また、逆に気持ちを伝えている側としては「わかってくれている」「こちら側の意見を受け止めてくれている」という気持ちになることができるので、心の底から“安心感”に浸ることができるのです。
優しい人と一緒にいると、不思議と安心できる気持ちになれるのはそれが理由でしょう。
3.守ってくれる
どんなときでも二人でいるときには共感してくれる…しかし、こちら側の意見に反対する人が出てきたり、そちら側の権力が強いことがわかると立場をコロコロ変える人がいたら、あなたはどのように受け止めるでしょうか?安心感を感じるどころか“信用ならない”人としてとらえるはず。
反対に、どんなときでも味方になってくれたり、あなたの立場が不利になりかけているときに“守ってくれる”人がいたらどうでしょう?守ってくれる、それだけ強い心を持っている…そのような人のそばにいるだけでもとても安心できますよね。
いざと言う時には守ってくれる
常に優しくてもいざというときに守ってくれるというわけではないもの。
しかし、いざというときに守ってくれる人というのは、「この人なら守ってくれる」「いつでもこちら側の味方でいてくれる」と感じることができるので、そこに安心感が生まれます。
また、守ってくれることが分かっているので安心して自分自身をさらけ出すこともできますし、自分の本当の気持ちをぶつけることもできるんです。
等身大でぶつかることのできる相手ってなかなかいないものですよね。
4.聞き上手
これまでに何度もお伝えしていますが、安心感を感じることができる人というのはこちら側の意見を無条件に受け入れてくれたり、さらにその意見に対して批判をすることもないような特長を持っているものです。
要するに“聞き上手”であることがとても多いんですね。
あなたの周りにいる、あなたが安心感を感じることのできる相手もそうなのではないでしょうか?あなたが話しているときには無表情ではなく、意見を加えるのではなく、なにかしらの反応を表情とあいづちで聞き入れてくれているはず。
話を上手に聞いてくれるから落ち着く
逆にこちら側が話をしているのに、話の合間に茶々を入れてくるような人だとどう感じるでしょうか?「こちら側の話を聞く耳をもっていない」批判ばかりされたり、全く聞いていないようなそぶりをされると「この人に話しても意味がない、無駄だからもう話すのはやめよう」なんて思うようになるのではありませんか。
また、そのような態度の人に話をしていると落ち着いて会話をすることもできないはずです。
「また何かいわれるかもしれない」なんて、本当の自分の気持ちを伝えることができない人もいるのでは?
しかし、安心感を与えてくれる人というのは話を上手に聞いてくれるので、落ち着きながら話すこともできます。
また、その状況に“安心感”を覚えることができるんです。
5.人によって態度を変えない
安心感を与えてくれる人というのは“人によって態度を変える”ということをしません。
この世界には、“八方美人”という言葉があり、その言葉の通り「どこでもよい顔をする」「人によって態度をを変える」という人がいるものです。
あなたの身近な人にもそのような行動をしている人がいるかもしれないですね。
そのような人の態度がコロコロ変わる姿を見ていると「自分の前ではいい顔をしているけれど、優しいそぶりをしているけれども、ほかの人と話しているときにこちら側の悪口を言っているかもしれない」というような不安を感じるものです。
だって、人によって態度を変えているのですから、根本的に自分自身の意見を持っていない―人に流されやすい性格をしているということになるからです。