「君は口幅ったいことをいうんだな!」「口幅ったいことをいうようだけどさ…」なんて、日常生活の中で“口幅ったい”という言葉を耳にしたそこのあなた!
その言葉がどんな意味をしているのか、一体その言葉を使った相手はどのような気持ちでその言葉を使っていたのかまったく見当もつかなかったんですよね。
この記事では、日常生活でひょんなことから現れる“口幅ったい”という言葉について、あらゆる説明をしてその意味をご紹介しています。
いったい“口幅ったい”という言葉は、どんな意味があるのでしょうか?
また、どのようにして使うべき言葉なのか。
その言葉を使いたくなった時にスムーズに使うことができるように例文。
有名なあの人が“口幅ったい”という言葉を使ったシーン…。
などなど、あらゆる“口幅ったい”という言葉について触れながら、あなたに解説していきます。
この記事を読めば、いまだ理解することのできない―意味を全く想像することのできない―“口幅ったい”という言葉について深く知ることができるはずです。
口幅ったいとは?
あなたは、日常生活で…もしくは雑誌の記事やテレビに出演しているコメンテーターなどの発言などで…“口幅ったい”という言葉を耳にしたことはありますか?
この言葉に出会ったことがないという方は、この言葉がいったいどのような読み方をするのかさえも想像つかないでしょう。
読み方は、単純にそのまま読めばOKで“くちはばったい”と読みます。
とはいえ、読み方がわかったとしてもこの言葉が意味するものを想像するのは難易なはず。
言葉ってその言葉を構成している漢字を見れば、大体の意味を想像することができるものですが、この言葉ってそうもいかないですよね。
口の幅がでかい…?口が大きいということ?
ビッグマウス(身の丈よりも大きなことを言ってしまうこと)ということ…?
などなど、さまざまな憶測が飛び交っていることでしょう。
この言葉の例文などを知る前に、まずは“口幅ったい”という言葉には、どのような意味があるのかを確認していきましょう。
誰かに「君は口幅ったい」と指摘された方であれば、相手がどのようなことを言いたかったのかがわかることでしょう…。
身のほど知らずの偉そうな口のききようである
口幅ったいという言葉のメインな意味は、“身の程をわきまえていない、その上、大きな口をたたく”というものになります。
要するにまだまだアマチュアな人が、まるでプロが発するかのような指摘をするということになりますね。
ちょっとでも自分の世界に入り込んでしまうと、人というのは“周りと自分との差”だとか、“大きなグループで見た自分の立ち位置”というのを理解できないものです。
そのようなときに、そのような発言をした人に“口幅ったい”という言葉をあてはめることができるんですね。
例えば、まだまだ幼稚園に通うような子供だというのに「あなたは人として間違っている」なんて指摘されるようなものです。
“子供だから”とみくびってはいけませんが、まだまだ様々な経験をしたことがないのに「間違っている」というのは、ちょっとえらそうですよね。
それも自分が身分をわきまえていない状況にも、この言葉を使うことができます。
言うことが身分不相応で生意気だ
もっとわかりやすく“口幅ったい”という言葉の意味を確認していきましょう。
身分をわきまえていないで偉そうなことをいう人は、この世の中にはたくさんいますよね。
まぁ、「君はなんて口の利き方をしてるんだ!」なんてその人に指摘する人も少ないでしょう。
“口幅ったい”というのは、身分にふさわしくない発言をしていて、それまたその発言がとても生意気なレベルであることをさしています。
あなたの周りには、そんな人がいないでしょうか?
いや、もしかしたらあなた自身がそのような人なのかもしれませんね。
まだまだお子ちゃまでこの世の中の仕組みを知らない高校生がこの世の中を知りつくした億万長者の年長者に口をたたくようなものです。
まだまだ、その道のことを何も知らないし、その道のちょっとした部分をかじっただけなのに「あなたはおかしい」なんていう人ってどうかしていますよね。
いや、言われたほうが「この子はなにをいってるんだ、、、まだまだだなぁ」なんて感じることでしょう。
その発言も相手を怒らせてしまうまでに、生意気なこともしかり。