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職場の嫌いな人と無理なく付き合う6...(続き5)

そうでなければ、何人もの人から同時に嫌われてしまうことなどそうはありません。

リーダー格の誰かが他の人たちを誘導でもしていない限りは、同時に複数人から嫌われる人にはそれなりの原因があるのでしょう。

では、どのような人が職場では嫌われるのでしょうか?考えられるタイプを以下に挙げていきます。

自己中な人

誰でも自分のことが一番大切ですので、ある程度は自己中心的な考えになってしまいます。

残業したくないからと、適当な理由をつけて自分だけ先に帰ろうとするのもそうですし、社内に配られたお土産の中で、自分が気に入ったものを素早くもらおうとするのもそうです。

けれどもそれらの自己中な考えは誰でも持っているものですので、さして悪目立ちするようなことではありません。

問題なのは、誰が見ても明らかに自己中な考えが過ぎる人の場合です。

自己中が強い人は、いつどんな場面でもとにかく自分の都合を最優先にしようとします。

仕事の納期が迫っていて、皆で協力して残業しているのに、自分は見たいテレビがあるからと適当な理由を付けて帰ってしまったり、自分の営業成績の悪さを誤魔化したくて他の人の足を引っ張ったりと、周りの人たちの迷惑になるような自己中さを持っている人は、周囲からは嫌われてしまいやすいでしょう。

KYな人

KY、つまり空気を読めない人っていますよね。

皆が真面目な話をしているのに、一人だけふざけて場の空気を乱したり、皆が明るく楽しい雰囲気をしている中で、一人だけむすっと不愛想な態度でいたりする人のことです。

KYな人の中には、あえて場の空気を乱そうとする人もいます。

それは悪意ではなく、その場の雰囲気をどうにかしたいという善意からわざとKYな行動を取っています。

皆が深刻に考えてしまっている中で、その重苦しい雰囲気をどうにかポジティブなものにしたいと思って、わざとふざける人もいます。

そうしたKYの場合には、それは空気が読めないのではなく、空気を読んだからこそあえて場違いな行動を取っています。

そのためKYではなく、気遣いと言えるでしょう。

しかし、本当にKYな人は、その場に相応しくない行動を取り、皆の足並みを乱れさせてしまいます。

そのため周りの人からは嫌われてしまうことが多いのです。

不潔な人

不潔な人は、職場だけでなくどこにいっても嫌われてしまいます。

それは仕方のないことでしょう。

誰だって、不潔な人の側にいたいとは思わないものです。

お風呂に入っておらず、髪はベタベタ、体臭もきつく口臭も気になるような人とは、一秒だって一緒にいたくはないでしょう。

自分の不潔さを棚に上げて、「自分は皆から嫌われている」と悲観に暮れる人がもしいるとすれば、その場の誰もが「まずは清潔にするべきだ」と口をそろえて突っ込みたくなることでしょう。

手柄を横取りする人

会社という場所は弱肉強食の世界です。

仕事を頑張っていても、結果が出せなければ十分に評価してもらうことはできません。

結果を出さなくても努力している姿だけで評価されるのは学生まででしょう。

社会人になると、そのあたりは一切容赦がなくなります。

どんなに不真面目そうに見えても、仕事で確実に結果を出している人は、それが給料や昇進の形になって表れます。

そしてそんな弱肉強食の社会だからこそ、時には他人の手柄を横取りする人もいるでしょう。

とくに数人で一緒になって行うようなプロジェクトでは、ろくに働いていないくせに最後のまとめだけを上司にそれらしく報告する人は、上司にはさも自分が頑張ったとアピールしますので、他の人の頑張った手柄を横取りしてしまいます。

たいして努力もせずに、他人の手柄を横取りするような人は嫌われるのも当然でしょう。

悪口や愚痴が多い人

毎日仕事をしていれば、誰でもストレスは溜まります。

しかしそれを一々口に出すのは大人のすることではありませんし、直接自分に関わりの無いことであっても、人の悪口や愚痴というのは聞いているだけでもストレスが溜まってしまいます。

たまの飲み会で羽目を外して愚痴を零すのはいいでしょう。

けれどもそれを毎日のようにしている人は、周りの人からは嫌がられてしまうでしょう。