そうしないと人生そのものを生きづらく感じてしまうからです。
しかし、自分の「嫌いなものは嫌い」「好きなものは好き」という気持ちに正直でいると、不思議なことに堕落するばかりか幸福な人生がやってくるものなのです。
とても不思議ですね。
また、自分に正直でいることができると、自分の気持ちを偽ることがないので他人に対しても偽ることがなくなります。
要するに、他人に対しても本当の自分の姿を見せることができるし、どんなに自分の意見に反対されるかもしれない可能性があったとしてもその気持ちにうそをつくことなく、正直に伝えることができます。
そのため“はっきりとしたその人の特徴”というものが現れるので、「この人はこういう人なのだ」と安心することができます。
8.嘘をつかない
ひとつ前の項目でもお伝えしましたが、安心感を与えてくれる人というのは嘘をつきません。
もしも、あなたの周りに嘘ばかりついている人がいたらどのように感じますか?
「もう嘘はつかない」なんて言われたとしても、「この人がいま言っていることは嘘なのかもしれない」「あの人の言ってた“あれ”も嘘なのかもしれない」とすべてに対して―相手がたとえうそをついていない項目であっても―“嘘をついているにちがいない”と相手のことを信用することができなくなるものです。
しかし、どんなときでも絶対にうそをつかないと分かっている人と一緒にいると、そのように疑うこともないですし、疑う気さえ起こすこともないので精神的に安心することができるんですよね。
信用出来る
嘘を一度でもついてしまうとたったその一度だけでも、信用を失うものです。
逆に嘘を絶対につかないと分かっている人というのは、嘘をつかないという絶対的な信用があるので疑うこともありません。
信用することができるということは、先ほどもお伝えしたように疑わなくてもいいということ。
そのような気持ちを一ミリたりとも思い浮かばせないということ。
それだけで人というのは、とても安心することができるんです。
9.空気が読める
一時期“KY”という「空気が読めない」という言葉が大流行しました。
これはその言葉の通りで「その場の雰囲気や空気を読めずに、その場ですべきことではないことをしてしまったり、発言してしまう人」のことを指しています。
今でもこのような“KY”な人ってたくさんいますよね。
そんな人と一緒にいると、いつどこでどんな場面で、その場面に関係のないことを発言したり、行動をしたりしだすかわからないので一緒にいる身としては常にドキドキしている状態になります。
そのドキドキというのは、安心できていないということ。
そりゃあ、「すべきではないこと」を平気でやってしまうことが分かっている人と一緒にいると安心できないですよね。
察してくれる
安心感を与えてくれる人というのは、KYなことをしません。
それどころか相手が何を求めているのか、いまこの状況で何が求められているのか…というのを察することができます。
たとえば、ある人が悲しんでいたとしましょう。
その人はそっとしてほしいのです。