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感謝を伝えることで得られる8個の効果(続き4)

なぜなら、感謝はポジティブな感情だから。

問題が起きたことに感謝してみると、不思議と勇気が湧いてきて、真っ暗だった目の前に道が開けるようになります。

感謝がポジティブな感情をどんどん引き寄せて、今かかえている問題すら解決に導いてしまうのです。

実際、感謝することは、脳の血液量に変化を起こすことも明らかになっているそうです。

感謝の感情が芽生えると、脳の血液量は大きく増加すると言います。

逆に問題に直面してストレスを抱えているときは、血液量が減少して脳の機能が鈍くなるのだとか…。

問題が起こるとパニックになって頭が真っ白になる感覚、あれは、実際に脳の機能が働かなくなっているからなのかもしれません。

このように、感謝することには問題解決の力もあるのです。

仕事での問題も解決するようになる

感謝することで問題が解決するということは、もちろん仕事での問題も解決するようになるということです。

問題にはプライベートな問題や人間関係の問題などもありますが、仕事での問題は成功を阻害する要因になりますよね。

ですから、仕事での問題は速やかに解決したいと誰もが思うでしょう。

でも、仕事で何かひとつ問題が起きると、まるで芋づる式のようにさまざまな問題が浮上したりします。

そうなると何から手を付けていいのか…そのまま失敗に終わることも少なくありませんよね。

でもそんなとき、「感謝すること」を思い出すと、その問題が起きたことすら感謝になります。

問題は気づきを与えてくれるものであり、その問題に気づかずに先へ進むことはできなかったということ。

つまり、その問題をクリアしない限り成功もできないということです。

ですから、問題は感謝すべき事柄。

「気づかせてくれてありがとう」その気持ちが持てた時、ほとんどの問題はすでに解決しています。

5.人間関係がよくなる

「感謝すること」の幸せ効果その5は、『人間関係がよくなる』ことです。

感謝することで得られる最大の幸せ効果は、きっとこの、「人間関係がよくなる」ことだと思います。

これは、仕事などの成功が感謝に由来するものだと気づくことより、もっと身近で、その場で実感できる感謝の幸せ効果になるでしょう。

感謝することを忘れない人は、常に良好な人間関係を築いています。

なぜそれができるかというと、感謝できる人は人に好かれるからです。

自分が感謝されたときのことを考えれば、分かりますよね。

小さなことにも感謝してくれると嬉しくなり、その人のことを好きになるのではないでしょうか?

些細なことにも気づいてくれることに感激して、感謝の気持ちが芽生えたりもします。

感謝する人はこうして、周囲の人との良好な人間関係を築くことができるのです。

周りの人達が良い人ばかりになる

今、あなたの周りは悪い人だらけだと感じていませんか?

嫌な人ばかりが周りにいるからイライラするし、とても感謝できるような人は周囲にいない…。

そう思っていませんか?そんなあなたは、もしかしたら感謝していないことが原因で、周囲が悪い人だらけに見えているのかもしれません。

ネガティブな感情は、自分をネガティブモードに押しやってしまうばかりではなく、周囲の人にも伝染します。

そのネガティブな感情が「自分に向けられているのでは?」と感じれば、人は警戒しますよね。

自分を守るために、敵意を向けてくることもあるでしょう。

ネガティブな感情とポジティブな感情は、一緒に存在できないと言います。

つまりネガティブな感情をもつ人間関係も、決してよい関係にはなれないということです。

一方で、感謝というポジティブな感情持ち始めると、ネガティブな感情は一掃されます。

感謝でいっぱいになったとき、周囲の人も良い人ばかりになっているのです。