挑戦せざるを得ない立場になることもあるし、ネガティブな人にだって、どうしても達成したい夢があるものです。
しかし、恐怖感のあまりに自分の夢さえも見失ってしまったり、逃げ腰になってしまったり…。
すぐに諦めてしまうのは、ネガティブな考え方があるからです。
ネガティブな人は、どこまでもネガティブに物事を考えてしまいますよね。
失敗への恐怖感だけではなく、その恐怖感を感じて挑戦できない自分を責めたり、否定したり、それを取り繕うために言い訳ばかり言ったり…。
これらは多くの場合、人の目を気にしすぎていることが原因となっています。
失敗して人にからかわれるのが恥ずかしい。
できない人間だと思われたくない。
できない自分は誰にも認めてもらえない人間だ…と、とにかく人にどう見られるかが気になって、夢や挑戦はそっちのけになってしまうのです。
ですから、ネガティブだとすぐに諦めてしまいがち。
思考回路が変わらなければ、諦めない人になることは難しいでしょう。
2.自分に自信がない
すぐに諦めてしまう人の特徴その2は、自分に自信がないことです。
諦めない人は自分に自信があり、どんなことでも「自分にはできる」と信じることができる!のですが、すぐに諦めてしまう人は、自分を信じてあげることができません。
これもネガティブ思考だからだと言えますが、自分を信じてあげることは、諦めない強さになるだけでなく、生きていくうえで必要不可欠なものでもあるのです。
ただ、日本人の傾向として自分に自信を持てない人は多く、国民性とも言える性質。
自信が持てないのは、何も自分のせいに限らず、生まれ育った環境や周囲の価値観が影響していることも少なくないのです。
たとえば…あまり褒められた経験がない人は、自分に自信が持てないのも当然ですよね。
もちろん、それでも自分を信じてあげることは大切ですが、幼いころに親に怒られてばかりで褒められた経験が無いと、“自信を持つ”というのがどういうことなのかすら分かりません。
褒められたくて頑張っても、自分では良いことをしたと思っても、その気持ちを汲み取ってもらえなければ、自信を失っていくばかりです。
そもそも、日本人は褒めるのが苦手です。
褒めて育てる親は少なく、ダメな部分を軌道修正させることばかりに関心が行きがちです。
学校でも部活動でも、多くの場合、子供が自信を無くしてしまう環境になっていたりするのです。
こうした子供の頃の経験は、大人になっても影響します。
むしろ思考や価値観は、子供の頃に培われたものだと言ってもいいでしょう。
自分に自信がない人の場合、自信を持たせてもらえない環境で育ってきたということです。
自信がなければ、ここぞというときに踏ん張ることができません。
「どうせ…」と諦めてしまうのです。
では、自信がない人は一生そのまま?
すぐに諦めてしまう性格も変わらないのでしょうか?
…そんなことはありません。
自分が変わりたいと思えば、変わることができます。
すぐに諦めてしまうことに関しても、次からはもうひと頑張りしてみましょう。
その次は、もう一歩先へ。
そして、そのひとつひとつに挑戦する自分、達成した自分を褒めてあげるのです。
自分が自分を認めてあげられれば、人に認めてもらえなくても自信を持つことができます。
諦めずにやってみることが、ネガティヴ思考の克服にも繋がるはずです。
3.飽きっぽい
すぐに諦めてしまう人の特徴その3は、飽きっぽいことです。
物事にすぐに飽きてしまう飽きっぽい性格な人は、当然ながら“継続し続ける”ということが苦手です。