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裁縫が上手な人の13個の特徴(続き7)

それでは数をこなす前に嫌になっちゃいますから、良い道具を選ぶことが大切です。

ミシンは奮発しよう

薄い布を縫い合わせるくらいなら簡易なミシンでもこと足りますが、裁縫のレベルが上がってくれば「デニム地のものを作りたい」「複数の布を合わせてボリュームを出したい」などの欲望が出てくるはずです。

ミシンにはそれぞれ耐えられる布の厚みというのがあって、安いものだとデニム地を縫おうものなら針が折れます。

上達していくにしたがって作りたくなるものが増えることを考慮し、最初から守備範囲の広いミシンを買いましょう。

値段は結構しますが、長く使えるので費用対効果は良いです。

強度の他にも布をあてる部分の広さを2段階調整できるものをおすすめします。

ズボンの裾などを縫う時に役立つからです。

ミシンをあまり知らない人には意味がわからないと思いますが、お店に行って「補助テーブルが取り外せるタイプが欲しい」と言えば案内してもらえます。

自分がほしいものを作る

我が子に必要なものをつくろう、から始めると義務感が強くて飽きが早いので、まずは自分が欲しいものを「できたらいいな」くらいの気持ちで始めるのがコツです。

それなら失敗しても期限はないのでやり直すことができ、大してショックを受けません。

1つ作ってみると、新な創作欲が湧いてくることもあります。

たとえばシンプルなワンピースが完成したら「ここに飾りボタンを着けよう」「ポケットが欲しいな」「襟があったら可愛いかも」など付け足せる要素が思いつくかもしれません。

それをアレンジしていくだけでも結構長く楽しめるでしょう。

裁縫について学ぶ

文字通り、切って縫うことですが、細かいことは学ぶ姿勢で取り組みましょう。

鋏の使い方、布の粗さと玉止めの大きさの適正、「並縫い」などの用語など改めて確認しておくべきことは山のようにあります。

物を作りながら覚える方が楽しくできますが、毎回「あれ、この言葉の意味なんだっけ」「前にやった気がするけどどうやるんだっけ」と二度手間三度手間をやっていると飽きてきます。

毎回しっかり吸収する気持ちでやりましょう。

そうすると身に着くスピードが速くなって、よりハイレベルなものを好きに作れるようになっていきます。

最初にアイロンのかけ方を知っておいた方がいいかも

裁縫にアイロンは必須です。

布に糸を通すと、どうしても圧力で凹凸ができてしまうので、全ての縫い目にアイロンをかけなければなりませんし、スカートやズボンの裾なども布を折り返してから縫うのでアイロンで折り目をつけなければいけません。

袋のマチなどもそうですね。

生地をゆがませずに、真っ直ぐアイロンをかけることができないまま、いきなり裁断や縫うことに挑戦しても上手くできなくて挫折します。

まずはハンカチの四方の辺が綺麗に整うようにアイロンがけできるか試してみましょう。

できなければ特訓あるのみです。

それに、この練習なら裁縫道具を揃える前から始められます。

裁縫上手にデメリットはない!挑戦してみよう(まとめ)

裁縫は上手になっておいて損はないと思います。

裁縫が上手になると布物の構造がわかってくるので既製品のアイロンがけも上手になるし、ボタンもつけ直せるし、何か欲しいものがあったときに「作る」という選択肢があるだけで商品探しの手間も省けます。

日常生活で役に立つことが多いので、とりあえず簡単なものから始めてみましょう。