一人暮らしを始めると、帰宅時間・食べるもの・時間の使い方など全てを自分軸で好きなように決められるので、何にも縛られない生活を何よりも良いものに感じてしまうかもしれません。
しかし、ふとした瞬間に寂しさは顔を出すもの。
電気のついていない部屋に帰ってきたり一人で食事をしている時、つい実家での暮らしや両親のこと、地元の友達のことを思い出しては帰りたくなる人も少なくないと思います。
そこで今回は、地元に帰りたいと思ってしまう原因とその対処方法について解説していきます。
実家や地元の良さというのは 離れてこそ分かるもの 。
自分にとって地元がどれだけ大きな存在なのかを知り、これからも大切にしてくださいね。
地元に帰りたいと思う7個の理由
一人暮らしを始めると、ふつふつと湧いてくるのが 地元に帰りたいという気持ち 。
これは誰もが一度は経験することだと思いますが、そもそもなぜ一人暮らしをすると地元に帰りたくなるのでしょうか。
ここでは地元に帰りたいと思う心境について一つ一つ解説していきます。
1.実家が恋しい
地元に帰りたいと思う一番の理由として実家が恋しいことが挙げられます。
一人暮らしでも寮生活でも、親元を離れて暮らすようになると感じる「実家が恋しい」という気持ちは、地元に帰りたいと思う一番の動機になることがほとんどです。
地元に帰るということは、つまり実家に帰りたいということ。
地元に帰りたい気持ちが湧いてきているということは、何より 実家が恋しくなっている ということです。
帰りたい気持ちが強くなる
慣れ親しんだ実家の景色や匂い、聞きなれた声、親や兄弟の存在など、家を出るまでの十数年の記憶が詰まっているのが実家です。
家を出るまではそれが自分にとっての当たり前であり、そこが恵まれた環境であったことも与えられた環境であったことも、全て気づくのは実家を出てからです。
家族と食卓を囲むこと、帰ると「おかえり」という声が聞こえてくること、家族がそこに居ること、ずっと過ごしてきた場所が一番安心できること。
一人暮らしをして 一つ一つが当たり前ではない ことに気付くと、家族の存在や実家という場所がとてもありがたく感じられるものです。
そんなありがたみに気付いたとき、無性に帰りたくなるのが人の心理です。
当たり前だと思ってそのありがたさに気付かずに過ごしていた自分を悔やみ、ありがたみを知った上でもう一度その幸せを肌で実感したいと思うからです。
特に新しい土地での生活に馴染めない時は、帰りたい気持ちも強くなるでしょう。
ホームシック
ホームシックとは、知らない土地での生活に馴染めず地元が恋しく憂鬱な気持ちになることです。
一人暮らしを始めて寂しさを感じるとき、思い出すのが安心感と幸せに満ちていた記憶です。
実家のありがたみや慣れ親しんだ地元での安心感を思い出すと、帰りたい気持ちが強くなるのは当然のこと。
ホームシックになってしまうとそのことばかりを考えてしまい、帰れない現状と自分の気持ちの狭間で苦しい思いをすることになります。
気分は落ち込みがちで、新しい生活を楽しむどころか塞ぎ込んでしまうこともあります。
そんな自分を情けなく思い、どう気持ちを落ち着けたら良いのか分からず悩んでしまう人も多いでしょう。
しかし、ホームシックは誰もが一度はなるものです。
長年慣れ親しんだ場所を離れて生活するのは誰だって不安なことで、決して珍しいことでも情けないことでもありません。
むしろ地元や実家のありがたみを知りそれを恋しく思えるのは、 それだけ幸せな人生を送ってきたということ です。
それはとても幸せで誇りに思うべきことです。