人の気持ちがわからない人というのは、時に冷酷な人と思われてしまうかもしれません。
でも、人の気持ちが明確に、正確にわかる人なんているのでしょうか?
「気持ちは言葉にしなければ伝わらない」
こんな言葉にもあるように、人の気持ちをわかることほど難しいことはないのかもしれません。
それでも人は、どうにかして人の気持ちを分かろうとする生き物でもあります。
相手の立場に立ち、出来る限りの想像をめぐらせ、何とか気持ちを推し量ろうとするものです。
人の気持ちがわからない人というのは、もしかしたらそういったことが苦手なのかもしれません。
そこで今回は、そんな人の気持ちがわからない人の特徴についてご紹介していきます。
人の気持ちが分からない人は友達が少ない傾向にあります。詳しくはこちらの記事を見てみましょう。
相手の気持ちがわからない人に共通する10個の特徴
1.深く考えて発言しない
人の気持ちがわからない人の特徴として、まず挙げられるのが“深く考えて発言しない”ことです。
相手の立場や状況を考えることなく発言をしてしまうことが多いようです。
そのため、その場にふさわしくない不用意な発言をしてしまい、相手を傷つけたり、また周囲から反感を買ってしまう原因にもなっているようです。
発言するときに、何も考えずに言葉を発してしまい、発言した後の周囲の反応を見て気付いたという経験がある人もいるかもしれません。
さすがに、悲しい出来事があった時には配慮する気持ちはあると思います。
そうでもなければ、さらっと本心が出てしまって引かれたり、相手が絶句していたり。
そういうとき、周囲からどう見られるかや、どう思われるか、相手をどんな気持ちにさせるかを意識していないのかもしれません。
つまり、人の気持ちがわからないというより、わかろうともしていないのかもしれません。
それが、発言に表れてしまうということなんですよね。
2.自分自身が一番大切
人の気持ちがわからない人は、無意識だとしても“自分自身が一番大切”だと思っているのかもしれません。
相手の立場に立とうとしても、いつの間にか主軸が自分にすり替わってしまう。
それも、相手より自分を大切に思う気持ちのほうが強いからと言えます。
自分より相手を大切に思う気持ちがあれば、それは相手にも伝わるはずです。
気持ちへの理解が少しずれていたとしても、一生懸命に察しようとしていれば「全く気持ちをわかってくれない!」と、相手を傷つけてしまうことまではないはずです。
自分を一番大切にしている人には、悩み事を相談してもガッカリしてしまうでしょう。
「私のことには興味ないんだな」と感じて、二度と話を聞いてもらおうとは思わなくなります。
3.人の気持ちが想像できない
人の気持ちをわかるには、相手の立場にたって想像力を働かせ、出来る限り察しようと努力することが必要です。
この、人の気持ちをわかるために必要な想像力。
根本的にこの力がなく“人の気持ちを想像できない”ことが、ひとつの特徴にもなっているようです。
想像力がなければ、人の気持ちをわかろうという気持ちはあっても、想像することが出来ません。
結果、感覚のずれた人と思われてしまうのです。
人との感覚がズレていると、円滑なコミュニケーションをとることは難しいでしょう。
周囲の人のほうが、苦労しているかもしれませんね。
人の気持ちをわかるには、想像する力、それに想像するポイントがズレていないことも大切ですよね。
4.相手の気持ちがわかることをメリットだと思わない
人の気持ちがわからない人が、冷たい人だと言われてしまう所以。
それが“相手の気持ちがわかることをメリットだと思わない”という特徴に表れていますよね。
人の気持ちをわかろうとする人がいる一方で、わかろうともしない人がいるのも事実。
人はよほどの他愛の精神の持ち主でもなければ、自分を優先する人のほうが多いのかもしれません。
意識していないと、相手より自分へ意識は向いてしまうものです。
それをハッキリ言ってしまうのが、人の気持ちがわからない人なのかもしれません。
「人の気持ちを感じることなんて出来ないし、感じたところで何の意味があるの?」なんて冷めた部分を、自分でも自覚している人もいるでしょう。