その場合は会社全体のことを考え、新規取引先を獲得するなどの工夫をする必要がありますよね。
自分で外からの仕事を開拓してくることで、会社の業績も上がり自分の仕事も、立場も確保することができるでしょう。
一方で、仕事を与えてもらえてないのには、上司の裁量不足も考えられます。
上司は、その部内においてひとりひとりの仕事能力やスピードを把握し、適切な人物に適切な量の仕事を割り振らなければなりません。
それが上手くできていないと、仕事量が多すぎて終わらなかったり、逆に仕事量が少なくて時間を持て余したりしてしまいます。
上司が割り振りを見誤っている場合は、仕事がなくなったら報告することで、新たな仕事を与えてもらえるはずです。
そして問題なのは、仕事を任せられないと思われていることです。
仕事を任せるのに不安がある場合、上司は仕事を振ることができません。
つまり、仕事ができない人には振る仕事もないということです。
あなたが実際に仕事ができない人なのか、上司による勘違いなのかは分かりません。
中にはいじめや嫌がらせによるものの場合もあるので、なぜ仕事を与えてもらえないのかを把握する必要があります。
仕事でミスが多いのなら、まずはそのミスを無くして、安心して仕事を任せられる人になるのが先決です。
上司に仕事ができない人間だと思われているだけなら、そのイメージを払拭すべくアピールしていかなければなりません。
いじめや嫌がらせだと感じるなら、精神的に相当なダメージを受けているはず。
これはいわゆるパワハラですので、しかるべき機関に相談するのもひとつの方法です。
3.仕事を探すことができないから
仕事を探すことができないというのも、会社に行っても仕事がない人の理由のひとつです。
これまで、仕事を与えられているかどうかを前提にお話ししてきましたが、実は仕事は、自分で探すのが大前提。
もちろん、新人なら別ですが、新人じゃないなら仕事は自分で探して行うのが普通なのです。
自分で仕事を探すことができるか出来ないかで、仕事量は圧倒的に違ってきます。
同じように仕事を与えられていても、“与えられた仕事+自分で見つけた仕事”がある人は、「仕事がない」という状況に陥ることがありません。
また、これができる人は、他の人よりも多くの仕事をこなせる人でもあります。
一方で、仕事を探すことができない人は、与えられた仕事しかできません。
時間が余ってしまうのは、それが理由にもなっているのです。
筆者も上司の立場だったことがありますが、自分で仕事を探すことができる人と、与えられた仕事しかできない人では、圧倒的に仕事量が違いました。
また、手のかかり具合も違います。
仕事を探すことができる人は、そもそも仕事が無くならないので、放っておいても仕事をしてくれる人です。
仕事を探すことができない人は、放っておくとさぼるし、常に管理と指示が必要な人でした。
仕事を探すことができないというのは、時間を持て余すだけではなく、評価にも関わることです。
仕事を探すことができる人は、自分で考えて行動できるので、実際に仕事能力も高い人。
評価もされるので、上司からも仕事をどんどん振ってもらえるのです。
仕事がないと困っている人は、実は自分で仕事を探していないのが原因になっていませんか?与えられるのをただ待っていたのなら、それは仕事に向かう姿勢としてNGです。
評価されることもなく、仕事を与えられることもなくなっていくかもしれません。
仕事をする以上、自ら仕事を掴みとっていくことも必要です。
受け身ではなく攻めの姿勢で、仕事に取り組んでみましょう。
4.皆が忙しい中、自分は楽な仕事だから
みんなが忙しい仲、自分が楽な仕事を担当していると、会社に行っても「仕事がない」と感じて居づらくなることもありますよね。
仕事はそれぞれが大事な仕事で、必要だからこそ人が雇われ、各部署に配置されています。
だけど仕事内容によっては、暇な時間が多い仕事もあり、自分と他人とを比べて申し訳なく思ったり、自分の仕事に価値を見出せなくなったりしてしまうのです。
たとえば、受付業務や電話番などは、絶対に必要だけど時間を持て余しがちな仕事です。