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心が貧しい人の11個の特徴(続き4)

こうなってしまっては意味がありません。

昔の人たちはどんなに後退しても前へ進もうとしていたのに、今の人たちは後退を恐れて立ち止まってしまうのです。

キープすることを悪いと言いませんが、先へ進もうとしない限り、時代に取り残されてしまう危険性が高いですよ。

自分のことしか考えていない

心が貧しい人は自分の意見を通そうと必死になるのです。

なぜなら、自分の意見が絶対だと思っているからです。

本人にその自覚がなくても、そう見えてしまうのです。

なぜなら、人の話を聞かないからです。

とにかく自分の目線で物事を考えるので、議論することすらできないのです。

相手からよく思われたいとか、嫌われたくないとか口にしますが、このような人ほど、嫌われてしまうのです。

なぜなら、自分を見れていないからです。

自分がそう思っているから相手もそう思っているという感じになっているのです。

仮にその場ではこれが通用しても、他の場所では通用しない可能性があるのです。

何度も言いますように人間は自分の経験したことや見たものでしか、物事を考えることができないのでそうなってしまっているのです。

経験の浅さで後で後悔すると言うのはこのことです。

また、田舎で大きく事業展開している企業ほど、実は田舎のこのような特徴を利用して大きく儲けているところもあるのです。

自分のことを考えるのは人間にしてみれば仕方のないことですが、あなたが存在するのは相手があってこそです。

相手に感謝をして、相手のことを認めることができてこそ人間です。

自分のことばかりに執着するのはよしましょう。

勝ち負けを気にする


心が貧しい人に限って相手と比較をしてしまい、勝ち負けをものすごく気にしてしまうのです。

なぜなら、勝つことで自分を優位なポジションに置こうとしてしまうからです。

そのために、とにかく勝ち負けにこだわり、自分が勝とうとするタイプが多いのです。

特に日本の場合、小学生のころから順位をつけされたりしながら育ってきたので、競争意識を無意識のうちに詰め込まれているのです。

競争して当然だというのが今の日本の世の中の常識みたいな感じになっています。

しかし、勝ち負けにこだわって何になると言うのが少数派の意見です。

どんな手を使って勝っても勝利は勝利になってしまうのです。

つまり、勝利するまでにどんなことがあったのかが大事なのに、ただ勝てばいいという心の貧しい考え方だから、人がついてこないのです。

また、スポーツ競技の監督の名将に多いのが、負けたことから学ぶと言う姿勢です。

負けを受け止められずにいると、先へは進めません。

負けを認めて、なぜ負けたのかをしっかり検証することで、二度同じようなことが原因で負けることはないのです。

故に勝ち負けを気にするのは悪くありませんが、勝てばいいと言うことではありません。

また、勝ってもあなたが優位になると言うこともございません。

ただの順位付けに過ぎないのです。

勝つことよりも、負けてそこから原因を探ったりする検証の方が大事なのです。

「日本サッカーの父」と呼ばれているデットマール・クラマーは、「試合で勝った者には友人が集まってくる。

新しい友人もできる。

本当に友人が必要なのは、敗れたときであり敗れたほうである。

私は敗れた者を訪れよう」という名言を残しています。

つまり、敗れた人を無下に扱うのではなく、しっかりと感謝の気持ちを伝えるなりして、負けた方を侮辱してはいけないと説いたのです。