ですが、なかなか適材適所を考えながら選ぶとなるとそうはいかない場面もあるでしょう。
もちろん適材適所で選んで行くということも重要ではある一方で、グループで作業する場合は、そのグループ内の人との相性がどうであるかということを確認することも重要です。
途中で投げてしまう人も・・・?
会社の仕事であれば、そう簡単に投げ出す人も少ないかもしれませんが、これが非営利団体だと投げ出してしまう人も一定数います。
著者が所属している子供会においても、頑として子供会の行事に参加しない人はいました。
子供会だと非営利団体だから、やめたらいいのではないかと思われるかもしれませんが、地域によっては、その子供会の加入は強制で辞めるという選択肢自体がないというところもあります。
ですので、そのような地域に住んでいる場合はどうするかと言うと、役員にあたっても頑として子供会の行事や役員の集まりに出席しないという形で抗議するようになります。
もし、そのような状態になると、子供会などにおいても必要だと思っている人が、その人のフォローをする形になってしまうのです。
仕事においても、もし役割分担を投げてしまうような人がいると、他の人が埋め合わせをするような形になります。
そうなると、やはり仕事を投げ出した人と、それをフォローする側の人とで納得がいかず悪口が出てくることもよくあります。
役割分担を決めるときの6個のポイント!こんな所に注目しよう!
では、役割分担を決める時は、どのようにしたら良いのでしょうか?
確かに適材適所は人それぞれ違いますし、人同士の相性などもありますので、そう簡単にはいかないかもしれません。
すべてを叶えることは難しくても、なるべくどちらもクリアできた方が物事はすんなりと進みます。
ですので、今回は役割分担を決める時のポイントを見ていきましょう。
1.どの様な役割があるのかを確認
まず知るべきことは、どんな役割があるのかということです。
例えば会長、副会長、書記というような役割があるというところもあるでしょう。
例えばトイレ掃除、ゴミ捨てというような役割がある可能性もあります。
そんなふうに、役割分担と一口で言っても、その役割分担はそれぞれです。
だからこそ、どのような役割があるかを洗い出す必要性があります。
ただ他の人とも協力して役割を洗い出すようにしましょう。
一人だけだと、ついつい見落としてしまうような役割もあります。
営利団体にせよ非営利団体にせよ、あまりそのような役割をやりたくないというような人がいる場合は、もし追加で新たな役割が出てきたということになると、不安を抱く可能性があります。
ですので、それを防ぐためにも、この役割を洗い出す段階は多くの人とやった方が良いです。
どの様にして役割を分けるのか
さらに、その役割分担をどのように回していくかというのも重要です。
例えば先程話した子供会の役割だと、ランダムで割り当てられることも多いです。
もしくは話し合いやじゃんけんくじというような方法で選ばれることもあります。
そして上記で触れたような役割が、トイレ掃除であったりゴミ捨てという場合だと、多くの場合は誰がやってもそんなに差は出ません。
少々丁寧さに差が出るぐらいで、そこまで大きく支障が出るというような仕事内容ではないとも言えるでしょう。
そのような場合は、人数によって曜日ごとで振り替えたりすることで解決することもあります。
ただ、やはりものによっては適材適所で選んだ場合が良い方があるでしょう。
そのような場合は、話し合いで決めるというような方法もあります。
このように役割の決め方というのは本当に多岐にわたります。
人数はどれほど必要なのか
さらに、その役割をするには、どれくらいの人数が必要なのかということを考えておく必要があります。
一人でできるというようであれば問題がないですが、一人の仕事量としては絶対的に多いような役割を一人にさせるというのは難しいです。
よくて途中で投げ出すようになり、悪ければストレス性の病気で交代を余儀なくされることがあります。
ですので、人数がどれほど必要で、どれぐらいの仕事量があるのかということも、しっかりと把握しておきましょう。