諦めない人って、かっこいいですよね!
物事に一生懸命取り組んで、がむしゃらに夢や目標を掴みとるその姿は、見ていて気持ちの良いものがあります。
その諦めない姿勢には、学ばされることも多いですよね。
諦めない人が大きな成功を成し遂げる姿を見るたびに、「自分も諦めないで成し遂げられる人になりたい」と心に誓う人も多いのではないでしょうか。
しかし、その志も半ばに諦めてしまう人も多いのが事実…。
だからこそ成功する人は一握りなのです。
では、どうすれば諦めない心を持ち、かっこよく物事を成し遂げられる人になれるのでしょうか。
そこで今回は、『諦めない人の11個の特徴』をまとめました。
成功するまで諦めない人とは、すぐに諦めてしまう人とどう違うのか、それぞれの特徴を明らかにしていきます。
諦めない人になって成功したい人は、ぜひ参考にしてください。
諦めない人の11個の特徴
諦めない人は、諦めずに努力し続けた結果、成功を掴んでいる人が多いです。
逆を言えば、成功者は諦めなかったから、成功を掴むことができたとも言えますよね。
つまり、夢や目標があり、それを絶対に達成したいのなら、諦めないことが大切だということです。
ただ、人は弱いもので、すぐに諦めてしまいがち。
諦めずに成功を掴む人は、なぜそうできるのでしょうか?
ここからご紹介するのは、そんな“諦めない人”の特徴です。
諦めない人の特徴には、諦めない気持ちや行動のヒントが隠されています。
ひとつひとつの特徴を参考に、自分との違いを確かめていきましょう。
諦めない人になるうえで自分に足りないものが分かれば、あなたも諦めずに成功する人になれるはずですよ!
1.こだわりが強い
諦めない人の特徴その1は、『こだわりが強い』ことです。
こだわりとは“特別な思い入れ”のことで、物だけでなく、やり方や行動、考え方など、そのジャンルは人によってさまざま。
こだわりを持つことは特別なことではなく、誰もがひとつは、何かこだわりをもっているのではないでしょうか。
ただ、こだわりが強い人はその思い入れも相当なもの。
そのため、人よりもこだわっている物事に執着するタイプで、いわゆる職人気質といえるほどの徹底ぶりです。
強いこだわりには良い面と悪い面の両方がありますが、“諦めない”という点においては、そのこだわりが良いほうに作用しています。
こだわりが強い人が諦めないのは、絶対に手に入れたいものがあるからで、その夢や目標に対するこだわりがあるからです。
強いこだわりというのは、それだけ強い原動力になるということです。
よく考えてみれば分かるはず。
それほどこだわりが無いものに対し、諦めずに努力し続けることができるでしょうか?諦めない時、そこには必ず原動力となるこだわりがあります。
諦めない人は、執着してしまうほどのこだわりをもっているから、諦められないのです。
2.失敗を恐れない
諦めない人の特徴その2は、『失敗を恐れない』ことです。
失敗を恐れる気持ちというのは、言うなればネガティブ思考。
物事を悪いほうにばかり考えるので、新しい何かを成し遂げることより、失敗しないことを優先してしまいます。
そのため、リスクや不安があればすぐに諦めてしまうのです。
それとは逆に、諦めない人はプラス思考です。
物事を前向きに考え、失敗を恐れない強い気持ちを持っているから、諦めずに成し遂げることができます。
もちろん、失敗は誰だって怖いです。
自ら望んで失敗をする人はいません。
だけど、失敗を避けようとばかり考えていると、そこから一歩も動けませんよね。
諦めない人には、失敗を恐れて何もしないより、自分がこだわる物事を成し遂げることのほうが大事。
どうしてもやりたいこと…つまり“こだわり”が、失敗を恐れない強い気持ちを生み出しているのです。
やりたいことのためなら、失敗を恐れてなんていられません。
もしあなたがすぐに諦めてしまうのなら、それは強いこだわりがないからなのでは?
