職場にはさまざまなタイプの人がいますので、1人や2人は自分と気が合わない人もいるでしょう。

職場に嫌いな人がいると、その人と一緒に仕事をするのも苦痛ですし、相手の行動で自分がストレスを感じてしまうこともあります。

けれどもそう都合よく嫌いな人がいなくなることはありませんので、なんとか無理なく付き合っていかなければなりません。

職場の嫌いな人と無理なく付き合っていく方法や、どんな人が職場では嫌われやすいのかについてご紹介します。

少しでも自分のストレスを減らして、上手に人付き合いをしていきましょう!

職場の嫌いな人と上手く付き合う方法を考えよう

職場にはいろんな人がいます。

真面目な人や不真面目な人、自己主張の強い人や他人の影に隠れている人など、たくさんのタイプがいますので、人間関係も好き嫌いがあるでしょう。

あなたが嫌いと感じる人もいれば、どこかであなたのことを嫌いだと感じている人もいるかもしれません。

けれども社会人になってからも、そうした個人的な感情を仕事に持ち込んでいると、会社では上手くやっていくことはできないでしょう。

職場とは仕事をする場所です。

仕事をするためには多少の人間関係も必要になりますが、それをわざわざ波立たせていては仕事に支障が出てしまいます。

ですから誰もが、自分の私情をできるだけ挟まずに仕事をしようと努めています。

そこで自分も同じように上手くやっていきたいと思ったら、自分の嫌いな人ともどうにか無難に付き合っていく方法を考える必要があるでしょう。

職場にはほぼ必ず嫌いな人がいるもの


どんな人でも、人間関係の好き嫌いはあります。

表には出さなくても、内心では苦手な人や嫌いな人がいるものですし、まったく誰のことも嫌いではない人なんてそうそういないでしょう。

学校や職場でほぼ必ず自分の嫌いな人がいるのは、それだけそういった場所にはたくさんの人が集まっているからです。

例えば10人にも満たないような少人数であれば、全員とある程度上手に人間関係を築くことはできるでしょう。

しかしそれが数十人、数百人の単位となってくると、どうしても性格的に自分とは合わない人が出てきます。

それは人によってさまざまな性格がある以上、致し方のないことです。

また、もしも自分の周りには嫌いな人がいなかったとしても、ひょっとしたら他の誰かはあなたのことを嫌っているかもしれません。

人の数が増えれば増えるほど、それだけ自分と相性が良い人も、また悪い人もいるのが普通です。

人間関係は難しい

人間関係は複雑で、また難しいものです。

それは私たち一人ひとりが、それぞれに個性を持っているからでしょう。

大人しい性格の人もいれば、派手好きで目立ちたがる性格の人もいます。

そして大人しくてなるべく人目につかないように生活している人にとって、派手好きで目立ちたがる性格の人はあまり好ましくないと思えることでしょう。

自分にとって嫌いな人というのは、自分では理解できないような価値観を持っていたり、もしくは自分のコンプレックスを鏡のように映していたりすることが多いです。

自分の中の常識や価値観では考えられないような言動や行動をしている人に対して、「信じられない」という気持ちが嫌悪感に変わってしまうことがあるでしょう。

また、人によっては自分が「あの人のここが嫌いだ」と考えていることが、実は相手を通して自分のコンプレックスを見せられているような気持ちになるため、相手のことをつい嫌ってしまうこともあります。

とはいえ、大抵の人は自分が相手を嫌う理由にまでは深く考えることはありません。

「生理的に無理」「なんとなくイヤな感じ」といった、漠然で曖昧とした理由で相手を嫌うことも多いため、きちんとその原因や理由についてまでは考えないという人が多いでしょう。

