自分に対する接し方を変えることもないでしょう。
しかしそんな自分を変えることができれば、周りの人たちとも余裕を持って接することができるようになります。
心に余裕があれば、例え相手から心無いことを言われたり、挑発をされたりしても軽く受け流すことができるでしょう。
また、余裕がなく焦っている相手に対しても、優しく気遣いをしたり、手伝ったりすることができるため、周りに対していい印象を与えることができます。
そして自分が余裕を持って接していれば、いつしか周りにも同じように余裕を持った人が集まったり、自分が焦っている時には周りが助けてくれたりするようになるでしょう。
6.今までとは違う対応ができる
これまでの自分とはいい意味で違う自分になることができれば、周りに対しても今までとは違う対応ができるようになります。
例えば今までは、部下の仕事が遅いことにイライラしたり、部下のミスを怒鳴り散らしたりしていた人が、自分を顧みて変わることによって、部下の仕事の遅さや失敗に対しても大らかに接することができるようになるでしょう。
すると今までは、「嫌な上司だな」とこちらを嫌っていた部下が、「話の分かるいい上司だな」と考えを変えます。
それによって、今までよりも本音を打ち明けたり、敬意をもって接してきたりするでしょう。
自分が相手に向けた態度や性格を変えることで、相手も自分に向けた態度や性格を変えてきます。
つまり自分が相手への接し方を良くすることで、相手も自分への接し方を好意的なものにしてくれますので、いい人間関係を築けるようになるでしょう。
まずは自分から変わろう!
相手を変えたいと思っても、なかなか簡単に変えることはできません。
相手によってはどれだけ時間や手間暇をかけたところで、変わることはないでしょう。
どんな人でも、自分が自分で「変わろう」と意識しない限りは、周りがどんなに働きかけたところで効果はありません。
他人を強引に変えようとして時間を無駄に費やすよりも、まずは自分が変わってその姿を相手に見せることで、相手も自然と変わることがあるかもしれません。
相手に何かを求めるよりも、まずは自分から変わることを心がけましょう。
相手よりも自分を先に見直そう
相手と喧嘩になった時、相手を責めるよりも先に、自分の行いを反省できる人はどの程度いるのでしょうか?
自分勝手で自己中心的な人であれば、自分が悪いとは思わずに、喧嘩の原因はすべて相手にあると思うことでしょう。
もしも直接的な原因が自分にあったとしても、「相手の態度や言葉が悪いから喧嘩になってしまったんだ。」と屁理屈を言って、相手の方がより悪者だと決めつけることでそしょう。
しかし、相手を責めてばかりいると、いつまで経っても相手との関係は改善されませんし、自分自身にもストレスになってしまいます。
さらに自分が周りに対してそうした振舞いをすることで、周りの人たちも同じようにこちらを責めてくることでしょう。
自分から変わろうとするのなら、まずは相手よりも先に自分自身を見直す癖をつけることが大切です。
喧嘩をしても相手を責めるよりも、まずは「自分に悪いところはなかったか」と反省します。
喧嘩の場合は大抵どちらも悪いところがあります。
先に自分が反省して相手に謝罪ができれば、相手も剥きにはなれずに素直に謝罪の言葉を口にするでしょう。
もし自分が先に謝っても、相手が偉そうな素振りを直さないとしても、それでも怒りを表わしてはいけません。
相手と同じレベルになることなく、自分は先に反省を示してそのまま過ごしていれば、周囲はどちらが正しくて大人なのかをすぐに判断することでしょう。
相手の話に耳を傾ける
喧嘩をした時などには、自分の気持ちや主張ばかりが先行して、相手の話をまともに聞かなくなってしまうことってよくありますよね。
しかしそれでは、本当に自分のことしか考えられなくなってしまい、自己反省などしなくなってしまうでしょう。
相手よりも自分を先に見直すためには、自分で自分の悪いところを思い返すことも必要ですが、相手の話にきちんと耳を傾けることも重要です。
とはいえ、相手を否定する気持ちがあって話を聞こうとしても、相手のどの意見にも反対論や批判の意見が生まれてしまいます。
相手の話を聞く時には、相手に対する嫌悪感や否定の感情をいったんすべて抑え込んだ上で、冷静に相手の話に耳を傾けましょう。
そして相手の意見の1つひとつを、冷静に自分の中に受け入れて考えます。
そうすることで、相手が何故怒っているのか、何故自分と意見が噛み合わないのかが理解できて、そこから解決策を考えることも可能になるでしょう。
自分の考えを押し付けるのはやめよう
自分の考えを相手に押し付ければ、相手は当然「何故そっちの言う事に従わなければならないのか」と不快感を示します。