3.ある意味楽観的
諦めない人の特徴その3は、『ある意味楽観的』なことです。
楽観的とは、“物事を明るくとらえることが多い”こと。
楽観的な性格だと、人がくじけたり落ち込んだりしてしまいそうなところで、「ま、いっか」などと“なんとかなる精神”で乗り越えることができます。
ただ、楽観的過ぎると逆に、「こだわらなくてもいっか」と潔く諦めてしまうこともあります。
諦めない人というのは、“ある意味”楽観的なのです。
ある意味楽観的というのは、ピンチのときの切り替えが上手いということです。
何か失敗したときや、どうにもならないように思える困難にぶち当たったとき、「きっと大丈夫!」と前向きに考えて次の策を練ることができます。
何かを達成することへのこだわりは強くても、失敗や恐怖感にはこだわらない。
諦めない人はそうやって自分の気持ちをコントロールすることができるから、諦めずに前に進みます。
諦めない人がこのように楽観的でいられるのは、きっとワクワク感を大事にしているから。
どんなことでも楽しんで取り組むことをモットーに、小さな楽しみを見つけて進み続けるのです。
4.責任感が強い
諦めない人の特徴その4は、『責任感が強い』ことです。
責任感とは、“自分の仕事や行動に対する責任を果たそうとする気持ち”のこと。
責任感が強い人は、自分が関わる全ての物事に責任感を持って取り組むから、諦めようとしないのです。
また、責任感がある人は、どんな状況でも最後まで、自分の責任を果たそうとします。
簡単に人に頼ることはなく、自分の力で責任を全うすることができる、自立した人でもあるのです。
そうした自立心を持っているところも、諦めない強い気持ちに繋がっているのでしょう。
責任感がある人にとって、諦めることは終わりを意味します。
「誰かがやってくれる」「自分が諦めてもなんとかなる」とは考えられず、自分が諦めたらそこで終わり。
物事は進まないと考えるから、自分が諦めるわけにはいかないということです。
諦めない人には、自分の力で物事を成し遂げようという強い責任感と自立心があるから、諦めず、人任せにせず、自分の責任ですべての物事を全うするのです。
5.努力家
諦めない人の特徴その5は、『努力家』なことです。
努力とは、“目標を実現するために力を尽くして励む”こと。
努力家な人とは、その努力をコツコツと続ける人のことです。
諦めない人はそうした努力家な一面があるから、物事を簡単に諦めないのです。
目標のために力を尽くすことは、誰もができることのようでいて、誰にでもできることではありません。
諦めない人と諦めてしまう人がいるように、努力とは難しいことなのです。
なぜなら、努力は行動力ではなく精神力だからです。
努力をする上で大事なのは、諦めずに目標に向かう強い気持ちです。
辛いことにも苦しいことにも耐え抜く精神力がなければ、努力家にはなれません。
つまり努力家とはひとつの才能であり、努力ができる人は優れた精神性をもった人とも言うことができます。
諦めない人が努力家なのは、努力をとても重要だと考えているからでしょう。
努力することこそが素晴らしいと考えていて、そういう自分でありたいと望んでいるから諦めずに努力し続けるのです。
6.執着心がある
諦めない人の特徴その6は、『執着心がある』ことです。
執着心とは、特定のことに強いこだわりを持つことで、その物事に心が囚われて離れないことを指します。
この執着心は、マイナスに働くことが多いもの。
ですが、諦めない気持ちという点では、執着心があるからこそと言えます。
どんなシーンや物事に対してこだわりを持つかで、プラスにもマイナスにも働く執着心。
扱いの難しい気持ちではありますが、これによって物事に粘り強く取り組む諦めない強さが生まれるのだとしたら、諦めない人にとって必須の要素とも言えるのかもしれません。
ただ、諦めない人の執着心がプラスに活かされるのは、やはり自分の気持ちをコントロールできているからでしょう。
執着心を前に進むために使えるか、その場にとどまるために使うか…。
その違いが、諦めない人と諦めてしまう人の差なのではないでしょうか。
諦めない人は、強い執着心を、ここぞというときに発揮します。
だから諦めずに、目標を達成することができるのです。
7.しつこい
諦めない人の特徴その7は、『しつこい』ことです。
しつこい人というと、話しがくどくて、何か嫌なことがあると執念深く、「もう無理」であっても往生際が悪く諦めることができない…。