そこを上手く切り抜けるのが大人

人の性格が十人十色である以上、どうしても職場で自分が嫌いだと認識してしまう人はいるでしょう。

しかし、子どもであればその感情が素直に表に出てしまうのに対して、自分の私情を表に出すことなく、上手く切り抜けられるのが社会人であり大人です。

誰でも嫌いな人がいるのは当たり前ですので、それをいちいち表に出していては、上手く仕事を回していくことはできません。

また、会社とは仕事をしに行くところですので、そこで人間関係であれこれと揉めることは、仕事とはまったく関係のない問題です。

仕事に関係ないことで仕事に支障をきたしてはいけませんので、ほとんどの人は社会人になると私情を隠して、上手く職場の人間関係を築いています。

しかし時々、いい大人になっても自分の私情を仕事に挟んでしまう人がいます。

そういう露骨に自分の感情を表す人や、仕事に私情を挟む人は、年齢や立場に関係なく周囲の人からは嫌われてしまうことが多いです。

職場の嫌いな人と無理なく付き合う6個の方法

例えどんなに個人的には嫌いな相手だとしても、職場では上手に付き合っていかなければ仕事を回していくことはできません。

けれども、嫌いな相手とは誰しも積極的に関わり合いにはなりたくないと思ってしまいますよね。

できるだけ会話や視線が合うのを避けたり、仕事のやりとりも他の人を通したり、必要最低限の接触にしたりと、あまり態度に出し過ぎてしまうと相手に自分の嫌悪感が伝わってしまいます。

するとますます相手との人間関係は悪くなってしまいますので、できるだけ自分の嫌いだという気持ちを気付かせないようにしながら、上手に付き合っていく必要があるでしょう。

では、どんなふうにすれば嫌いな人とも上手く付き合っていけるのでしょうか?以下にその方法を挙げていきます。

仕事の話しかしないようにする


学校やサークルのメンバー同士であれば、無理をしてでもそれなりの交友関係を築かなければならないこともあるでしょう。

しかし会社の場合には、無理をして仲良しこよしの関係をつくる必要はありません。

会社とは仕事をする場所であり、一人一人が働くためにきています。

会社で仕事をするためには最低限の人間関係も必要ですが、それはあくまでも仕事を円滑に行うためのものです。

仕事をするのがメインであり、本来は友達をつくる場所ではありませんので、無理をしてまで周りの人と仲良くする必要などありません。

そのため、会社で嫌いな人がいる場合には、その人とは仕事の話しかしないようにすればいいでしょう。

仕事の話だけであれば、そこまで私情を挟まずに済みますし、必要な話だけをしたら、さっさとその人とは距離を取ればいいのです。

そこでもしプライベートの話でもしようものなら、余計に相手の個人的な考えや価値観を目の当たりにすることになりますので、ますます相手に対して不快な気持ちを抱いてしまうでしょう。

誰とでも無難な関係を築こうとする人は、無理してでも嫌いな人に話を合わせようとすることがあります。

しかしそれでは自分で自分にストレスをかけてしまうことになりますので、「会社は仕事をする場所」と割り切って、仕事の話だけをするように努めましょう。

それ以上の余計なおしゃべりには一切付き合う必要はありません。

淡々と事務的に話せばいざこざは起きにくい

争いごとを嫌う人は、自分が嫌いな人と話をする時にも無理して相手に調子を合わせてしまうことがあります。

しかしそれでは、相手は「自分の話を積極的に聞いてくれている」と勘違いをして、ますます調子に乗って話を続けてしまうでしょう。

相手と最低限の話だけをしたければ、仕事の話をする時から淡々と事務的な口調で話すようにしましょう。

「〇〇さん、この件はこのようにしてください。」と必要なことだけを、できるだけ感情を込めないように伝えれば、相手も素っ気ない態度を察して余計におしゃべりをしようとは思わないはずです。

もしそれでも相手が空気を読まずに話そうとしてきたら、仕事が忙しいのを理由にして、さっさと自分の席へと戻りましょう。

相手には「感じが悪い」と思われてしまうかもしれませんが、そもそも会社は仕事だけをする場所ですので、余計な馴れ合いは不要です。

日頃からそうやって淡々と事務的に話すようにすれば、いざこざも起きにくくなるでしょう。

必要最小限の関わりで済む

最初から必要なことだけを話すようにすれば、嫌いな相手とは必要最小限の関わりで済みます。

嫌いな相手に対しては、ついその言動や態度に過敏になってしまうこともありますが、できるだけ相手の話は耳に入らないように気をつけていれば、毎日のストレスを減らすことができるでしょう。

