ですが、そうされる側としてはもう関わりたくないくらいに思っているので意地を張られても困るところはありました。
「絶対に自分を好きになってもらいたい」と意地になるほどに、相手が好意を抱くどころかますます嫌悪感を抱く可能性があることは視野に入れておく事も大切です。
やはり、引き際が良い人は意地を張らない傾向にあります。
人の評価を気にしない
また、人の評価が気になる人ほどに良い引き際が分からない事が多いです。
例えば恋愛に限らず、一度決めたことをやめるというのは、今の日本においては美学に反する所もあります。
例えば就職がその最たるものでしょう。
転職が多い人は基本的にあまり根性がない人のようにネガティブに見られるところがあります。
そして、習い事も続けることが美徳であるような傾向にあります。
恋愛においてもすぐにあきらめて引いているように見えると、すぐにあきらめる人のように思われるところがあります。
ですが、人の評価なんて結構いい加減です。
先ほど少し取り上げた山口百恵さんにしても、引退を決めた当初はかなりバッシングもあったようです。
当初は女性も働くという風潮があったことからそれに逆行するようなことをする彼女に対する風当たりは強かったようです。
ですが、彼女は折れませんでした。
そして、今では伝説の歌手として多くの人が絶賛をしています。
理想の夫婦についてのアンケートを取ると、三浦友和さんと山口百恵さん夫妻の名前は必ず出るようです。
このように人の評価を気にせずに我が道を進む事こそが、引き際の良い人になるコツでもあるようです。
言い訳をしない
ついつい言い訳ってしたくなりますよね。
こうして自分は悪くなかったと思いたいのは多くの人に見られる傾向です。
もちろん、著者自身もそう思うところがあります。
ですので、当然の心理ではあるのですが、やはりそればかりだと前に進めません。
言い訳をするということは自分は悪くないと正当化することですので、反省ができず改善が見込めません。
ですので、悪かったところは素直に反省をして改善をする事が大切です。
そして、後の章に詳しく記載しますが反省はしても後悔しないように過ごす事も大切です。
決断したことを悔やまない
引き際を悪くする要因としては「こうしたら後悔するかもしれない」と恐れることにあります。
何かを手放すときに「本当にこの人(あるいは物)を手放して後悔しないだろうか。」と考えるとついつい執着をしてしまうところがあります。
そうすると決断が鈍り、引き際を見極められずにズルズルしてしまうところがあります。
後悔に関して言うと、著者の母が後悔しやすいタイプでしたね。
(母本人の)将来の選択を誤ったと娘の著者にその仕事に就くように強要されたりもしました。
ただ、著者も当時の母と同い年くらいになり母を冷静に見ると彼女は何かにつけ後悔しているのです。
おそらく、彼女はどんな選択をしても良くないところを見つけては後悔するのだと思ったのです。
このような身内がいたので思うのですが、後悔しやすい方は悪いところにスポットを当てやすいのだと思います。
ですので、何かを選択して良かった一面にスポットを当てるようにするといいのではないかと思われます。
過去には戻れませんし、仮に他の選択をしていたとしても、そうだったから必ず良い結果だったという保証はどこにもありません。
でしたら、現状の良いところを見て納得するしかないところがあります。
「恋愛の引き際」を見極める7個のポイント
恋愛経験がない若しくは少ない人はどうやって良いタイミングで引いたほうがいいのかが悩ましい人も多いでしょう。
そして、良く言えば粘り強い、悪く言えば諦めが悪い方も恋愛における引き際に悩む人も多いでしょう。