といった、ちょっと困った性格の人でもありますよね。
とくに恋愛シーンでは嫌われることが多いのではないでしょうか。
でも、しつこいことは悪いことばかりではありません。
時にはそのしつこさが、粘り強さにも繋がるのです。
たとえば、先が見えない途方に暮れる作業があったとします。
先が見えないのだから、これは無理だと諦めてしまう人も多いでしょう。
だけどしつこい人は、「もう少し、もう少し」としつこくその先を見ようとします。
もちろんそれは、その先に自分の叶えたい目標があることを知っているからです。
そして、行けば必ず目標にたどり着けると信じているからでもあります。
諦めなければ叶うことを知っているし、信じている。
だからしつこい人は諦めません。
その結果、何かを成し遂げることもあるのです。
8.自分自身を信じている
諦めない人の特徴その8は、『自分自身を信じている』ことです。
自分自身を信じている人は、ある意味スーパーポジティブ思考です。
自分で自分を評価しているので、どんな局面でも「自分にはできる」と考えることができます。
だからみんなが諦めてしまうようなことでも、「自分だったらやり遂げられる」と信じて突き進むのです。
こうしたポジティブ思考は、楽観主義に考えられるところや、しつこさとも関連しています。
ポジティブだから、周囲の目を気にすることなく楽観的に考えることができ、自信たっぷりだから、「叶わないはずがない」としつこくできるのです。
恋愛シーンでは時にこれが裏目に出ますが、夢や目標などに向かって努力し続けたいときには自分に自信を持つことも必要です。
諦めない人は自分を信じているからこそ、諦めずに努力を続けるのです。
9.明確な目標がある
諦めない人の特徴その9は、『明確な目標がある』ことです。
諦めずに努力するとき、向かう先に明確な目標が無いと挫折しがちです。
仕事でも勉強でも、それを継続していくためには、粘り強く続ける力が必要ですよね。
粘り強さがなければ、立ちはだかる壁を目の前にしたとき、すぐに諦めてしまいたくなります。
そこで諦めてしまっては、目標達成は夢のまた夢…。
つまり諦めない人は、しっかりした目的や、目標達成への強い気持ちがあるからブレずに努力し続けることができるということです。
また、上手に目標設定をしているのも諦めない人です。
どう頑張っても到達できそうにない目標を掲げて結局諦めたり、途中で嫌気がさしたりしないよう、短期的な目標を立てているのです。
その積み重ねをすることで、大きな目標に近づけるよう道筋を明確にしながら…。
小さな目標をひとつひとつ、達成するたびに喜びを感じたり、自分に自信がついたりすることは、諦めない心を生み出すためにも大切な要素です。
諦めない人は、地に足の着いた目標を立てているから、諦めずに頑張ることができるのです。
10.真面目
諦めない人の特徴その10は、『真面目』なことです。
真面目な人にとって、「諦めずに努力し続ける」ことは“当たり前”のことでもあります。
もちろん、その過程には困難な道もありますが、そこで「諦める」という選択肢がないのが真面目な人です。
これは、幼いころからの習慣や生まれ持った性格による影響が大きいのでしょう。
学生時代で言えば部活動や勉強など、何事も諦めないことを当たり前に行ってきた人は、ただ黙々と、真面目に目標に取り組み続けます。
もちろん、その結果得られるものは多く、希望の学校に進学できたり、部活動で成績を収めたり、何より、頑張った分だけ充実感を得られたのではないでしょうか。
ですから、真面目な人にとって「何かを諦める」という選択肢はありません。
諦めずに継続することに意味があることを知っているからです。
11.行動力がある
諦めない人の特徴その11は、『行動力がある』ことです。
諦めないうえで鍵となるのは精神力ですが、実際に何かを成し遂げるとき、絶対に必要なのが行動力です。
「継続は力なり」というように、目標に到達するためには行動し、それを継続しなければ始まりません。
どんな大物実業家も、大物歌手も、最初はひとつの行動からスタートしています。
そしてそれを繰り返し継続し、失敗したら軌道修正し…と、行動を積み重ねてきたからこそ成功を掴むことができたのです。
小さなことでも、到達が難しそうな大きな目標でも、達成するためには行動あるのみ!諦めずに行動し続ければ、道は開かれていくはずです。
すぐに諦めてしまう人の特徴って?
