一方で自分に自信がある人は、物事を常にポジティブな方向で捉えています。
だから、人と比べて自分を卑下することも、ミスをして「自分はダメだ」と責めることもありません。
ミスをしても「次は気をつけよう」と思えたり、誰かに何か指摘されることがあっても、「教えてくれてありがとう」と思えたりします。
常に自分を肯定しているので、ストレスも少なく、幸せな気持ちで日々を過ごすことができるのです。
本来、感謝することは、ポジティブ思考でいるからこそできることなのかもしれません。
でも、意識して感謝することを探してみると、ポジティブ思考へと傾けていくこともできます。
ネガティブ思考はある意味“癖”のようなもの。
その癖を治すのにも、感謝することは一役買ってくれます。
自分に自信が持てない日々は、とても辛く苦しいものですよね。
それは、とても幸せな状態とは言えません。
感謝することでポジティブ思考になっていけば、幸せにもなれるということです。
8.毎日が楽しくなる
「感謝すること」の幸せ効果その8は、『毎日が楽しくなる』ことです。
ここまででご紹介してきたように、感謝することにはさまざまな幸せ効果があります。
まず、幸せになれること。
それから、気分が良くなること。
物事が成功するようになることや、抱えていた問題が解決することも感謝することで得られる幸せ効果です。
また、人間関係が良くなったり、健康を手に入れることができたり、さらには自分に自信まで持てるようになる!
日々物事に感謝することだけで、人生が好転しだすのです。
これらの幸せ効果を想像してみるだけでも、楽しい気分になりませんか?
感謝することを実践していけば、実際に毎日が楽しくなっていきます。
「楽しい」という感情も、もちろんポジティブな感情です。
日々楽しい気持ちを実感しながら過ごしていられるというのは、とても幸せなことですよね。
感謝することは、生きることさえも楽しくしてくれるほど、幸せをもたらしてくれるのです。
生きることが楽しくなる
人は、ストレスや不満を抱えていたら、幸せを実感できずに人生さえもつまらなく思えます。
生きていくことに楽しみを見つけられないというのは、とても苦しいはずです。
生きる意味を自問自答するばかりで、心はどんどん内向きに…ネガティブへと傾いていってしまいます。
確かにその状態では、感謝の気持ちすら生まれないかもしれません。
でも、意識的に感謝することを探してみるとき、心はポジティブになっています。
物事の良い面を見てありがたく思う気持ちは、人を笑顔に、幸せで満たしてくれるものです。
ある僧侶が、「人は幸せだから感謝するのではなく、感謝が人を幸せにする」と語っているそう。
幸せな気持ちになれたからこそできるのが感謝と思いがちですが、本来、人を幸せにしてくれるのは感謝の気持ちだということです。
だから幸せな人は、いつだって感謝の気持ちを忘れません。
日々便利な生活が出来ていることも、家族や友人がいることも、晴れた日も雨の日も、日常が感謝で溢れているから幸せで、充実した日々を送ることができるのです。
「感謝すること」は、それ自体が幸せなことであり、日々を楽しくしてくれるもの。
誰もが「幸せになりたい」と願っていると思いますが、それならまず、身近な感謝や幸せに気づくことが大切なのです。
感謝をしないとどうなってしまう?
感謝することにはたくさんの幸せ効果があることが分かりましたね。
では、感謝をしないとどうなってしまうのでしょうか。