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電車やバスで隣に座る異性の心理。わ...(続き5)

過去に嫌な思いをしたことがある人が多いからです。

仕事で疲れ果ててついウトウトしたときに触られたとか、向かいに座った男性がスカートの中を覗こうとしていたとか…。

隣に座った男性がそのような下心を持っていなかったとしても、過去に嫌なことをしてきた男の容姿や臭いに似ているだけで気持ち悪くなることだってあります。

一部の男のせいでそのようなストレスを抱えなければ電車に乗れないなんて不幸です。

避けられた男性からすると嫌な気持ちになるかもしれませんが、その女性に対して苛立つのは可哀想なので、態度には出さないであげましょう。

実は多くの人が隣を気にしていない?

特段の理由なく、ただ席が空いたから座っただけという人が大半ですから、いちいち隣がどんな人かを気にする人はあまりいません。

気になることがあるとすれば、見るからに不潔であったり、異臭を放っていたり、隣の席に誰かが座るのを阻止するために足を広げて座っているなど、誰がどう見ても危険度高めな人の場合だけです。

それですら、疲れ切っているときにはおかまいなしに座ることだってあります。

気にしているのは隣に座られたと思う人たち

隣の人を気にするのは、座った人より座られた人です。

パーソナルスペースというのがあって、個人的な関係を持たない人との間に取る距離、これを公衆距離というのですが、平均は3.5mとされています。

それ以外にも、業務上の相手であれば失礼のない1.2~3.5mを保とうとする社会距離、親しい友人なら不快ではない45cm~1.2mの個体距離、そして家族や恋人になら許せる0cm~45cmの密接距離があります。

電車やパーティなどの場は、密接距離に他人が入り込んできます。

本来であれば赤の他人なので公衆距離の3.5mを保ちたいところなのですが、そういうわけにもいきません。

そのため、多くの人は特殊な場においてはパーソナルスペースのスイッチを切っています。

スイッチをオフにできない人が異常に気になるというわけです。

また、このパーソナルスペースが極めて狭い人もいます。

普段から人との距離が近すぎる人は、どこであっても他人と密接することに抵抗がなく、何も考えずに隣に座ってくるでしょう。

変に警戒をするのではなく座ってきたと思うだけで良い

相手が見るからに怪しい人でない限り、隣に座られたことを警戒する必要はありません。

空席だったから座ったのだろう、くらいに思っておけば良いでしょう。

警戒するとそれが視線に出るので、やむおえず座った側からすると居心地が悪くなってしまうし、因縁をつけられると思って警戒し返してくることがあります。

せっかく座れたのにお互い嫌な気持ちになってしまうので、隣に座られても仕方がない状況にあるときは、警戒心を解くべきといえます。

もし嫌な思いをするのであれば移動をする

最初は警戒心を持たずに、ただ隣に人が座ったなと認識しただけだったとしても、その後で嫌な思いをするなら移動しましょう。

電車で言えば、スマホやカバンを漁り出して肘鉄される、電話で話し出す、やたらと見てくるなどです。

パーティなどでは、いきなり説教や自慢話をする、見下してくる、下心丸出しなどが挙げられます。

露骨に立ち上がると文句を言われるかも

嫌な思いをするってことは、その隣人は多少なり変な人です。

マトモではないと考えると、嫌悪感を露骨に示しながら立ち上がるのは控えた方が良いでしょう。

文句を言われたりするかもしれませんから。

周囲に多くの人がいるなら人の中に紛れ込んで逃げればいいですが、そうでなければ用事があるフリをしましょう。

電車なら次の駅で降りて車両を変えるのが最も良さそうです。

中には本当にヤバイ奴もいる

上記までは、特別な意味を持たずに隣に座ってくる人の話が中心でした。

しかし世の中には本当にヤバい奴もいることはたしかです。

どう見ても他に席がたくさんあるのに隣にあえて座っているとしか思えない人には注意しましょう。

「トナラー」と呼ぶらしい

ガラガラの電車や喫茶店でわざわざ隣に座ってくる人のことを「トナラー」と呼ぶそうです。