その後は公立高校なら250万、私立なら480万、大学は国立ですら500万円近くかかって、私立なら600~700万円、私立医大ならズバ抜けて高く3,000万円です…。
仮に全て国公立で進んでくれたとしても約3,000万円。
子供が22歳になるまでと考えて均等に割ると、毎年136万円がかかってくることになります。
実際にはそこまでかからない時期もありますが、積立をしていくと考えればそのくらいです。
もちろんこれは子供にかかる金額だけですから、実際には生活費やら引っ越しやら何やらあるわけで「愛があればお金なんて!」とは言っていられないのが現実。
金の切れ目は縁の切れ目とはよくいったもので、どれだけ愛し合った夫婦でも、生活が見えなくなるとギクシャクするものなのです。
平均年収を順当に踏める
20代の平均年収は約350万円、30代が450万、40代で550万、50代で660万円となっています。
仮に男性の平均初婚年齢31歳で結婚して33歳のときに子供ができたとします。
そこから起算して、平均年収を順当に踏めば50代の終わりまでで総額1.5億円くらいは稼げると計算できます。
1.5億円もあれば十分なのでしょうか?
4人家族で3LDKのマンションを購入、ローンの返済をしていくと仮定した場合、月々40万円くらいは生活全体にかかると言われています。
子供が赤ちゃんのときは家が手狭でも良いためいくらか安くなるとしても、単純に子供が大学を卒業するまでの22年間に毎月40万円かかるとすれば、総額1億円は支出します。
残り5,000万円あるから大丈夫そうですか?
でも、その5000万円の中から学費も出ていきます。
さらには自分たちの老後の資金まで。
結構カツカツですよね。
厳しいことを言うと、幸せになりたいなら平均年収は担保できる相手、あるいは自分の稼ぎ、共働きによって同額以上稼げないとキツイです。
「働く男はいい男!」を肝に銘じましょう。
結婚してよかったと思えることが幸せ
離婚する夫婦も増えてきてはいますが、離婚ありきで結婚するわけじゃないし「こんな結婚しなけりゃよかった」なんて思いたくはないですよね。
どんな旦那さんと結婚するべきか、どんな瞬間に喜びを実感できるのかについて見てきましたが、結局は、幸せになるために2人揃って努力しなければなりません。
双方の努力あってこその幸せですから、お互いが「結婚してよかったなぁ」と思えるように、十分なコミュニケーションをとり、協力して物事に向かうようにしましょう。