つまり、前文でも説明していますが、そう考えてしまうのは心が貧しいからです。
心が貧しいことで立ち止まってしまうのです。
成長が止まってしまったと言っても過言ではありません。
大人になるとそうなってしまうのは、いろいろと見てきてしまうこともありますし、また、経験が少ないことでどう対応したらいいのかわからないのでそうなってしまうのです。
よく若いうちになんでもしておいた方が良いと言われていますが、あながち間違いではありませんが、これを勘違いしてとらえている方が多いのです。
それは年齢を重ねると仕事と時間に追われて自分の時間を持てなくなると思って言っている方がいますが、そうではありません。
経験が少ないことで柔軟に対応できなくなるから若いうちにいっぱい経験をした方がいいのです。
また、生きている限り経験値を積むことができるのです。
ただ、心が貧しいとそこから動きたくないと思ってしまうので、経験を積むことができないのです。
まずは、心が貧しい人の特徴を知って、あなた自身の成長を止めないようにしましょう。
人間、成長が止まると考えることが不得意になってしまうのです。
つまり、何かに悩んだ時などにうまく対応できなくなってしまう危険性があるのです。
実は勉強は点数を多く取ることが大切なのではありません。
考える力を身に付けるのが大切なのです。
点数はただの努力の証なのです。
プライドが高い
まずもって心が貧しい人はプライドが高い人が多いです。
この心が貧しいことでプライドが高いことは、かなり厄介です。
少ない知識で完璧だと思い込んでいるので、自分の知識よりレベル低い人のことは見下し、自分よりレベルの高い知識の人のことは、考えがずれているといった感じに相手を認めようとしないのです。
プライドを高く持つことは、悪いことではありません。
しかし、今のご自身の立ち位置を確認したうえで高く持つかどうかを検討された方が身のためです。
特に浅い知識と薄い経験で物事を話されても誰も納得できません。
プライドの高さが邪魔をすると言いますが、これはプライドが邪魔をしているのではなく、あなたの知識のなさが露呈されているのに、それに気づいていないだけです。
要は、ご自身を客観視できていないのです。
ただ、その分、人目を思いっきり気にするので、相手から少しの指摘でも大げさにとらえてしまうような感じになっているので、非常に厄介です。
ある意味、コミュニケーション障がいととらえられても仕方がありません。
まずは、ご自身がプライドを高く持つことができるのかどうかの判断をしましょう。
特に田舎暮らしの長い人は要注意です。
出会う人が少ないので、その分、知識や経験も浅いのです。
人の成功を喜べない
相手の成功に関してなんだか喜べない人は多くいらっしゃると思います。
要はなぜあの人ばかりといった感じに見てしまうのです。
そのために、成功している人を少数派として見てしまう方が結構多くいらっしゃいます。
特に日本人はそのタイプです。
最近増えてきているのが、外から見れば成功しているように見えている人でも、少数派になりたくないからということで、その功績などを隠すことです。
要は前に出てしまうと、注目を浴びて、なぜあの人ばかりというように見られることを恐れているのです。
よく出る杭は打たれると言われていますが、確かに打たれますが、打たれて戻された後に、さらに進化して前へ進むことができるのです。
要は、助走をつけているのと一緒です。
助走を目いっぱいつけると高く飛べるのと同じような感じで、反動を食らうとさらに先へ進むことができるのです。
しかし、現代の社会では後退を嫌がるので今のポジションを守ろうと必死になるのです。