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役割分担を決めるときの6個のポイン...(続き4)

その上で冷静に考えていく必要があります。

私は主婦ですので、経験上子供会の話になりますが、著者が役員をやった時はその会長が主に負担が重い形になっていました。

ですので、やはりそのようなことは割り切ってやっていかないと潰れていく人がいるという話も聞いたことがあります。

ですので、作業量がどれほど必要なことなのかを適切に判断することは非常に重要です。

2.誰がいるのかを確認

そしてその所属しているところに、どのような人がいるかということを確認しましょう。

例えば事務仕事の中で担当を決めるとしたら、電話応対が得意な人もいますし、パソコンが得意な人もいます。

ですので、そのような得意な仕事をお互いにやることで、仕事もスムーズにもなりますし、お互いのストレスにもなりにくいです。

家族であれば得意なこと不得意なことを理解している

一緒に生活をしている家族であれば、得意なことと不得意なことというのは、ある程度理解ができます。

例えば、掃除が苦手な人もいれば、汚い場所にすぐ気付く人もいるでしょう。

このように人の感性というのも、ある程度家族によって違いがありますので、そのような感性が豊かな人の方がその役割を担ってくれたり、指摘をしてくれることで解決することがあります。

このように、家族は長く一緒にいるので、得手不得手もはっきりとわかります。

家族は一番身近な集団生活の場です。

ですので、お互いに得意なことを出し合い補っていくことで家庭生活をうまく回していくことができます。

3.本人にも希望を聞く

そして最も重要なことは、本人の希望をしっかりと聞くことです。

特に仕事関係であったり、家族関係であれば、その希望をしっかりと聞くことでモチベーションが変わってきます。

納得がいかない状態で無理にする仕事は、良いパフォーマンスを生むことはできません。

仕事に関しては、それが利益につながりますし、家庭生活においては家庭の雰囲気に影響が出ることがあります。

ですので本人の希望をしっかり聞くようにしましょう。

ただ例外は、子供会のようなサークルです。

このようなサークルは公平性に重きを置いているので、あまり希望を聞くということをすることはなく、ランダムで決めるということもあります。

その分非営利団体ですので、そのようなパフォーマンスを期待していないような集まりでもあります。

勝手に決めずに希望を聞くことも重要

少なくとも良いパフォーマンスを出したいということであれば、やはり希望を聞くということは重要です。

そのためにも勝手に決めないようにしましょう。

「あの人は人前で話すことが多いから、きっと大丈夫なはず」と思って多くの人の前で発言するような役割を与えてみたけれど、実際はそのようなことを苦痛に感じながらやっているというケースもあります。

多くの場合は得意なことというのは自分からやりたいというアピールをするものです。

「この人は得意だろう」と思い込まず、まずは希望を聞くということを重要視してください。

やりたくないものを第一に聞くことも重要

やりたいことがない人は、あまり声を上げづらいことはあります。

ですが、たいていの人はやりたくないことというのは明確であるケースが多いです。

人見知りな人であれば、人前で発言をする仕事は避けたいところでしょう。

パソコンが苦手な人はパソコンでの作業を真っ先に避けます。

仮にそのような人に無理にその仕事をお願いしても、発言がうまくいかずグダグダになる可能性もあります。

パソコン作業が苦手ということであれば、時間がかかりパフォーマンスがあまり良くないというような状態にもなり得ます。

もしやりたい仕事ということで希望が出なかったら、是非ともやりたくないものを聞いてみるようにしましょう。

多くの人は自分がどのような不得手があるのかというのをはっきりと認識しています。

ですのでやりたくない仕事を上げ、その上で行っても大丈夫そうな仕事があればそれを引き受けてくれる可能性があります。