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地元に帰りたい…故郷を恋しく思って...(続き4)

人は、過去の懐かしい記憶や楽しい記憶に縋りたくなる生き物です。

この先どうなるか分からない未来に進んでいくのは不安や恐怖を感じる一方で、すでに手にしているものには安心できるのです。

地元に帰りたいという気持ちは、言うなれば過去の記憶に縋りたいという気持ちです。

未来が不安で仕方ないから、安心できる地元の生活に戻りたいと感じるのです。

一人暮らしに慣れている人は地元の友達と連絡を取ることで会いたくなることも

特に一人暮らしに慣れている人は、地元の友達との連絡がきっかけで急激に地元に帰りたくなることが多いよう。

普段は意識していなくても地元の友達と連絡をとると懐かしく感じ、過去の楽しい記憶が蘇って恋しくなってしまうのです。

私たちは未来に向かって生きていかなければなりませんが、今が苦しいときほど過去に戻りたくなります。

地元に良い関係の友達がいるほどその気持ちも強く、地元で今でも仲良く遊んでいる仲間たちが羨ましく感じます。

それでも、地元にいるままでは何も変わりません。

進学や就職を機に一人暮らしを始めたということは、未来に向かって新たな一歩を踏み出したということです。

過去に戻るよりも初心を思い出して未来を切り開いていくことのほうが、自分が本当にやりたかったことを実現する上で大切です。

地元はとても大切なものですが、その場を離れても地元は地元。

消えてなくなることもないのですから、大切な場所として心に閉まっておくのも一つの手です。

帰れば懐かしい地元はいつでもそこにあるので、元気を補給してくれる場所として大切に今の生活を切り開いていきましょう。

6.辛いことが多い

地元に帰りたいと思う理由の中には、辛いことが多いこともあります。

一人暮らしを始めるときは、仕事や学校などによって生活環境がガラッと変わります。

学業に仕事、一人暮らしなど、慣れない環境に辛い気持ちになることも多いもの。

特に新社会人として就職するのを機に一人暮らしを始める場合は、仕事をすること自体が初めてです。

要領を掴めずに思い描いていたような社会人生活ができず、苦戦する人も多いのではないでしょうか。

そんなときにふと、「地元に帰りたい」という弱音が湧き上がってきてしまう人もいるのです。

仕事が上手くいかない

就職や一人暮らしなど初めてなことが同時に始まると、誰もが最初は上手くいかないことばかりです。

辛くて全て投げ出して地元に帰りたい気持ちになるのは、きっとあなただけではありません。

誰でも働き始めるときはとても不安で、上手くいかない仕事に自分が嫌になってしまうもの。

ましてや生活環境も変わっているため、精神的に不安定になるのも当然でしょう。

また新しい環境では、仕事以外にも人間関係で辛くなってしまうことがあります。

人間関係が上手くいかないことも、辛い気持ちに追い打ちをかけるのではないでしょうか。

人間関係がうまくいかない

仕事が上手くいかなくても、人間関係が構築できていれば様々な場面で支えてもらえて心強いですよね。

しかしなかなか人間関係を構築できずにいると、職場でも一人ぼっちになってしまいます。

困っても相談する相手も頼れる相手もいません。

家に帰っても一人、近所にも愚痴を聞いてくれるような友達もいない。

そんな環境下に置かれたら、誰であっても耐えられないほどの孤独感に襲われるでしょう。

それまでの生活がいかに恵まれていたのかを考えては、「地元に帰りたい」という気持ちはどんどん強くなってしまいます。

新生活に馴染めずにいると、人は弱い部分がどんどん出てきて押し潰されそうになるもの。

人間関係が上手くいかないと、辛さに耐えきれずに地元に帰りたくなる気持ちも分かりますが、そこで地元に帰ってしまったらやりたいと思っていた夢も、叶えることができないまま終わってしまいます。

地元は安心できて居心地が良いかもしれませんが、そこにやりたいことがないからこそ地元を離れたはず。

今は人間関係が辛くてくじけそうな気持ちが強いと思いますが、目的は人間関係ではないことを思い出せば少し気持ちを立て直すことができるのではないでしょうか。