諦めずに努力し続けて目標を確実に達成していく人がいる一方で、すぐに諦めてしまう人もいますよね。
きっと最初は諦めない人と同じように、やる気に満ち溢れていたはずなのですが…。
なぜ途中で諦めてしまうのでしょうか。
そこでここからは、すぐに諦めてしまう人の特徴をご紹介していきます。
すぐに諦めてしまいがちな人は、諦めてしまう原因を知ることで努力の仕方を工夫することができるかもしれません。
この機会に、自分の性格や性質を見つめなおしてみてくださいね。
1.ネガティブ
すぐに諦めてしまう人の特徴その1は、ネガティブなことです。
諦めない人にはポジティブ思考という心強い味方がいましたが、すぐに諦めてしまう人にはその逆の、ネガティブ思考があるから諦めてしまうのです。
ネガティブ思考をする人は、何か物事に挑戦するとき、成功イメージよりも失敗の事を考えてしまいます。
とにかく「失敗が恐い!」と思ってしまうのがネガティブな人なので、新しいことになかなか挑戦することができません。
恐怖を感じているものにわざわざ挑戦するなんて、とてもハードルの高いことですから…。
ただ、そんなネガティブな人でも、時には挑戦しなければならない時もありますよね。
挑戦せざるを得ない立場になることもあるし、ネガティブな人にだって、どうしても達成したい夢があるものです。
しかし、恐怖感のあまりに自分の夢さえも見失ってしまったり、逃げ腰になってしまったり…。
すぐに諦めてしまうのは、ネガティブな考え方があるからです。
ネガティブな人は、どこまでもネガティブに物事を考えてしまいますよね。
失敗への恐怖感だけではなく、その恐怖感を感じて挑戦できない自分を責めたり、否定したり、それを取り繕うために言い訳ばかり言ったり…。
これらは多くの場合、人の目を気にしすぎていることが原因となっています。
失敗して人にからかわれるのが恥ずかしい。
できない人間だと思われたくない。
できない自分は誰にも認めてもらえない人間だ…と、とにかく人にどう見られるかが気になって、夢や挑戦はそっちのけになってしまうのです。
ですから、ネガティブだとすぐに諦めてしまいがち。
思考回路が変わらなければ、諦めない人になることは難しいでしょう。
2.自分に自信がない
すぐに諦めてしまう人の特徴その2は、自分に自信がないことです。
諦めない人は自分に自信があり、どんなことでも「自分にはできる」と信じることができる!のですが、すぐに諦めてしまう人は、自分を信じてあげることができません。
これもネガティブ思考だからだと言えますが、自分を信じてあげることは、諦めない強さになるだけでなく、生きていくうえで必要不可欠なものでもあるのです。
ただ、日本人の傾向として自分に自信を持てない人は多く、国民性とも言える性質。
自信が持てないのは、何も自分のせいに限らず、生まれ育った環境や周囲の価値観が影響していることも少なくないのです。
たとえば…あまり褒められた経験がない人は、自分に自信が持てないのも当然ですよね。
もちろん、それでも自分を信じてあげることは大切ですが、幼いころに親に怒られてばかりで褒められた経験が無いと、“自信を持つ”というのがどういうことなのかすら分かりません。
褒められたくて頑張っても、自分では良いことをしたと思っても、その気持ちを汲み取ってもらえなければ、自信を失っていくばかりです。
そもそも、日本人は褒めるのが苦手です。
褒めて育てる親は少なく、ダメな部分を軌道修正させることばかりに関心が行きがちです。
学校でも部活動でも、多くの場合、子供が自信を無くしてしまう環境になっていたりするのです。
こうした子供の頃の経験は、大人になっても影響します。
むしろ思考や価値観は、子供の頃に培われたものだと言ってもいいでしょう。
自分に自信がない人の場合、自信を持たせてもらえない環境で育ってきたということです。
自信がなければ、ここぞというときに踏ん張ることができません。
「どうせ…」と諦めてしまうのです。
では、自信がない人は一生そのまま?
