とはいえ、信頼していることと好意とが直結するかというと微妙なところ。
異性ではあるけれども友人という枠も存在しますからね…。
ここで勘違いする男性が結構多いので、しばしば刑事事件に発展することがあります。
二人で飲みに行った、終電を過ぎるまで飲み、どちらかの家に行った、だから行為に及んだ、というやつです。
その気もないのに家に上がったり上げたりした方も、一般的な流れからいえば落ち度があるかもしれませんが、「親友だから何もないと信じていた」ということもあるでしょう。
お付き合いするという関係に発展しない限り、勝手に好意を確信してグイグイいくのはやめておいた方が身のため。
二人で会ってくれる程度には好かれていると思ってデートを重ね、告白なりなんなり、恋人関係になれるまで頑張ることをおすすめします。
頼ってくる
当然、近寄っても欲しくない人に頼ることはありません。
そういう意味では好意がないわけではないです。
ただ、小悪魔系女子の場合はむしろ男性からの好意を察知して「上手く使ってやろう」くらいに思っていることもあります。
そこまでではなくても「この点において頼れる存在」程度の認識であることも多いので、恋愛感情を持たれているかは不明です。
頼られる頻度で考えてみましょう。
「別に俺じゃなくてもいいよな?」「自力でできるんじゃないの?」ということも頼ってくるのであれば、頼るという手段で近づきたいと思ってくれている可能性はあります。
親身に話を聞いてくれる
親身になって話を聞くのは、一般的に興味のない相手にはしないことでしょう。
忙しい中でも時間を割いてくれて、話の腰を折らずに促してくれて、共感し、求められれば的確なアドバイスをするというのは大変疲れるので、どうでもいい人にはできません。
とはいえ例外もあります。
姉御肌の女性の場合は普段からさまざまな人に相談をもちかけられているので内心では「またか…」と思いつつ、相手のことを無碍にもできないので、親身になって聞いてくれるでしょう。
また、書くまでもないことですが、キャバクラ嬢やホステスの場合も該当しません。
好きとか嫌いとかは全然関係なく、接客のプロとして客の話を聞いているだけですから、支払った金額の対価として話を聞いてもらっていると考えましょう。
そのようなケースではなく、聞き上手という定評もない女性が親身になって話を聞いてくれるのだとすれば、それは“あなたに対してだけ”である可能性があります。
それであれば好意と判断できそうです。
行きたいところをアピールしてくる
“アピールしてくる”という部分が肝心です。
女性は何の気なしに「ディズニーランド行きたーい」とかは言います。
これは「肩こりシンドーイ。温泉いきたーい」と変わらないニュアンスです。
“アピール”とまで呼べるかどうかを見極めましょう。
半ば独り言のような言い方ではなく、あなたに対して言っているかどうかというのは、声のトーンや顔の向きなどでわかるはずです。
とくに好意が認められるのは、あなたがいないと成立しないようなことをしたがっているかどうかですね。
運転免許を持っていない女性がドライブに行きたがるとか、あなたの地元であるとか、それは“あなたに”言っていることで間違いないです。
声のトーンが高い
接客の業務中でもないのに声のトーンが上がるのは好意を持っている相手に対してくらいのものです。
あるいは、まだ猫をかぶっていたい初対面の人。
どちらにしても「良く見られたい」ときだけなので、もう付き合いもそこそこ長いのに声のトーンが高いのであれば、好意を寄せられているといえます。
恋バナをしてくる
女子会では恋バナをよくするかもしれませんが、異性に恋バナばかりを話す女性は、そう多くはありません。
気のない異性に勘違いされても困りますから、本当に恋愛以外の話題が頭の中に無いような場合は別として、基本的には避けるはずです。
つまり、恋バナをしてくるということは、かなりプライベートの話題もできる仲であると認識していることを示しています。
少なくとも他の異性よりは関係が密ということですから、強力なライバルが出現しない限り、頑張り次第で恋人になることも可能でしょう。