ずばり、誰が“口幅ったい”という言葉を使ったのかといいますと野球界のレジェンドともいえる王貞治さんなんです。
まさかあの人がこんな言葉を!?なんて驚かれたかもしれませんね。
「口幅ったい言い方ですけど、王貞治としてのバッティングができなくなったということです」
実際に王さんは、王さんの引退の際にこのような発言をしています。
彼はバッターとして偉大なる活躍を見せていました。
その姿をファンやサポーターだけではなく、野球に興味のない人までも楽しみにさせていました。
本人も“バッターをしている自分”というのが好きだったのでしょう。
そこで、王貞治としてバッティングできなくなったということ、王貞治というバッターは素晴らしい存在であったということ、その存在が終わりになったということを伝えようとしています。
ここまで主張できるくらいにやりきることができるのってとても素敵ですよね!
口幅ったいを正しく使おう
今回は、あまり聞きなれないかもしれないですが“口幅ったい”という言葉について特集してきました。
謙遜しながらも、どこか傲慢で、生意気に目上の人たちに“身分をわきまえず”になにかを主張・批判する人のことを表現している言葉でしたね。
このような人が周りにいるのであれば、そこまで本気で相手にしないことです。
また、もしもあなた自身がそのように言われてしまったのであれば、そのスタイルを貫くかどうか再検討したほうがいいかもしれませんね。
とはいえ、あまり馴染みのない“口幅ったい”という言葉だからこそ、使う際には気を付けて正しく使うように心がけましょう。