すぐに諦めてしまう性格も変わらないのでしょうか?
…そんなことはありません。
自分が変わりたいと思えば、変わることができます。
すぐに諦めてしまうことに関しても、次からはもうひと頑張りしてみましょう。
その次は、もう一歩先へ。
そして、そのひとつひとつに挑戦する自分、達成した自分を褒めてあげるのです。
自分が自分を認めてあげられれば、人に認めてもらえなくても自信を持つことができます。
諦めずにやってみることが、ネガティヴ思考の克服にも繋がるはずです。
3.飽きっぽい
すぐに諦めてしまう人の特徴その3は、飽きっぽいことです。
物事にすぐに飽きてしまう飽きっぽい性格な人は、当然ながら“継続し続ける”ということが苦手です。
そのため、ちょっとでも飽きてしまえばすぐに諦めてしまいます。
飽きっぽい人がすぐに飽きたり諦めてしまったりする大きな理由は、その物事がつまらないからです。
それが自分の叶えたい夢や目標であっても、その過程で飽きてしまうこともしばしば。
とくに単調な作業の繰り返しや、刺激の少ない作業が続くと飽きて諦めてしまうことが多いでしょう。
また、飽きっぽい人にはせっかちなところもあります。
すぐに結果が分からないと途中で飽きて、諦めてしまうことが多々あります。
最初はやる気に満ちたワクワクした状態だったとしても、時間がかかりすぎることは苦手。
結果がでなければ「もういいや」と簡単に諦めてしまうのです。
諦めが肝心なんて言われることもありますが、飽きっぽい人はこの言葉をいい様に利用してしまうのです。
このように、飽きっぽい人がすぐに諦めてしまうのは、そもそもの責任感の弱さや集中力の無さ、夢や目標に対する気持ちの弱さなどが挙げられます。
また、目標を高く設定しがちなのもひとつの原因です。
飽きっぽい人は好奇心旺盛で、新しいもの好き。
だから新しいものに挑戦するのが大好きで、大きな目標を掲げてはワクワクした気持ちで取り組み始めます。
しかし、それがすぐに身にならないと、他の楽しそうなことに興味が移ってしまうのです。
好奇心旺盛なことは良いことですが、そのために飽きっぽいと、いろいろ手を付けては何一つ達成することができません。
何かを成し遂げるのに、継続は欠かせない要素です。
小さな目標を設定しながら自分の好奇心や達成感を刺激していくなど、工夫をしながら取り組むことで、すぐに諦めてしまう性格も克服できるかもしれませんよ。
4.完璧主義
すぐに諦めてしまう人の特徴その4は、完璧主義なことです。
完璧主義ならすぐに諦めることもなさそう…ですが、実はこの完璧主義が落とし穴だったりもするのです。
どういうことかというと、完璧さを求めすぎるあまりにできないことがあると自信をなくし、「自分にはできない」と思って諦めてしまうということです。
完璧主義な人には、プラス思考型の人と、マイナス思考型の人がいるそう。
すぐに諦めてしまう人は、マイナス思考型の人。
そんなマイナス思考の完璧主義な人は、物事を「ゼロか100か」で考えてしまいます。
ひとつできないことがあると全てダメ。
全力をつくせないならやらないほうがマシ。
と、妥協できないばかりに諦めてしまうわけです。
ただ、できることにはとことん!実に完璧にその物事に尽くすことができるので、厄介なのはできない自分に出会った時です。
自分に厳しい完璧主義者は、できない自分を受け入れられないし許せません。
当然周囲の人にも迷惑がかかると思い込み、「中途半端にやるくらいなら辞めよう」と考えてしまうのです。
実は筆者も、ゼロか100かのマイナス思考型完璧主義。
できるだけ妥協したり、時にはゆるくやることを意識していますが、やはり諦めは早いです!そして飽きっぽいです。
ただ、時にはこの完璧主義がヒットして、仕事で良い結果を出したりもします。
完璧主義は、結構厄介なものです。
完璧主義すぎるがゆえにすぐに諦めてしまうというのは、本来の実力さえも発揮できないということ。