それは、自分が他人から「こうしろ」や「これが常識だろう」と価値観を押し付けられた時のことを想像してみれば、不快感がどの程度のものかは想像がつくでしょう。
自分に盲目的な相手でもない限り、他人から考えを押し付けられるのは不快に感じて当たり前です。
それを自分が相手に対してやってしまうと、相手はこちらに嫌悪感や不満を抱きます。
また相手もこちらに同じように相手の考えを押し付けてくるでしょう。
それに自分が不快感を示したところで、同レベルでのくだらない争いになってしまいます。
自分の考えを相手に押し付けるのは止めましょう。
もし相手から先に価値観や考えを押し付けてきたとしても、それを受け入れる必要はありません。
自分の考えは自分で持ったままで、なおかつそれを相手に押し付けないようにしていれば、自然と相手も「考えを押し付けても無駄だ」と思い、押し付けてこなくなるでしょう。
自分の考えが正解とは限らない
自分の意見を他人に押し付ける時、押し付ける側はさも自分の意見の方が正しいのだと思い込んでいます。
それが世の中の一般常識であれば、まだ「常識だろう」と強気で相手に詰め寄ってしまうこともあるでしょう。
しかし、法律で定められているわけでもない、曖昧とした一般常識や、さらには個人的な意見をさも正しいと相手に押し付けるのは間違いです。
自分の意見と他人の意見とが、必ずしも同じでないことはよくあります。
お互いの意見に違いが生まれた時には、どちらが正しいと意見を押し付け合うのではなく、お互いがお互いの意見に理解を示して、その上で妥協点を見出すことが大切です。
それができずに、一方的に自分の意見を押し付けているだけでは、例え他の人が自分の意見に味方をしたとしても、押し付けられる側は決して納得はできないでしょう。
けれども、落ち着いて自分の意見をしっかりと相手に伝えれば、相手も理解を示して受け入れてくれることはあります。
相手と意見がぶつかった時には、自分の方が正しいとは思い込まずに、冷静に話し合いを試みることが大切です。
冷静に考えて反省しよう
誰かと喧嘩や言い争いになった時、感情的になって自分の意見ばかりを相手に押し付けようとしてしまいます。
しかし、押し付けようとしている自分の意見が、実際には間違っているかもしれません。
また、相手を説得できるだけの理屈や根拠がなければ、どんなにこちらが正しいと思って主張しても、相手は一歩も引かないでしょう。
揉め事になった時には、どうしても感情的になってしまいがちです。
しかしそこで興奮し過ぎずに、一度身を引いて冷静になるように努めましょう。
矢継ぎ早に出していた言葉を止めて、いったん深呼吸をするだけでも、頭が冷静になります。
冷静になれば、今の自分の主張が本当に正しいかどうか、そしてそれを押し付けていいのかをどうかを考えられるようになるでしょう。
大抵の場合、頭が冷静になれば少しは自分にも悪いところがあると気付けます。
自分の悪いところはしっかりと反省して、それを相手にも示せば、相手もそれ以上は剥きになって責めてくることはないでしょう。
どんな諍いの内容であっても、自分にも非がある場合があります。
それを頭に入れておくことで、いざトラブルになった時にも冷静になって反省することができるでしょう。
ありがとうの気持ちを持とう
あなたは日頃から、他人に対して感謝の気持ちを持っていますか?
ちょっとしたことでも、誰かに何かをしてもらった時には、素直に相手に対する感謝の気持ちを持つことが大切です。
感謝の気持ちを日頃から持っている人は、例え相手と喧嘩やトラブルになった時でも、相手のことばかりを責めることはありません。
日頃から相手に感謝の気持ちを持っているからこそ、その相手を頭ごなしに否定したり責めたりすることはできません。
「自分の方に悪いところがあったかもしれない・・・」と冷静に頭を働かせることができるようになります。
しかし感謝の気持ちや、「ありがとう」と普段から口にすることのない人は、何かあった時には相手のことばかりを責めてしまいます。
それでは相手も同じようにこちらを責めてくることしかしません。
相手を責める気持ちよりも、まずは「ありがとう」の感謝の気持ちを先に持つようにしましょう。
こちらの心がけによって、相手の態度や言動も変わってくることは多いです。
自分を変えたい!と思ったときにオススメ!3個のこと
「自分を変えたい!」と思っても、どうすれば変えられるのか分からないという人は多いでしょう。
「今より優しくなれば・・」「もう少し気持ちに余裕があれば・・」と具体的に変わりたい自分の姿を想像することはできても、そのために何をすればいいのか分からずに、悶々と悩んでしまうことがあります。
どんなふうに行動すれば、今の自分を変えることができるのでしょうか?
