意味も分からず泣き続ける子供や理不尽な主張によって泣いている子供をそう簡単に泣き止ませることなどできないのです。
一度泣き出すと、場合によっては1時間も2時間もグズグズしていることもあります。
そんな状態が続けば、その場から思わず逃げ出したいなんて思ってしまう事もあるでしょう。
それが結果的に母親をやめたいという気持ちにつながるのです。
子育てを一人でしている人にとっては、そんな毎日の積み重ねが大きなストレスとなります。
そのせいで自分の子供をかわいいと思う事が出来なくなってしまうことは、誰よりも母親本人が一番悲しいと思っています。
にも拘わらず、それについて責められるようなことがあれば、より一層心は荒んでしまうはずです。
6.夫が協力してくれないとき
子供は本来、夫婦二人のものです。
だからこそ、母親だけが育児をしなければならない理由は一つもありません。
協力してやっていくことが当たり前のはずです。
けれど、今の日本ではまだまだ子育ては母親がする事が当たり前だと思われているケースがほとんどです。
もちろん、パパも何もしていないわけではないのでしょう。
家族が暮らせるために仕事をし、お金を稼いできているのかもしれません。
けれど、仕事をするよりも育児をするほうがずっと大変です。
会話の伝わらない相手の理不尽な要求を24時間休みなしで受け入れ続けなければならないのですから。
それはどんなにブラックな会社よりも明らかに労働基準を逸脱しています。
どんなに可愛い子供でも、そんな日々が毎日続けば心は疲れ切ってしまいます。
そんな時に頼る事が出来る人がいるかどうかによってその人の負担は変わってくる事でしょう。
最近では、共働きの家庭も多くなってきました。
だからこそ、家事や育児だけではなく仕事もしているママも多くいます。
そんな中で仕事しかしない夫だったらどうでしょうか。
ママのストレスが大きくなるんばかりです。
そんな時に、子育てにでも文句を言われるような事があれば、我慢は爆発してしまうでしょう。
子供を置いて出ていきたいとさえ思ってしまうかも知れません。
子育てを母親がする事は当たり前のことではありません。
手伝う事は当たり前のことですが、もし本当に手伝う事が出来ないのであればせめて感謝の気持ちを相手に伝わるように持つ事が大切です。
7.寝不足で疲れがとれないとき
まだ幼い子供は、昼と夜の区別がつきません。
だからこそ、夜寝るという大人からすると当たり前の事が出来ない時期があります。
その時期は、時間に関係なく起きてしまい泣いたり遊んだりを繰り返します。
機嫌よく遊んでくれるのであればまだ問題はありませが、困るのが泣いてるときです。
子供が泣けば、あやさなければなりません。
ですが、いくら必死にあやしあところで泣き止まない時には泣き止まないのです。
これは誰が悪いという事でもなくそういう時期としか言いようがないのです。
だからこそ、子供の成長を待つ事によって『夜泣き』と呼ばれる行動も少しづつ少なくはなっていきます。
ですが、いくら未来的には落ち着くといわれても、今寝不足のピークを迎えているひとからすると何の気休めにもならないのでしょう。
寝不足は人間の思考回路をまわりにくくさせます。
だからこそ、冷静な判断が出来なくなってしまうのです。
自分ではきちんと行動しているように見せても、客観的にみるとおかしな行動になっていることもあります。