自分のできるところはできるところで認める、できない部分があることを受け入れる…。
こうして少しずつ完璧主義を手放していかないと、目標到達への道のりは遠いですよ。
5.すぐに愚痴を言う
すぐに諦めてしまう人の特徴その5は、すぐに愚痴を言うことです。
愚痴ばかり言っている人は、いつも不平不満だらけです。
不平不満を口にしていると、思考はどんどんネガティブに…目標に前向きに努力するパワーも、どんどん失われてしまいます。
だからすぐに諦めてしまうし、諦めてしまうことに対しても愚痴や言い訳を言って、とことん努力に向き合うことができません。
ですから、何事に対しても諦める癖がついてしまったのです。
愚痴をいうタイプの人は、周囲の人からも嫌われますよね。
その愚痴を聞くだけで気分が悪くなるし、ネガティブ思考に引き込まれそうになるから、人の愚痴はあまり聞きたくないものです。
でも実は、愚痴を言う人本人が、自分のことを嫌いだったりもします。
自分への自信の無さやコンプレックスによるストレスを、他の物事への怒りに変えてしまっているということです。
つまりは、責任転嫁。
できないこと、自信がないこと、諦める言い訳…すべて自分のこととして受け入れることができないから、愚痴を言うことで、誰かほかの人や物事のせいにして逃げたいと思っているのです。
人に言い訳をしているようでいて、実は自分への言い訳。
努力に向き合えないというよりは、自分に向き合えない。
それが、愚痴を言う人です。
諦めない心を育むには、まずはありのままの自分を受け入れてあげることです。
そのうえで、自分の責任で成し遂げられる物事に取り組み自信をつけましょう。
愚痴も言い訳も、余計に自分の価値を下げてしまうので要注意。
ポジティブな言葉を口にしていれば、自然と諦めない心も育まれるものです。
諦めない気持ちを作るには?
諦めないで成功を掴む人、すぐに諦めてしまう人。
両者とも同じなのは、達成したい夢や目標があることです。
だけど、気持ちのちょっとした差や、行動、思考方法の違いで、結果が大きく変わってしまうのです。
そうならないためには、どうしたらいいのでしょうか。
そこで最後に、諦めない気持ちを作る方法をご紹介します。
諦めない人、諦めてしまう人、それぞれの特徴を振り返りながら、諦めない気持ちを育てるコツを掴みましょう!
諦めない気持ちを作る9か条
諦めない気持ちは、今からでも、あなたにも作れます。
今までは諦めてしまっていた人でも、自分を良く知ったうえで、コツを掴んで目標に向かえば、きっと達成できるはず。
そのコツとは、以下の9か条です。
・小さな目標を立て少しずつ大きな目標に近づくこと
・最初から出来ないと決めつけず、自分を信じること
・上手くいったことは、達成できたこととして自分を褒めてあげること
・自分ひとりでは諦めそうなときは、誰かに話を聞いてもらうこと
・小さな目標ごとにご褒美を用意してモチベーションを保つ工夫をすること
・自分の事を好きになること
・苦手分野を1日1個克服していくこと
・体が資本!体力をつけること
・失敗することを恐れないこと
諦めない気持ちは、目標と同じで少しずつ育まれていくものです。
目標達成に向かいながら、自分も強くなっていくイメージを持ちましょう。
諦めずに継続していくことが、成功を掴むだけではなく自分も成長させてくれます!
諦めない心を作って新しい人生を切り開こう
いかがでしたか?
今回は『諦めない人の11個の特徴』と、すぐに諦めてしまう人の特徴、さらに諦めない気持ちを作る方法についてご紹介してきました。
人は誰だって、弱い部分を持っています。
上手くいかなければ、諦めたくなることも…。
でも、そこで踏ん張れるかどうかが結果を左右します。
成功者は、辛いときに踏ん張る、乗り切ったらひとつ進む…と、諦めずにコツコツ努力してきたから成功を掴んでいます。
あなたも辛いときにもうひと踏ん張り!
努力を積み重ねて、諦めない成功者を目指しましょう!