そして嫌いな相手との関わりを最小限に抑えることで、相手によって自分の心が乱されることも少なくなりますので、集中して仕事に励むことができます。

変に冗談などを言うと地雷を踏んでしまうことも

嫌いな相手に対しては、誰もが上手くそれを隠して好意的に振舞えるわけではありません。

上辺だけで上手く付き合っているつもりでも、話している時の言動が刺々しくなったり、不快な感情が顔に出てしまったりして、相手にこちらの気持ちを気付かれてしまうこともあります。

するとお互いに何も言いませんが、内心ではお互いに嫌い合ってしまったり、気まずくなってしまったりするでしょう。

そうした関係性を保っている時に、こちらが変に気を遣って冗談などを言うと、相手がそれを真に受けてしまうこともあります。

相手の地雷を踏んでしまって、それまでの気まずい関係がさらに悪くなってしまうこともありますので、気まずくてもこちらから変に気を遣ったり、冗談を言ったりするのは止めておきましょう。

「人のふり見て我がふり直せ」の精神で接する

嫌いな人の言動や行動を見ていると、どんどん嫌いになってしまうことがあります。

例えば自分の中では、食事中に鼻を噛むことはマナー違反だと考えているとします。

それを平気でやっている人を見ると、自分の常識では理解出来ないことをするその態度に、つい嫌悪感を覚えてしまうでしょう。

人が人を嫌いになるのは、そうしたささいなきっかけであることも多いです。

自分では考えられないような発言、理解出来ない行動は、大抵の場合「軽蔑」や「嫌悪」の感情となって相手に向かいます。

するとその後の相手の行動も、自分から見た時にはすべてマイナスに映ってしまうようになりますので、それが積もり積もって「あの人は嫌い」という感情になってしまいます。

しかし、そんな嫌悪感を抱く相手だからこそ、時にはしっかりと相手の行動を見て、「あんな風にはならないようにしよう」と反面教師の気持ちを持つようにしましょう。

嫌いな人と接する時には、常に「人の振り見て我が振り直せ」という言葉を頭に思い浮かべておくと、単純な嫌悪感だけでなく、「こうはならないようにしよう」と自分への戒めにもなります。

どういう風にしたら人に嫌われなくなるかが見えてくる

嫌いな人の存在は、目にするだけでも不快な気持ちがこみあげてきます。

それから目を逸らしていれば、余計なストレスを抱え込まずに済むでしょう。

けれども、仕事での立場上、毎日のように嫌いな人と接しなければならないこともあります。

そんな場合には無視するわけにはいきませんので、相手の嫌な部分を見つけたら、「自分はこうならないようにしよう」と心がけましょう。

相手の勘に障る行動で、自分が相手のことを嫌いに思ってしまっているという事実から、「どういう風にしたら人に嫌われなくなるか」を考察することもできます。

自分が相手の無礼な態度を嫌っているのなら、自分は無礼に振舞わないように気をつけて過ごせば、少なくとも他の人からは嫌われてしまうリスクを減らすことができるでしょう。

