つまりは、自分自身の友達ではないのです。
自分の友達であれば、合わないと思った時には離れることも出来るでしょう。
関係を解消することだってそう難しい事ではありません。
けれど、ママ友の場合はそうもいきません。
たとえ自分がその人のことを好きではないとしても、子供がその人の子供と仲が良ければ拘わらなければならないこともあります。
そればかりか、一緒に出かけたりしなければいけないことだってあるかもしれないのです。
ママ友の中にはいろいろな人がいる事でしょう。
中には全く話が合わないような人だっているかもしれません。
もっとひどい時には嫌がらせをしてきたり陰口を言われるようなことだってあるかもしれないのです。
そんな毎日が続く事によって、結果的にママでいる事に疲れてしまう事もあるでしょう。
幼いころは、子供とだけかかわっていけばよかった育児も、年齢を重ねる事によってかかわる人の数もどんどん多くなっていきます。
それが結果的にストレスになったり問題を誘発させるような事につながってしまう恐れもあるのです。
だからこそ、そのせいでママを辞めたいと思う事もあります。
意思を強く持つ事が出来る人は、周りの意見など気にする必要はないと言い切ってしまうでしょう。
けれど、自分だけではなく子供までかかわっているとなると、もしもの事を考えてなかなか行動することが出来なくなってしまうものなのです。
4.何をしても子供が言うことをきかないとき
子供は親の所有物ではありません。
だからこそ、自分がこうなって欲しいという理想を持って子育てをしてきたとしても、それが素直に反映されるかどうかはわかりません。
自分とは全く違った考え方を持つようになるかもしれません。
それも成長の一つとして受け入れていくべきなのでしょう。
けれど、その自我が形成されるまでは親子としての衝突は避けては通れないものなのかもしれません。
例えば、何か問題が発生しお母さんが怒ったとしてもそれを素直に受け入れる子供はどれくらいいるのでしょうか。
もちろん、なんでも素直に話を聞き自分の悪いところを反省することが出来るような子もいる事でしょう。
しかしそれは実に珍しいタイプです。
きっと大半の子供がつい親に反抗した態度をとったりいうことを聞かないなどの行動にでてしまうかもしれません。
大事に育ててきた子供であっても、全く自分のいうことを聞かずやりたい放題に生活している姿を見ると、つい腹もたつものです。
自分の気持ちをわかってくれない子供に対して悲し気持ちになってしまう事もあるでしょう。
そんな生活が継続していけば、次第に話をする事すら嫌だと思い、結果的に母親を辞めたいと思うようになってしまうのかもしれません。
子供がいうことを聞かない事など当たり前のことです。
すべてを素直に受け入れ、何も自己主張しない子供の方が心配になってしまうものです。
けれど、毎日面倒を見ている母親からすれば、それが例えあり得ないといわれてしまったとしても出来るだけ自分の話を聞いてほしいと思うものなのでしょう。
5.子供が泣き止んでくれないとき
赤ちゃんは泣くのが仕事だとよく言われます。
これは、それだけ赤ちゃんはよく泣くという事なのです。
話をすることも、自分で動くことも出来ない新生児も思ったことをうまく伝える事が出来ない幼児も、結局誰もが泣くのです。
それだけ『泣く』という行為は子供にとって重要なコミュニケーションの一つなのでしょう。
けれど、そうは言っても毎日毎日泣かれていてはママの心が疲れてしまうのも無理はありません。
子供の泣き声は甲高く、声も大変大きなものです。
だからこそ、その声を間近で聞いていると、イライラした気持ちが出てしまうのも無理はないでしょう。
母親なのだから、泣き止ませればいいと思う方も居ますが、母親は魔法使いではありません。