そのヒントとなるものを以下に挙げていきます。
参考にして、自分自身を変えていけるように努めましょう!
新しいことに挑戦してみる
今までとは違う自分になりたいと思ったら、今までとは違うことに挑戦してみるのがオススメです。
いつも通りのことしかしていないと、いつも通りの自分の考えでしか行動できなくなってしまいます。
しかし、まったく新しいことに挑戦する時には、何もかもが新鮮で初めての経験ですので、これまでにない考え方をすることができるでしょう。
今までは上下の考え方しかできなかったことが、新しいことに挑戦することによって、左右の考え方もできるようになります。
それは今までの自分とは違う、新しい自分の発見でもありますので、今までとは違う自分になることも可能でしょう。
新しい趣味を見つける
新しい趣味を見つけることで、今までの自分とはまた違った自分になれる可能性があります。
例えば今までは、ゲームや読書といったインドアな趣味ばかりだった人が、ハイキングやスポーツなどの、アウトドアでアクティブな趣味を始めてみる。
その結果、これまでよりも明るく元気になったり、活動的で交友関係が増えたりすることもあるでしょう。
新しく趣味を始めることで、共通の趣味を持つ人と新しく関係を築くことができます。
それまでとは少なからず考え方も変わってきます。
すると、今までの自分と変わらない部分もあれば、大きく変わる部分もあります。
いい意味で変わることができれば、自然と周りの環境や人間関係にも変化が訪れることでしょう。
今までとは違ったジャンルに挑戦
今までの自分と変わるためには、いつも通りの趣味を楽しんでいるだけでは変われません。
今まで通りの趣味では、今まで通りの自分の考え方をしたままで、これまでとはまったく違う考えが生まれることもないでしょう。
しかし、今までとは違ったジャンルに挑戦すると、まったく新しいことを見聞きしたり、経験したりすることになります。
自分の中の考えや価値観が大きく変わることもあるでしょう。
自分が今まで手を出さなかったジャンルのことを趣味にするのには、それなりに時間や手間暇がかかるでしょう。
しかし、それを趣味にした先で新しい自分に変われると思えば、その時間や手間暇は決して無駄なものではないでしょう。
友達を作る
友達が極端に少ない人や、いつも決まった友達としかつるまないでいると、自分の考えや価値観を変えることはなかなかできません。
また、今の自分と仲良くしている友達は、今の自分の考えに賛同していたり、似たような価値観を持っていたりします。
そうなると、友達からまったく新しいことを学べることもないでしょう。
特定の友達としかかからないと、井の中の蛙のように、今以上の考えや価値観を知ることはできないでしょう。
それで満足できるのならばそのままでも良いです。
でも、もし自分が今よりも変わりたいと思うのであれば、これまでとは違うタイプの友達を新しく作りましょう。
新しいタイプの友達を作ると、その友達からさまざまな考えや価値観を知り、学ぶことができます。
自分が積極的にそれらを取り入れていくことで、自分の考えや価値観も少しずつ変えていくことができるでしょう。
いろいろな考えを知る
人によって、いろいろな考えを持っています。
同じような価値観や考えを持った人同士は仲良くなりやすいですよね。
ですが、似た価値観を持つ者同士が一緒にいたところで、そこからまったく新しい考えを生み出すことは難しいでしょう。
類友同士で新しい考えを模索するよりも、最初からまったく違う考えを持った人と新しく知り合って、仲良くなった方が、より新鮮で真新しい考え方に出会うことができるでしょう。
浅く広い交友関係を持っている人は、常に自分が知らない新しいことをさまざまな人から学ぶことができています。
自分でもそんなふうに、いろいろな考えを知って自分を変えていけるように、いろんなタイプの人と交流を持つように心がけましょう。
【新しい友達を作るには、こちらの記事もチェック!】
まとめ
他人を自分の思う通りに変えようと思っても、そう簡単に変えることはできません。
それどころか、無理に相手を変えようとすれば、余計に相手は反発して、関係は最悪のものになってしまうこともあります。
そうなってしまっては、二度と相手と親しい関係を築くことはできなくなってしまうでしょう。
自分が誰かに考えを否定されたら嫌なように、相手も考えを否定されれば当然嫌がります。
自分がされたら嫌なことを他人に押し付けるようなことはせずに、まずは自分から変わる努力をしましょう。
こちらが変わった姿を見せることができれば、案外相手も考えを変えてくれることもあります。
まずは何をするにも自分からを意識して、積極的に行動していきましょう!