恋愛というと、「アタックする」とか「どうにかして振り向かせる」ことに意識を持っていきがちです。
それで成就するのであればそれが一番良いのですが、やはり人間関係の一つですので必ずそうなるという保証はどこにもありません。
そうなると、どうしても「引き際」が重要になってしまうところがあります。
ダメだとあきらめて引いてみたら意外と…、というケースもあり、どうにかしてポジティブに考えたいところもあるかもしれません。
ですがどうしてもしつこくされて嫌だという気持ちであれば、押せば押すほどに相手も嫌な気持ちになります。
ですので、ある程度のところで引くことは重要です。
では、この度は引き際について見ていきましょう。
「引き際」は大切!間違えない方がいい!?
粘り強く一つのことを投げ出さずに頑張るというのは一見美談のように思われます。
オリンピック選手も中には努力に努力を重ねた末に結果を出すこともあります。
科学の分野においてもノーベル賞を取る人はかなり年齢を重ねてから受賞される方も多いです。
そのような人は多くの人は若いころからその分や一筋で頑張っている人も多いです。
ですので、どんなことでも粘り強くしていたら…、と思いがちですが、恋愛関係においては全く話は別です。
脈なしかどうかというのもそうですが、付き合っていて仲が冷え切ってしまった時もまた、引き際が重要になってきます。
一つ良い例を挙げると、山口百恵さんの引退がそうですよね。
彼女は14歳くらいでデビューをして一世を風靡し、人気絶頂期の21歳で引退をしました。
惜しまれながら引退したこの「引き際」が今もなお伝説になっている所以でもあります。
芸能界から完全に引退してからもう30年以上は経つのに、未だに定期的に週刊誌で取り上げられるほどに彼女の事が気になる人が多いのは、この引き際の良さにあるのではないかと思われます。
ですので、なんでもダラダラ続けるのが良いわけではないのですね。
恋愛においてもそこは重要です。
では、恋愛においてのうまい引き際とはどのようなものなのでしょうか。
引き際が上手い人の特徴
では、この引き際がうまい人というのはどのような特徴があるのでしょうか。
一つ一つ見ていきましょう。
必要以上に悩まない
引き際が良い人は、ある程度の事は仕方ないと割り切れている人が多いです。
何でもかんでもすぐにあきらめるのは良くないのかもしれないけれど、対人関係のように相手の心も関係している関係でそのような「何事もあきらめない」という精神は仇になることがあります。
その例としてストーカー行為があります。
彼ら(あるいは彼女ら)は、あきらめることなくどうにかして付き合いたいとか付き合いを続けていきたいと思っているからこそ、それに忠実に行動しています。
ですが、そのような行為がそれを受ける方に苦痛を与えるのは有名で、最近は警察に相談すると接触禁止を言い渡されることがあります。
ですので、人間関係においては「人の心を変えることは難しい。
だけど自分が変わるのは容易だ」という事を理解している人が多いです。
ですので、あまりしつこくしないですし、「もう仕方ない」と割り切ることも容易です。
意地にならない
ついつい引くのが苦手でしつこくしてしまう方の中には意地になってしまう方も多いです。
どうにかして自分が思うようにしたいという気持ちから、ついつい相手の方にしつこくしてしまう事もあります。
著者はそうされる側に立った経験がありますが、どうもそうする側にもいろいろな理論はあるようなのです。
先ほども触れたようにあきらめずに頑張っていたら道は開けると信じて、どうにかして認めてもらおうと必死になっている人でした。
どうにかして認めてもらおうと、著者がどんなに冷たくしても意地でもあきらめないという一面が見られましたね。