CoCoSiA(ココシア)

「会社のために働く人」と「自分のた...(続き4)

上司はあなたならできると思っているからこそ仕事を振っています。

一度引き受けたうえで、「仕事の内容をよくよく見直したのですが、この内容ですと○人月かかり、仕事が間に合わない可能性があるので、フォローを1人つけてほしい。」と具体的な内容を伝えることが大切だといえるでしょう。

「会社のために働く人」は仕事を断らない

「会社のために働く人」というのは、上司から与えられた仕事は絶対だと思っています
そのため、自分のキャパを超えた仕事であっても、仕事は断らず、残業や休日出勤をして仕事をこなそうとします。

しかし、人の集中力というのは長い時間は続きません。

頑張って長時間働いたとしても、ミスや失敗が目立つようになってしまい、思うように成果を出せなくなってしまいます。

仕事は断らないことが大切なのではありません。

達成することが一番の目的なのです。

「自分のために働く人」はキャパ以上の仕事を受けない

逆に「自分のために働く人」というのは、自分の仕事のキャパというのを分かっています。

そのため、仕事を与えられたときに、自分のキャパを超えていると判断をしたら、仕事の一部を断ったり、変わりの案をきちんと上司に提案することができます。

自分ができる範囲というのをきちんと理解しているため、上司としても対処をしやすいといえるでしょう。

また、自分のキャパの範囲であれば、完璧に仕事をこなすことも多いため、評価にもつながるケースが高いと言えます。

もちろん、すぐに断ったり、仕事量を減らしたのにも関わらずミスが多いのは大問題ですが、自分のために働く人は、失敗したら自分がどう思われるかも理解している人が多く、自分の評価を下げるようなミスをしない人がほとんどだといえるでしょう。

ルールに縛られない

会社にはたくさんのルールがあります。

定款、就業規則、購買、販売…等、たくさんのルールがあります。

とはいえ、ルールは完璧なものはありません。

ルールというのは改善をして、よくしていくもの。

そのため、このルールに縛られて動いている人は、ルールを第一に考えるため、柔軟な頭で物事を考えることができなくなっています。

「会社のために働く人」はルールに縛られている

「会社のために働く人」は、会社のルールが絶対と考えており、ルールを変えようという発想がありません。

ルールの中で、いかにどうやるかを考えるため、柔軟な発想が出てこず、手際が悪いという人が多くいます。

ルールに縛られているため、会社のルールを破ることはできないという発想をもっており、上司にそんな相談をしたら怒られるに違いないと考えています。

真面目ともいえるのですが、ルールに縛られすぎてしまうと、仕事が行き詰ってしまうことも多く、新しい発想が出てこないともいえるでしょう。

「自分のために働く人」は臨機応変に対応できる

逆に、自分のために働くことができる人は、臨機応変な対応ができるため、ルールなどにとらわれず、仕事をこなすことができます。

効率的なやり方や、今よりも良い方法が見つかれば素直に提案することができますし、ルールを変える勇気というもの持ち合わせています。

発想力も豊かであるため、仕事内容も良いものを作り上げられますし、周りを満足させるパフォーマンスを出すことも可能です。

理由もなく働いている

なぜその仕事を選んだのか?という質問に対して、きちんと答えられる人はどれくらいいるのでしょうか?

「会社から与えられた仕事だから。」「自分ができるものがこれだから。」という回答の人は、会社のために働く人となっています。

自分のために働く人というのは、自分のキャリアをしっかりと考え、目標をもって業務に取り組んでいます。

そのため仕事内容に対して、自分がやるべき仕事ではないととらえたときは、すぐに断ることができますし、自分のスキルがあがる仕事だと判断したら、全力で取り組むことができます。

逆に、自分の仕事に対する軸がしっかりしていない人は、いろんな仕事を投げられる傾向あり、会社に良いように使われてしまいます。

結果、仕事量がどんどん膨れ上がってしまったり、雑用まで任せられてしまい、残業を余儀なくされてしまうという人が多いといえるでしょう。

「会社のために働く人」は目標もなく働いている

「会社のために働く人」は、自分がどうなりたいという姿はなく、会社に言われるがまま、目標もなく働いている傾向にあります。

そのため、「イエスマン」になってしまい、言いように使われてしまうのがオチだといえるでしょう。