相手の嫌いな部分を利用して、自分への反面教師にしましょう。

褒めてあげよう

人は誰でも、他人から悪口を言われたり、嫌われたりすると嫌な気持ちになりますよね。

例えそれが本人に原因があったとしても、周りから嫌な態度を取られると、余計にムッとして言動や態度が悪くなってしまうでしょう。

しかし一方で、人から褒められたり、認められたりすると、嬉しくなって気分が高揚します。

普段人から嫌われることが多い人ほど、褒められる機会があまりありませんので、余計に嬉しくなって相手にいい態度をとろうとするでしょう。

普通は誰でも、自分が嫌いな人のことを褒めたいとは思いませんし、例えいいところがあってもそれを素直に認めたくない気持ちの方が強いでしょう。

けれどもそんな時にこそ、あえて相手のいいところを見つけて褒めてあげると、褒められた相手は喜んで、こちらに対する印象や態度を柔らかくさせるでしょう。

嫌いな人が自分の上司なら、上司を持ち上げることで今後は目をかけてもらえるようになるかもしれません。

また、好意的な態度を示すことで、こちらに有利に働きかけてくれることもありますので、内心は嫌々でも、表面上はあえて相手を褒めてあげましょう。

嫌味や暴言を吐かれてもそれを肯定する

嫌いな人が自分に嫌味や暴言を吐いてくるのであれば、それをいちいち否定したり、無理矢理に反論を我慢したりするのではなく、いっそそのまま相手に肯定して返しましょう。

例えば「きみはモテなさそうだから恋人を作るのも大変そうだね。」と嫌味を言われたら、「そうだね。」とあえてそのまま肯定します。

嫌味を言う相手は、大抵相手がむきになって反論したり、嫌な顔をしたりするのを期待していますので、すんなりと肯定されると思わず拍子抜けしてしまうでしょう。

それどころか、「そうだね。それで?」とそれ以上言いたいことがあるかを問いかければ、それ以上嫌味が続かなくなって、向こうから離れていくでしょう。

嫌味を言ったり暴言を吐いたりする人には、何をどう言い返したところであまり意味がありません。

「お前は仕事ができない」と言われ、「自分なりに頑張っています」と言えば「なら結果を出せ」と言われるのが落ちでしょう。

そこを「そうですね」とすんなりと返したり、オウム返しにしたりするのを続けていると、次第に相手はこちらと話をするのが嫌になり、向こうの方から離れていくでしょう。

暖簾に腕押しの態度を取れば相手にされなくなる

嫌いな相手から嫌味や暴言を言われた時には、誰でもムッとなって不愉快な気持ちになるでしょう。

しかしそれをそのまま表に出してしまうと、相手の思うつぼになってしまいます。

嫌味や暴言を吐く人は、ほとんどの場合は自分が相手にとって不快に思われる発言をしているという自覚があります。

その上で口にしているため、相手が反論すればさらに嫌味や暴言で返そうとするでしょう。

そんな人と言い争いをするのは自分のためになりませんし、時間の無駄です。

いっそ相手が何を言ってもこちらが流してしまえば、相手も言い甲斐がなくなったり、それ以上何も言えなくなったりして話を早く切り上げることができますので、相手の嫌味や暴言には、暖簾に腕押しの態度でやり過ごしましょう。

向こうに相手にされなければ、こちらも嫌いな人と関わる機会が減りますので、ラッキーというものです。

肯定して受け流せばストレスにならない

嫌味や暴言は、むきになって反論せずに、あえて肯定して受け流してしまえば意外とストレスになることがありません。

誰でも嫌味や暴言を吐かれればムッとなりますが、「はいはい、また言っているよ」と内心で呟き、口では「そうだね~」と適当に流しておきましょう。

すると相手は自分がまともに相手にされていないと感じ、反対に嫌味や暴言を言った相手の方がムッとしてストレスを感じることでしょう。

嫌味や暴言は、適当に聞き流した方が勝ちです。

嫌いな人とまともにやりあう必要はまったくありません。

周りから見た時にも、嫌味や暴言を吐いている人と、それを冷静に受け流している人とがいれば、受け流している人の方を大人の対応だと感じることでしょう。

一方の暴言を吐く人は、他の人たちからも感じの悪い人だと嫌われることになりますので、自業自得でしょう。

その人にとって「どうでもいい人」になろう

嫌味や暴言に対して、ひたすら適当に肯定して受け流していれば、相手はこちらに対し「張り合いがない相手」や「からかい甲斐のない相手」と判断して、興味を失くしてしまうでしょう。

そもそも、最初からどうでもいい相手には、誰もわざわざ嫌味や暴言を吐こうとは思いませんよね。

自分にとって良くも悪くも気になる相手だからこそ、意図的に相手に対して嫌味や暴言を吐こうとするのです。

自分が嫌いな相手にとって、「どうでもいい人」になってしまえば、少なくとも向こうの方から絡んでくることはなくなるでしょう。

嫌味や暴言を言われる立場から、どうでもいい立場になるためには、とにかく相手の言葉を適当に聞き流すに限ります。

嫌味や暴言であれ、プライベートに関する話であれ、普段からこちらが相手に対して「どうでもいい」という態度を取っていれば、相手も「話してもつまらない」と感じて、話しかけてくることはなくなるでしょう。

