柔軟性があるということは、適応能力があるということでもあります。
状況や環境に適応し、その置かれた場所で考えや態度を変化させることが出来るんですよね。
ということは、やはり柔軟性があるおおらかな人は、イライラすることも少なく、不安になったりすることも少ない。
心が乱されるようなこととは無縁ということです。
これが頑固だったり、かたくなな性格だったりすると、自分の納得のいかない事を言われたら自分を主張しなければならないし、
考えを曲げることが出来なければそれだけ、周囲との対立も生みます。
周りの環境に適応できる力が無ければ、ちょっといつもと違う環境に置かれただけで、不安で心がかき乱されることでしょう。
「ま、いっか♪」「なるほど、そんな考えもあるんだ~」と、柔軟に対応出来れば、仕事も日常もどんどん楽しいものに変わっていくのかもしれませんね!
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考え方を否定しない
“考え方を否定しない”のも、おおらかな人。
柔軟性があるという特徴の所でもお話したように、「そんな考え方もあるんだ」という受け入れる気持ち。
これが、おおらかな人にはあるということですよね。
先ほど、考えを曲げなければ周囲との対立を生むとお話しましたが、この場合の曲げるというのは、自分の意見を押さえつけるってこととはちょっと違います。
それではただ我慢して耐えるだけになってしまいますよね?我慢して耐えるっていうのは、苦しいことです。
その状態で笑顔でいられるかって言ったら…無理がありますよね?
おおらかな人の、考えを否定しないという姿勢はきっとこう。
自分の考えは自分の考えとしてあって、それ以外に他の人にはまた違う考え方があることを受け入れる。
つまり、自分を押し殺すことなく、かといって自分の意見のみが正しいという訳でもなく、相手を尊重するということ。
こんな姿勢でいるはずです。
相手の考え方を否定するっていうのは、相手の反発心を生みます。
そんな状況を作り出してしまったら、おおらかな人もおおらかではいられません。
柔軟な人付き合いができるからこそ、おおらかでいられるということなんだと思います。
嫌なことも気にしない
おおらかな人は“嫌なことも気にしない”ところがあります。
これまでにもお話した通り、おおらかな人はその性格上、嫌なこと自体が少ないとも考えられますね。
何かに追われることもなく、イレギュラーがあっても柔軟に対応でき、人とのいらぬ対立も生まないおおらかな人には、嫌なことがあんまりないはずです。
「それでもゼロじゃないでしょ?」「絶対に何かしら嫌なことってあるでしょ?」と問いたくなるのが筆者。
もともとおおらかさを持ち合わせていたとはいえ、そのおおらかの割合はたぶん30%くらいです。
100%おおらかな人の頭の中ってどうなってるんだろう??って、いつも疑問に思います。
でも、やっぱりあるんですよね!おおらかな人にも嫌なことが。
おおらかな人が無感情ってわけじゃないので当然です。
でもおおらかな人には「ま、いっか♪」の精神がある!これって、おおらかな人の最大の強みなのかもしれません。
我慢するわけでもなく、自分を押し殺すわけでもなく、「まぁいいか」って自分の気持ちを静めることが出来ちゃうんでしょうね。
筆者も案外あるんですよ。
「ま、いっか」ってなる精神。
でも、「まぁ…よくない!!」ってなる時もあって、どっちに転ぶかで状況も気持ちも大きく違うんですよね。
でもやっぱり、譲れないものって誰にでもあると思うんです。