一度そうなってしまうと手がつけられなくなってしまうこともあり、また悪酔いして暴れた本人はその記憶がすっぽりと抜けてしまっていることもあります。
そうして次の日に出社したところ、周りの人たちからの視線が冷たかったり、上司や同僚に「お前あんなことを思っていたのか」と指摘されたりすることになるでしょう。
そうなってから後悔しても遅いため、できるだけ日頃からストレスは溜めないように小出しにしていきましょう。
きちんとストレス発散ができていれば、酔っぱらっても悪酔いして愚痴っぽくなることはなくなるでしょう。
勧められても上手く断る
お酒の場では、よく人からお酒を勧められることが多いです。
それが上司や先輩であれば、最初の一杯は礼儀として受けとった方が角は立ちませんが、それ以上の勧めは適当な理由をつけて上手く断るようにしましょう。
例えば「友達が急性アルコール中毒になったところを見ていたので怖くて・・・」や、「前に悪酔いして迷惑をおかけしてしまったので・・・」など、暗に相手に対して迷惑をかけたくないという気持ちを伝えると、相手も大人しく引き下がりやすいです。
それでも強引に勧めてくるのなら、多少相手をムッとさせてしまってもいいので、はっきりと「これ以上は飲めません」と断りましょう。
その場の空気は若干壊れても、相手が酔っていれば他のことに夢中になるとすぐに気持ちは切り替わるはずです。
また、人に強引に酒を勧める人は、どんなに角が立たないように断ったところで無理に飲め飲めと勧めてくるものです。
そんな人にいつまでも適当な言い訳していても時間の無駄ですので、必要な場面ではハッキリと断りましょう。
悪酔いは周囲の人からの印象を悪くする
悪酔いはその呼び方の通り、悪い酔い方をしてしまうことです。
悪い酔い方は自分の体を害する可能性がありますし、また周りの人たちにも少なからず迷惑をかけてしまいます。
そのため、迷惑をかけられた人や、悪酔いする姿を見ている人たちからは、良くない印象を覚えられてしまうでしょう。
普段から傍若無人な振る舞いをしている人であれば、悪酔いをしたところで「いつものことだ」と思われるだけでしょう。
しかし、普段は優しい人や大人しい人が悪酔いをすると、そのギャップで一気に周囲の人からの印象が悪くなってしまいます。
悪酔いが原因で周りからの印象が悪くなってしまうのは、悪酔いした当人にとっても望ましくないでしょう。
悪酔いは、自分にとっても周りの人にとってもいいことはないのです。
酔っているとはいえ許されざることもある
お酒の席では無礼講とよく言いますよね。
普段は上司や部下、先輩や後輩という畏まった関係の人たちが、「お酒の席では上下関係は気にせずに一緒に楽しもう」という考えが無礼講です。
そのため、無礼講は仕事中のような堅苦しい態度で接することなく、気さくに誰もが会話を楽しみながらお酒を飲めるという魅力がありますが、その無礼講を勘違いしてしまう人が時々います。
「無礼講だから、上司に対しても偉そうに接したり暴言を吐いたりしてもいい」「無礼講の時には失礼な態度をとっても構わない」などの勘違いをした人が、酔った勢いで相手に対して失礼な振舞いの数々をしてしまうことがありますが、いくらお酒の席とはいえそんなことは許されざることでしょう。
酔って頭の思考が鈍ると、普段では思いもつかない行動を誰しもがとってしまう可能性がありますので、自分で判断がつかなくなるほどの量は飲まないように注意して、無礼講とは言え最低限の礼儀は弁えてお酒を飲むようにしましょう。
悪酔いするのは自分でも分かっているはず
一度でも悪酔いの経験がある人は、自分がどのような条件下で、またどれだけの量を飲めば悪酔いしてしまうかを自分でも分かっていることでしょう。
とくに毎回のように悪酔いをしてしまう人は、自分が悪酔いしてしまいやすいたちだということも分かっているはずですので、きちんと自制すれば飲み会でも悪酔いを防ぐことはできます。
ビール2杯で悪酔いしてしまうのなら、ビール1杯だけにしておき、後はノンアルコールを飲むようにすれば、悪酔いして周りに迷惑をかけることはなくなります。
お酒が好きな人にとっては、たくさんお酒を飲めないことがストレスになってしまうかもしれません。
けれども悪酔いして周りに迷惑をかけるよりはずっといいでしょう。
自制心がないことの表れ
分かっているのに毎回悪酔いをしてしまう人は、それだけ自制心がないことの表れですので、悪酔い癖は早めに直した方がいいでしょう。
一緒にお酒を飲む人からすれば、毎回のように相手に悪酔いをされるとうんざりしてしまいますし、できればもう一緒に飲みたくないとも思ってしまうでしょう。
自制心がなくて毎回のように悪酔いをしてしまうのなら、それこそ自分1人だけで好きなだけ飲んで酔っ払うといいでしょう。
誰かと一緒に飲みたいというのなら、努力して自制心を働かせて、悪酔いしないように気をつけましょう。
悪酔いの癖がなくなれば、一緒に飲む友達や同僚も大いに楽しんでお酒が飲めることでしょう。
悪酔いする人の特徴とは?
悪酔いをしてしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか?