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潔癖症の彼氏と付き合って大変だった...(続き5)

そのルールを感性的に理解することができない彼女の方にとっては、さらによく分からないのが潔癖症の行動です。

それらの行動を受け入れることはもちろん必要です。

相手にとっては必要な行動であるということを頭に入れておくことで、彼氏との関係も楽になるでしょう。

ですが、自分も同じ行動をとる必要はありません。

彼氏がレストランでカトラリーを除菌しているからと言って、自分は気にならなければ除菌する必要はないのです。

ただ、彼氏が手をつなぐ前に除菌をしてほしいと言ったときには従うなど、必要に応じて合わせた行動をとりましょう。

求められてもいないのに、同じ行動をとっているといつか疲れてしまいますよ。

8.清潔を心掛ける

彼氏と全く同じ行動をとる必要はなくても、清潔を心がけるということは絶対に必要です。

普通以上に綺麗好きな人と付き合っていると思うと、何となく理解することができるでしょうか。

彼氏にとっては、普通レベルでも許すことができないのです。

普通いかなど理解不能な状態であるということを覚えておきましょう。

常に身だしなみを整えるのはもちろんですし、少し暗いと思って手を洗わないというようなことがないように気を付けてください。

恋人同士であれば、わざとではなくても手が触れ合ってしまうようなこともあります。

そう言ったときに生理的な嫌悪感を抱かれないようにするためにも、いつでも清潔な状態を保って、少なくとも「普通の綺麗好き」くらいのレベルの清潔感にするようにしてくださいね。

9.ルールを決める

潔癖症の彼氏と上手にお付き合いをするためには、ルールを決めることも必要です。

何でも彼氏のマイルールに従う必要はありませんが、だからと言って自由に振舞っていると、いつの間にか彼氏のストレスの種になっているということもないわけではありません。

彼氏にとってのストレスとならないようにするためには、最初に「何がOKで何がGなのか」というところを明らかにしておかなければいけません。

細かいルールについては、一緒にいるうちに分かってくるところもあるでしょう。

ですが、生活のおおまかな部分については、ルールを事前に決めておくことで生活しやすくなりますよ。

お互いにルールを破らないように生きていれば、少なくとも、相手に嫌悪感を抱くようなこともなくなりますし、彼女の方としても地雷を踏むのではないかというヒヤヒヤした関係から解放されることになります。

潔癖症ってどうしてなるのか

ここまで潔癖症な彼氏と付き合って大変だったこと、しなければいけないことについて触れてきましたが、実際に付き合ったことがない人から見てみると大変そうだという感想鹿出てこないのではないでしょうか。

潔癖症の人は衛生的な面でとてもこだわりが強く、自分の中にルールを作って生活をしているところがあります。

ここで素朴に疑問に思ってしまうのが、どうして自分自身で自分を縛り付けるようなことをしてしまうのかというところですよね。

ルールは破りたくなってしまうものという人も少なくはないはずですが、潔癖症の人は、自分自身に厳しいルールを課してしまっている状態なのです。

これについて不思議に思う人もいるかもしれません。

ここからは、どうして潔癖症になってしまうのか、潔癖症を作る理由について見てみましょう。

潔癖症になる理由を知れば、少し潔癖症の彼氏について理解することができるかもしれませんね。

汚いと言われたことがある

潔癖症の人は、実は意外と「自分の外の世界が汚い」と思っているのではなく「自分が汚い」と思っているものです。

潔癖症の人の行動は、まるで自分と言う人間を汚さないでほしいと思っているような行動ですよね。

だからこそ、知らない人から見ると「自分自身のことを綺麗に思っているに違いない」という誤解を受けてしまいます。

ですが、潔癖症と言うのは逆のことが多く、誰かから汚いと言われたことが強く頭に残ってしまい「自分をこれ以上汚すわけにはいかない」「汚い自分に触れたものは除菌しなければいけない」というような思い込みにとらわれることとなるのです。

これは潔癖症の原因の一つであり、潔癖症を本気で治療するようなときには、こうした根本にあるところからきちんと心をほぐしてあげなければいけないということもあるようですよ。

親が潔癖症

育ってきた環境も潔癖症を作りやすくなるものです。

親が潔癖症のようなときには、自分も潔癖傾向が出てしまうということがあってもおかしくありません。

潔癖症はそもそも「自分の中にある衛生観念の基準が人と違う」ところから来ているものです。