その人の良いところを探してみよう

自分にとっては嫌いな人でも、他の人からすると好ましい人に思われるということはよくあります。

例えばあなたが上司のことが大嫌いだとします。

その理由は、上司がいつも理不尽な理由で仕事に対して怒鳴ってくるからです。

しかしそんな上司も、家に帰れば妻や子どもに対して誠実に尽くす夫になるかもしれません。

するとこの場合、あなたは上司のことを大嫌いですが、上司の家族にとっては、上司はかけがえのない大切な存在ということになります。

また、例えばあなたから見た時には、不愛想でコミュニケーションが下手に思える人も、他の人から見た時には文句も言わずに黙々と仕事に精を出す働き者に思えるかもしれません。

このように、自分が嫌いだと感じる人のことを、必ずしも他の人も同じに感じているわけではありません。

ということはつまり、あなたから見た時には嫌な部分しかない人でも、他の人から見た時には別のいい一面が見えているのかもしれません。

人には長所と短所がありますので、あなたは嫌いな人に対して、その人の短所しか見ていないということになります。

一度嫌いだと認識すれば、相手の良いところでも嫌味に思えてしまうことはあります。

しかし何もかも相手のことを否定するのは止めて、「あの人にもきっといいところはあるはず」と考え方を少し変えてみて、相手の良い部分を探してみましょう。

それをもし見つけられたら、ひょっとしたら嫌いな相手に対する認識が、少しは変わるかもしれません。

なるべく会わないように上手く避ける

嫌いな人と関わる機会を減らせるのなら、わざわざ相手に近づいて、無理して良いところを探そうとしなくても、最初から関わる機会を少なくすればストレスを感じなくて済むでしょう。

毎日職場で顔を合わせる関係でないのなら、できるだけ相手には会わないように上手く避けて生活しましょう。

「何で自分がわざわざ相手を避けなきゃならないんだ」と怒れてしまう人には不向きな方法ですが、自分が避けることによって自らのストレスを減らすことができますので、それでもいいという人にはおすすめの方法です。

嫌いな人となるべく会わないように上手く避けるには、ある程度相手のスケジュールを知っておくと便利です。

例えば「〇時にはいつも外出する」「昼休憩は〇時からとる」などのおおまかな情報を知っておくと、その時間は自分の行動範囲を限定することで、嫌な相手と顔を合わせずに済みます。

もし会ってしまっても、「今日はついてなかったな」程度に軽く捉えておきましょう。

あまり考え過ぎるとますますストレスになってしまいます。

職場で嫌われがちな人ってどんな人?

不特定多数の人が集まる職場では、一人や二人は周りから嫌われている人がいるでしょう。

もしも一人ひとりの嫌いな相手が異なっているのなら、それは単にその人たちの相性が悪いだけかもしれません。

しかし、同じ部署にいる10人の内、8人から嫌われている人がいるとすれば、それは周りとの相性ではなく、その人自身に何かしらの嫌われる要素があることになります。

そうでなければ、何人もの人から同時に嫌われてしまうことなどそうはありません。

リーダー格の誰かが他の人たちを誘導でもしていない限りは、同時に複数人から嫌われる人にはそれなりの原因があるのでしょう。

では、どのような人が職場では嫌われるのでしょうか?考えられるタイプを以下に挙げていきます。

自己中な人

誰でも自分のことが一番大切ですので、ある程度は自己中心的な考えになってしまいます。

残業したくないからと、適当な理由をつけて自分だけ先に帰ろうとするのもそうですし、社内に配られたお土産の中で、自分が気に入ったものを素早くもらおうとするのもそうです。

