CoCoSiA(ココシア)

新しい恋をするために、心機一転やる...(続き2)

新しい恋で立ち直れる人とそうでない人は、何が違うのでしょうか?

それはやはり、失恋した恋を“過去の恋”と受け止められているかどうかだと、筆者は思います。

あまりに失恋した恋人に未練たらたらの状態では、それは過去にはなっておらず、現在進行形とも言えます。

その状態で無理やり新しい恋をしても、2重に恋をしているようなものですよね?

だから、前の恋人と新しい恋を比べてしまったりするのだと思います。

そうなるともちろん、断ち切れない思いの募る、前の恋人のほうがいいと思うに決まっています。

こんな状態だと、心は余計に疲弊していくと思いませんか?

確かに新しい恋には、失恋を忘れさせてくれる作用があり、失恋を過去の恋にしてくれる効果もあります。

でもそれは、その恋に夢中になれて初めて、特効薬となるんです。

ひとつの新しい恋に集中出来ない状態なら、新しい恋では立ち直れないということです。

まずは自分の中で、失恋と向き合う必要があります。

失恋を過去と受け止め、新しい恋に向かう気持ちをある程度は整えておかなければ…新しい恋をしても意味がないのです。

筆者の好きだったドラマのワンシーンで、印象に残っている言葉があります。

「忘れない。でも思い出さない」

これは恋人を亡くした主人公にかけられた言葉なので、一般的な失恋の状況とは違いますが、失恋の時も同じだなって思うんです。

ふっと心が軽くなるような、楽になれる言葉だなって。

大好きな人と出会ったこと、過ごした時間…それは忘れない。でも、思い出さない。

こんな気持ちになれたら、新しい恋へ向かう心の準備も整ったということじゃないかな?

そうなれば、新しい恋が前向きな歩みを加速させ、失恋からの立ち直りをサポートしてくれるはずです。

3. 人生の時間は有限です


新しい恋へ向かう気持ちになれるまでの期間は、人によって違います。

前向きな気持ちになれるまでは、その失恋と向き合うことが大切だと思います。

ただ、時間がかかればかかるだけ、苦しい時間が続くのも事実。

人生の時間は有限だということも、意識しておかなければなりません。

筆者の知り合いに、失恋を10年引きずった人がいます。

ゆっくりと時間をかけて向き合うことも大切な一方で、それが年単位になってくると…

失った恋を美化し、執着し続けて抜け出せない状態にもなってしまいます。

それでは、向き合っていることにはならないのです。

数か月単位で引きずるのはよくあることだと思いますが、年単位になってくるのなら、受け止め方がズレてきている可能性もあります。

もう一度言いますが、人生の時間は有限です。

終わった恋は、もう終わっているということ。

その人を思い続けることも…ひとつの形ですが、その経験を次の恋に生かすことのほうが、元恋人との時間をも有意義なものに出来るはずです。

素敵な恋の経験をした相手として忘れない、でも思い出さない。

それが、元恋人を大切にする有り方だと筆者は思います。

新しい恋をするために心機一転やるべき21個のこと


「新しい恋をしたい」という気持ちが沸いてきたあなたは、失恋から前を向いて歩きだそうとしているところです。

失恋を過去の恋と受け止め、新しい恋へと歩みを進めていくためには、自分と向き合う時間を有意義なものにしなければなりません。

“時間が解決してくれる”というのは、ある一定期間まで。

その期間を過ぎても過去の恋にならない場合は、失恋との向き合い方を変える必要があるのかもしれません。