ですので、指摘や注意をする時も優しく出来ちゃうんです。
周りをみる余裕もあるので、全体を把握したうえで注意が出来る。
だから、理不尽なことで怒ったりすることもないのでしょう。
こんなおおらかな人が上司だったら最高♪ですよね!
言葉選びが上手
また、指摘や注意を優しく出来るおおらかな人は“言葉選びが上手”だったりもするんですよね。
指摘や注意をするときって、本来怒りをぶつけても相手は萎縮するだけ。
ほとんど意味がなかったりします。
ただ怖いだけで、指摘や注意の内容って、耳に入ってこないんですよね。
冷静な状況判断ができるおおらかな人なら、相手に伝わるように優しく、言葉を選んで伝えることが出来るということです。
指摘や注意に自分の感情を乗せてしまうのって、実は自己満足なだけだったりするんですよね。
それに相手には、「怒りっぽい人」程度にしか認識されません。
相手のことを考える余裕があれば、相手の為を思って指摘や注意をするはずです。
おおらかな人には、それが出来るってことなんですよね。
ミスに寛容
“ミスに寛容”なのもおおらかな人なんですね。
すぐ怒るようなことが無く、細かいことを気にしないおおらかな人なら当然ですね!
ミスはミスなので、上司としては注意もしなければなりません。
でも、小さいことにカリカリしていたら、自分の身が持ちません。
それに、怒ればそれだけ自分のおおらかさも失っていくし、場の空気も悪くなりますよね。
小さいミスにこだわりすぎると、相手も常にビクビク。
緊張してしまって、さらなるミスを招いたりするものです。
絞める時は絞めなきゃいけないけど、いつも絞めてばかりじゃ窮屈です。
そんなメリハリがつけられるのも、おおらかな人なんですよね。
気配りができる
おおらかな人は“気配りができる”人でもあるんですよね。
場の空気を読むことができ、相手を思いやる心のゆとりがあるので、相手の立場になって相手の求めるものも察知出来るのでしょう。
気配りって難しいもので、その気配りに「良く思われたい」って気持ちが混じったり、相手の気持ちというより自己満足な気配りだったりしちゃいます。
でもおおらかな人は、人のことを考える心のゆとりがあるので、気配りのツボも押えられるんでしょうね。
視野が広い
“視野が広い”のもおおらかな人の特徴なんですよね。
これまでにもお話してきた通り、おおらかな人は心に余裕があります。
だから、周りを見る余裕もあるんですよね。
自分のことで精一杯で、心にゆとりを持っていないと、自分の内面ばかりに振り回されて、周りを見る余裕なんて持てません。
心に余裕が無い人はそうやって、どんどん自分の視野を狭くし、周りの人のことを考えることも、客観的に自分を見ることも出来なくなっていくんです。
悪循環ですよね。
これはもう、最初にお話した通り、まずは時間に余裕を持つことなのかもしれません。
そして、そこに生まれたゆとりに心を委ね、心にも余裕が持てるようにならないと…視野を広げるまでには至りませんよね。
おおらかさが無いと、おおらかになるにもせかせかしてしまうかもしれません。
ゆとりを生み出すことを意識することが、何より大切なのだと思います。