けれどもそれらの自己中な考えは誰でも持っているものですので、さして悪目立ちするようなことではありません。

問題なのは、誰が見ても明らかに自己中な考えが過ぎる人の場合です。

自己中が強い人は、いつどんな場面でもとにかく自分の都合を最優先にしようとします。

仕事の納期が迫っていて、皆で協力して残業しているのに、自分は見たいテレビがあるからと適当な理由を付けて帰ってしまったり、自分の営業成績の悪さを誤魔化したくて他の人の足を引っ張ったりと、周りの人たちの迷惑になるような自己中さを持っている人は、周囲からは嫌われてしまいやすいでしょう。

KYな人

KY、つまり空気を読めない人っていますよね。

皆が真面目な話をしているのに、一人だけふざけて場の空気を乱したり、皆が明るく楽しい雰囲気をしている中で、一人だけむすっと不愛想な態度でいたりする人のことです。

KYな人の中には、あえて場の空気を乱そうとする人もいます。

それは悪意ではなく、その場の雰囲気をどうにかしたいという善意からわざとKYな行動を取っています。

皆が深刻に考えてしまっている中で、その重苦しい雰囲気をどうにかポジティブなものにしたいと思って、わざとふざける人もいます。

そうしたKYの場合には、それは空気が読めないのではなく、空気を読んだからこそあえて場違いな行動を取っています。

そのためKYではなく、気遣いと言えるでしょう。

しかし、本当にKYな人は、その場に相応しくない行動を取り、皆の足並みを乱れさせてしまいます。

そのため周りの人からは嫌われてしまうことが多いのです。

不潔な人

不潔な人は、職場だけでなくどこにいっても嫌われてしまいます。

それは仕方のないことでしょう。

誰だって、不潔な人の側にいたいとは思わないものです。

お風呂に入っておらず、髪はベタベタ、体臭もきつく口臭も気になるような人とは、一秒だって一緒にいたくはないでしょう。

自分の不潔さを棚に上げて、「自分は皆から嫌われている」と悲観に暮れる人がもしいるとすれば、その場の誰もが「まずは清潔にするべきだ」と口をそろえて突っ込みたくなることでしょう。

手柄を横取りする人

会社という場所は弱肉強食の世界です。

仕事を頑張っていても、結果が出せなければ十分に評価してもらうことはできません。

結果を出さなくても努力している姿だけで評価されるのは学生まででしょう。

社会人になると、そのあたりは一切容赦がなくなります。

どんなに不真面目そうに見えても、仕事で確実に結果を出している人は、それが給料や昇進の形になって表れます。

そしてそんな弱肉強食の社会だからこそ、時には他人の手柄を横取りする人もいるでしょう。

とくに数人で一緒になって行うようなプロジェクトでは、ろくに働いていないくせに最後のまとめだけを上司にそれらしく報告する人は、上司にはさも自分が頑張ったとアピールしますので、他の人の頑張った手柄を横取りしてしまいます。

たいして努力もせずに、他人の手柄を横取りするような人は嫌われるのも当然でしょう。

悪口や愚痴が多い人

毎日仕事をしていれば、誰でもストレスは溜まります。

しかしそれを一々口に出すのは大人のすることではありませんし、直接自分に関わりの無いことであっても、人の悪口や愚痴というのは聞いているだけでもストレスが溜まってしまいます。

たまの飲み会で羽目を外して愚痴を零すのはいいでしょう。

けれどもそれを毎日のようにしている人は、周りの人からは嫌がられてしまうでしょう。

まとめ

一度嫌いだと思ってしまった相手に対しては、相手が何をしようが嫌悪感を取り除くのは難しいでしょう。

嫌いな人が募金をすれば「優しいな」ではなく「偽善だ」と思ってしまいますし、他の人の仕事を積極的にサポートしていれば、「協調性があるんだな」ではなく「できる人アピールがしたいのか」と捻くれたものの見方をついしてしまいます。

嫌いな感情があると、どうしても相手のことを悪く思ってしまいますが、それが自分のストレスになってしまっては何一ついいことなどないでしょう。

会社は仕事をする場所であって、皆で仲良くしなければならない場所ではありません。

自分の本来の目的をしっかりとこなしつつ、嫌なものとは極力距離を置くなり、無難な関係を築くなりして自分の精神の安定を第一に考えましょう。